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日米センター CGPスタッフ通信
「リンカーン生誕200周年記念高校生訪米交流事業」

日米センター CGPスタッフ通信

2009年9月

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「リンカーン生誕200周年記念高校生訪米交流事業」

松尾博貴(日米センター)


2009年は奴隷解放宣言や「人民の人民による人民のための政治」で有名なゲティスバーク演説を行なった、イリノイ州出身のリンカーン大統領の生誕200周年にあたります。

この機会に、国際交流基金(ジャパンファウンデーション)日米センターでは、日米交流の次世代の担い手の育成を図り、日米両国間のパートナーシップを促進するために、(財)国際教育振興会との共催で日本の高校生6名を7月27日から8月5日まで米国(シカゴ、スプリングフィールド、ワシントンD.C.)に派遣しました。英語弁論大会で優秀な成績で選ばれた東京都の学生4名のほか、オバマ大統領にちなんで福井県小浜市の高校生2名が参加しました。一行はリンカーンゆかりの地を視察し、現在のオバマ大統領に至る米国の民主主義の歴史的意義について考察するとともに、ホームステイや高校訪問を通じ、米国の市民・青少年との交流を深めました。

アメリカの写真1 アメリカの写真2

オバマ大統領が大統領選挙当選演説を行なったシカゴでは、在シカゴ日本総領事館表敬訪問のほか、リンカーンが息を引き取ったベッド等の展示のあるシカゴ歴史博物館等の訪問と1泊2日のホームステイを行ないました。シカゴ歴史博物館では弁護士になるため法律を勉強していた時の机や暗殺され息を引き取った時のベッド等、リンカーンの遺品を生で眼にすることができました。ホームステイは1泊2日と短かったのですが、特に大きなトラブルやアクシデントはなく、どの学生もホストファミリーと仲良くなれました。

イリノイ州の州都で、リンカーンが長年暮らした地であるスプリングフィールドでは、イリノイ庁舎州視察のほか、リンカーン大統領博物館、リンカーン大統領が住んでいた家等リンカーンゆかりの場所を訪ねました。イリノイ州庁舎では州知事執務室、州議会議事堂等を見学し、アメリカ民主政治の場を実体験することができました。リンカーン大統領博物館ではリンカーンの生まれ育った粗末な家からアルバイトをしていた食料品店、弁護士事務所等を再現した展示に加え、南北戦争、奴隷解放宣言、ゲティスバーグの演説からフォード劇場での暗殺にいたるまでの政治社会的状況やリンカーン自身の心理的葛藤を当時の写真やCGを駆使してリアルにわかりやすく展示してありました。

アメリカの写真3 アメリカの写真4

ワシントンD.C.ではリンカーン記念堂、リンカーンが暗殺されたフォード劇場等の視察の他、ホワイトハウスを見学する機会に恵まれました。また在米日本大使館を表敬訪問、シドウェル学園の高校生との交流会を行ないました。フォード劇場は地下に博物館があり、リンカーンが大統領として汽車でワシントン入りするところから南北戦争、奴隷解放宣言、ゲティスバーグの演説、暗殺にいたるまでの説明展示があり、暗殺に使用された銃も展示されていました。劇場ではリンカーンが暗殺された2階ボックス席が再現されており、観客席に座りながら劇場ガイドの説明を聞きましたが、実際に暗殺事件があった劇場での説明は臨場感がありました。劇場の向かいには事件後リンカーンが担ぎ込まれ息を引き取ったピーターセンハウスという小さな宿屋があり、ベッドをはじめ当時の調度品等が忠実に再現されていました。

現在ホワイトハウス見学は国会議員の推薦状と数カ月前からの予約が必要で、原則非公開ですが、今回はダニエル・ラッセルNSC(国家安全保障会議)アジア部長の御好意や在米日本大使館の御尽力もあり特別に見学できることになりました。オーバル・オフィスと呼ばれる大統領執務室、会議室、バンケットルーム、庭園等を見学しました。通路や階段の壁にはオバマ大統領の主に外遊先で撮影された写真がたくさん飾られていました。最後に記者会見室を見学し、今回の訪米事業についてのメディアの取材を受けました。また小浜市の学生2名と随行教員より、松崎晃治・小浜市長から託されたオバマ大統領宛の親書と「I LOVE OBAMA」とデザインされたポロシャツがラッセル部長に手渡されました。

在米大使館では敷地内にある茶室「一白亭」でシドウェル学園(Sidwell Friends School)の高校生と一緒に日本の伝統文化である茶道体験をしました。またシドウェル学園を訪問し意見交換会や学校案内を通じて交流を深めることができました。

本事業はリンカーン生誕にちなんだ今年限りの事業ですが、将来の日米関係を担う青少年交流の発展に一定の効果をあげることができたと思います。



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