2011年~2017年
東日本大震災復興関連事業

(1) JET青年記念プロジェクト

日米センターでは、JETプログラムにより来日し、外国語指導助手として活躍中に東日本大震災の犠牲となった米国出身のテイラー・アンダーソンさんとモンゴメリ・ディクソンさんの業績を称え、両氏が日米交流に託した遺志を継ぐことを目的に、それぞれの出身大学において日米交流促進に資する5ヵ年の記念プロジェクトを実施しました。

テイラー・アンダーソン記念プロジェクト 2011年12月~2016年8月
テイラー・アンダーソンさん
宮城県石巻市に勤務
出身校:ランドルフ・メーコン・カレッジ別サイトへ移動します(バージニア州)
プレスリリースはこちら【PDF:186 KB】

モンゴメリ・ディクソン記念プロジェクト 2012年6月〜2017年5月
モンゴメリ・ディクソンさん
岩手県陸前高田市に勤務、国際交流基金・全国JET日本語教授法研修修了生
出身校:アラスカ大学アンカレジ校別サイトへ移動します(アラスカ州)
プレスリリースはこちら【PDF:178 KB】

(2) キズナ強化プロジェクト(米国部分実施)別サイトへ移動します 2012年~2013年

東日本大震災復興支援事業の一環として行われた青少年交流事業です。全米各地で、震災や復興状況について発信するとともに、日本の被災地の高校生・大学生など約1,200名がアメリカへ派遣されました。 また、約1,000名のアメリカ人高校生が、2週間の日程で被災地を訪問しました。

(3) 東日本大震災被災地と米国をつなぐ「元気メール」プロジェクト 2011年

若者達を代表して5名の米国人ジャーナリストが2011年6月26日から7月4日まで来日し、被災地の宮城県気仙沼市、石巻市、岩手県陸前高田市、そして、東京、神戸を訪問し、米国各地の小学生に呼びかけて集めた7千通もの応援メッセージ(「元気メール」)は7千通にも及びました。「元気メール」では、「心配しないで。私たちがいます。独り小学校や避難所などへ届けました。

報告書はこちら【PDF:3MB】

2011年~2013年
米国アジア専門家招へいプログラム

米国アジア専門家招へいは、2010年11月に行われた日米首脳会談の際に公表された「日米同盟深化のための日米交流強化」イニシアチブの一環として企画され、米国のアジア専門家を1週間のグループ招へいを3回行い、そこで日本の政・官・学・財・市民社会のリーダーならびにアジア政策関係者・研究者との対話・意見交換を行いました。

招へい者リストはこちら【PDF:141 KB】

2009年~2014年
米国国際関係論専攻大学院生招へいプログラム

日米センターは、「米国における知日派の育成」という将来の日米関係の深化と発展のために必要な取り組みの一環として、米国の大学院で国際関係を専攻する優秀な大学院生を10日ほど日本に招へいするプログラムを、国際関係専攻大学院連合(Association of Professional Schools of International Affairs=APSIA別サイトへ移動しますと共催で6回実施しました。訪日期間中、日本の各界要人・知的コミュニティや関心分野を共有する各界の専門家との交流を行うほか、東日本大震災の被災地を訪れて被災状況や復興計画等について学びました。

2009年~2010年
米国ジャーナリズム専攻大学院生招へいプログラム

日米センターは、「米国における知日派の育成」という将来の日米関係の深化と発展のために必要な取り組みの一環として、米国の有力大学でジャーナリズムを専攻する大学院生を10日ほど日本に招へいするプログラムを、米国のエマーソン大学別サイトへ移動しますに対する助成事業として2回実施しました。訪日した大学院生は、滞在期間中、日本の大学院生との交流、メディア関係者、学者、文化人との懇談、関係機関の視察を行ないました。

プログラム・レポートはこちら【PDF:4.2MB】

2006年~2010年
米国若手指導ネットワーク・プログラム

将来、米国の外交政策や世論形成に関与することが期待される若手研究者、政府・議会関係者、実務家、実業家などを、日米知的交流の層を厚くすることを目的として外務省と共催で2007 年から2010年の4回に分け、計22人を招へいしました。

招へい者リストはこちら【PDF:181 KB】

2007年
災害の経験と未来への教訓プロジェクト

日米センターは、在ニューオリンズ日本国総領事館、ルイジアナ州立博物館、人と防災未来センターと共催で、神戸の震災の記憶を語り継ぐために、カトリーナ水害からの復興に取り組むニューオリンズに「災害語り継ぎ」の派遣団を10日程派遣し、現地で公開シンポジウムを開催しました。

事業レポート(「震災語り継ぎひまわり団ニューオリンズに行く」小林郁雄氏寄稿)はこちら【PDF:256 KB】

2006年
ハリケーン・カトリーナ災害復興協力のための日米対話プロジェクト

ニューオリンズ市を中心としたハリケーン・カトリーナの被災地から、行政、学界、市民活動などの復興に携わる関係者グループ関係者8名を日本に招へいし、神戸と東京において日本の災害復興に関わる立法、行政、学界、市民活動などの関係者と意見交換や視察を行ない、東京では公開シンポジウムを行いました。

シンポジウムの報告書はこちら【PDF:4.4MB】

2004年~2008年
日米イノベーターズ・プロジェクト

日米センターは、2007年に設立100周年を迎えるジャパン・ソサエティ別サイトへ移動します(ニューヨーク)の記念事業である「イノベーターズ・プロジェクト」を共催で実施しました。この事業では、日米で活躍する「革新者(イノベーター)」を選出し、テーマ毎に分科会を設立して、イノベーター同士のネットワーク化を図り、実業家や社会的起業家、建築家、芸術家、ジャーナリスト、教育専門家など50人以上の日米のイノベーターが交流しました。

1998年~2007年
NPOフェローシップ・プログラム

日本の非営利セクターの中堅スタッフに、米国のNPOでの中長期の現場経験を通じ、非営利組織のマネジメントに関する研修を行う機会を提供するプログラムです。1998年のパイロット事業からスタートして第8期まで延べ37名のフェローを米国に派遣しました。

フェロー・リストはこちら【PDF:219 KB】

フェロー報告書はこちら