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ワシントンから次世代の知日派育成を支援するNPOの試み
「センター・フォー・プロフェッショナル・エクスチェンジ(CEPEX)」


多田幸雄
CEPEX理事長 多田幸雄

CEPEX(シーペックス)は、米国で次世代の知日派育成を支援する501(C)3格の非営利組織で、所謂「国際ハローワーク」的な役割を担うことを活動方針としている。http://cepex.org/about.html

CEPEXは「センター・フォー・プロフェッショナル・エクスチェンジ」の略字で、日米専門家の先細りの問題意識を共有する在ワシントン有識者の総意により2005年に設立された。日本語で内容を表すと「日米国際戦略高等教育交流専門家育成推進機関」。しかし、この名称を使わなかったのは設立準備に際して、半年かけて官民学の各界有識者を多数招いて行なった公開討論の結果である。次世代の米国の知日派育成を支援する新しい組織であれば、国際的(International)、戦略的(Strategic)、高等(Advanced)であることは、目標ではなく大前提。それらを使用したのは冷戦時代の発想で21世紀ではより進んだアプローチが必要と、最近話題のスマート・パワー的な発想で幾つか候補が出されたが、最後の決め手になったのは一番簡単なドメイン名。CEPEXhttp://cepex.org が取得できたことから遡って作られた造語で、それをシーペックスとしたのは英語の韻が良いという助言から。こうした展開は日本人関係者の内なる議論だけでは、決して出てこなかったと改めて思う。そしてこの日米官民学合同の自由討論によるアプローチ自体がCEPEXの性格を良く表している。創設メンバーは全員、これまでに何らかの形で長年、日米交流に関わっており、お陰様で設立翌年2006年6月には米歳入庁より非課税501(C)3を取得。名実共に米国のNPOとして活動を続け、多くの提携協力機関に恵まれてきたので、その経緯と近況を以下にお伝えしたい。

発端は80年代後半から財界活動の一環で、日米通商交渉の裏方として取組んだ個人体験。当時トラックツーとして東京で始めたブラウンバック・ランチ(BBL)は90年代半ばには国際交流基金日米センターと共催、同国際会議場で安倍フェローを交えた大々的なBBLに発展。そんな経験からワシントン赴任後も有志を募って日本の大学・研究機関の研修やインターンシップの支援を行なってきた。なかでもバージニア州フェアファックス郡公立小学校の日本語イマーション・プログラムへの支援は17年目に入っており、国際交流基金日米センターの協力も頂いている。

そして何より重要なのはワシントンの存在そのもの。「日本には政策系学部や大学院が多数あるが、世界の政策形成の拠点であるワシントンの諸機関と体系的に結びついて知的交流を行なっている機関は少ない。ワシントンには重要なソフトインフラ(人材、情報)が備わっており、日本の高等教育機関にとっては宝の山。これを活用しない手はない。」などと、当時ワシントンに滞在していた丸楠恭一CEPEX所長(兼東京代表)ら仲間と議論しているうち、自分たちで専門家の育成支援を持続的に行なうNPOを設立しようと決意するに至った。

* 第一の支援事業は日本の大学・研究機関がワシントンで短期研修、インターンシップを行なう際のサポート。最近では民間企業・団体にも支援を拡大している。

* 第二の支援事業は、長期滞日経験を持つ米国人の帰国後の支援。なかでもJETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme)で日本を訪れた米国人は既に数万人規模。人的交流が量的には拡大している割に次世代を担う知日派が育っていないのは、ポストJETの支援体制がバラバラであるから。これには官民学とNPOが連携する新しい仕組み作りが急務で、CEPEXではJET支援の改革案を提言する一方で、内外の関係者と連携を図りつつあり、2008年度にはJETAA(同窓会)との交流拡大を計画中。

* さらに日本を理解するとともに、職業的専門性を持つ米国人が増えていくことを願って情宣活動も重視。国際交流基金日米センターと日商岩井国際交流財団の協力を頂いて、2006年9月のジョージタウン大学での「500年に亘る日本と西洋の専門家交流」シンポジウムを皮切りに、世界銀行との連携により2007年は2月にテネシー州のバンダービルト大学、10月にはアトランタのエモリー大学で「知識経済による日本復活」セミナーを2回開催した。アトランタでは小川総領事他、日米協会、日本商工会議所の方々のご協力を頂いた。2008年は2月初旬にノースカロライナ州で「日米先端技術交流」セミナー、2月下旬には初めて東京にて「日米医学交流」セミナーを企画中である。
http://www.cepex.org/event.html

ジョージタウン大学でのシンポジウムの様子 バンダービルト大学でのセミナーの様子

ジョージタウン大学でのシンポジウムの様子

バンダービルト大学でのセミナーの様子

このようにCEPEXは4年目を迎え、ワシントンならではという基本路線を守りつつも、多方面に活動領域を広げつつあり、中長期で日米交流をより一層進展させていければとメンバー一同、切に願っている。最後に設立以来の国際交流基金日米センターのご理解とご支援に心から感謝したい。

 

 
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