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CGPJANM 共催 公開シンポジウム
変わりゆく日本のイメージ?-米メディア界で活躍する日系人の見方-」報告

公開イベント

CGPJANM 共催 公開シンポジウム U.S.-Japan Symposium

「変わりゆく日本のイメージ?−米メディア界で活躍する日系人の見方−」“Is the Image of Japan Changing? - Perspectives of Japanese Americans in Media”


開催報告


日時: 2007年10月11日 木曜日 
14時から16時30分
会場: 経団連ホール
共催: 国際交流基金日米センター
CGP)、全米日系人博物館
後援: 社団法人日本経済団体連合会
会場の様子

国際交流基金日米センター(以下CGP)は、日本と米国の長期的な関係強化を目的として、日系アメリカ人と日本との間の様々な交流事業を実施しています。その一環として、さる2007年10月11日木曜日に東京・経団連会館にて、全米日系人博物館(在米国、ロサンゼルス)との共催により、公開シンポジウム「変わりゆく日本のイメージ?−米メディア界で活躍する日系人の見方−」(英題:“Is the Image of Japan Changing?-Perspectives of Japanese Americans in Media”)を開催しました。本シンポジウムでは、ダニエル・イノウエ米国連邦上院議員、長谷川閑史日本経済団体連合会アメリカ委員長の基調講演に続き、米国のメディア界で活躍する日系人ジャーナリストら3名の方々が、それぞれの個人的体験や視点を踏まえつつ、米国における対日イメージの変遷や、日米相互理解深化のためのメディアの役割について、画像・映像を用いた切れのよい発表と活発な意見交換を行いました。当日は研究者、政府関係者、企業関係者、メディア関係者、NGONPO関係者の方々から学生まで幅広い層に渡る300名近くの皆さまのご来場を頂きました。


プログラム(敬称略)

※詳細については、当日配布プログラム【PDF:2,523KB】をご参照下さい。

  【来賓挨拶】
河野雅治外務審議官

【基調講演】 
日米関係はどう変わってきたか
ダニエル・イノウエ(米国上院議員/上院商務・科学・運輸委員会委員長)
長谷川閑史(日本経団連アメリカ委員会委員長・武田薬品工業社長)

【パネルディスカッション】
第一部 発表 「変わりゆく日本のイメージ?−米メディア界で活躍する日系人の見方−」
第二部 討議 Q&A

<パネリスト>
サチ・コト(サチ・コト・コミュニケーションズ社長/元CNNニュース・アンカー)
フランク・バックレー(ロサンゼルスKTLAニュース・アンカー/元CNN ニュース特派員)
アイリス・ヤマシタ(映画「硫黄島からの手紙」脚本家)

<モデレーター>
沼田貞昭(国際交流基金日米センター所長)

【閉会挨拶】
アイリーン・ヒラノ
(全米日系人博物館館長)

<司会>
海部優子(全米日系人博物館副館長)
  • 日英同時通訳
  • 参加無料
*開催案内の詳細はこちら

概要

ダニエル・イノウエ米国連邦上院議員、長谷川閑史日本経済団体連合会アメリカ委員長(武田薬品工業(株)社長)が、「日米関係はどう変わってきたか」(英題:Overview of U.S.-Japan Relationship)をテーマに基調講演を行い、それぞれ政治的、経済的視点から、日米関係のあゆみや日本と日系人との交流への取り組みと将来の展望について語りました。今回のシンポジウムのような事業を通じて、継続的に日系アメリカ人と日本人との交流を深めていくことの大切さを強調されました。 ダニエル・イノウエ
ダニエル・イノウエ氏
続いてパネル・ディスカッションでは、冒頭にモデレーターの沼田貞昭当センター所長が、自身の外務報道官としての経験を踏まえつつ米国の対日感の変遷について概観し、日系アメリカ人はそれを肌で感じてきた人たちであり、米国における対日イメージ形成や市民間の相互理解のために大きな役割を果たしうる存在であると語りました。 長谷川閑史
長谷川閑史氏
—サチ・コト氏(元CNNアンカー)は、米国大手メディアが描いてきた日本の姿の変遷を、政治・経済・文化面を含む総合的な視点から、ニュースのスライドを駆使して発表しました。また、日本人の英語力不足に関する事例(engrish.com等)を紹介し、日本の発信力を高め「より良き地球市民」となるために英語力強化が必要であると鋭く指摘しました。 サチ・コト
サチ・コト氏
—フランク・バックレー氏(KTLAアンカー)は、神戸大震災の時の神戸での報道経験や、CNNの24時間放送における日本の報道振りなどを紹介しました。また、バックレー氏は日本紹介番組をご自身で製作・放映した経験から、その映像をDVDで紹介しました(広島の被爆者の声、外務省とCGPが共催する日系人リーダー訪日事業の紹介など)。 フランク・バックレー
フランク・バックレー氏
—アイリス・ヤマシタ氏(映画『硫黄島からの手紙』脚本家)は、1950年代から現在までの米国の映画において映された日本のイメージ、またそれが政治に与えた影響をスライドを用いて発表しました。また、『硫黄島からの手紙』の製作を通じ、正しい日本の姿を投影するための苦労と意義などを語りました。 アイリス・ヤマシタ
アイリス・ヤマシタ氏
発表の様子(サチ・コト氏)の写真
発表の様子(サチ・コト氏)

その後のディスカッションおよびQ&Aでは、日系のアメリカ人から見た日本のイメージと非日系のアメリカ人から見たイメージの差異について、また、日本の肯定的なイメージが報道される一方で反日的な見方が台頭する可能性についての質問や、パネリスト個人の経験に関する質問などが出されました。パネリストの方々は、日系人の多様性を強調しながら、それぞれの意見を述べ、「非日系のアメリカ人に比べて、日系人の多くは、日本で暮らしたことがないとしても、育つ中で日本文化や伝統について祖父母や両親から教えてもらう機会があり、それらが日本に対する見方に影響を与えている」などと回答しました。フランク氏は、「日系人が報道の場で働くことによって、日本人や日本の制度について誤ったイメージが作られるようなことがある場合、あるいは正確でない情報・恐れ・無知に基づいて作られたイメージがある場合に、それは正確にはそうではないと正せるようになる」と述べる一方で、「日系ジャーナリストとしての私の役割は、日本のプラスのイメージばかりを報道することではなく、均衡の取れた見方を提供すること」と語りました。ヤマシタ氏は、『硫黄島からの手紙』の脚本が採用された経緯を思い起こし、「日系人はアメリカの中でマイノリティであるけれども、だからこそできる仕事がある」と話しました。

シンポジウム終了後、参加者の方々からは、「パネリストは3名それぞれの視点が違い、バランスが取れていた。発表の巧みさは、さすがメディア界の第一線で活躍するプロだと思った」「メディアに興味を持って聞きに来たが、日系アメリカ人についての理解を深めることができて有意義であった」との感想、また「もっとパネルディスカッションを聞きたかった」といったご意見もいただきました。サチ・コト氏による英語力強化の訴えが大きな反響を呼び、早期英語教育の必要性に関して議論を惹起しました。


※ 関連シンポジウムの概要はこちらからご覧になれます。

2005年5月 東京(経団連会館)「日系アメリカ人と日米関係の将来」
2006年7月 米国ロサンゼルス「日米関係の新しい展望:ポップカルチャー、メディアおよびスポーツの分野で」

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