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日米センター CGPスタッフ通信
アメリカの次世代知日派育成を目指して
「米国国際関係論専攻大学院生招へいプログラム」報告

日米センター CGPスタッフ通信

2009年10月

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アメリカの次世代知日派育成を目指して
「米国国際関係論専攻大学院生招へいプログラム」報告

稲見綾乃(日米センター)


「米国における知日派の育成」という日米関係の深化と発展のために必要な取り組みの一環として、米国の有力大学で国際関係論を専攻する大学院生の中から選抜された学生を対象とした訪日プログラムを今年から新たに始めました。

プログラムは、日米関係についての知識のみならず、広く国際社会の文脈の中における日本とその役割についても理解を深めてもらうことを特色としています。また今回はプログラムの実施時期が国政選挙と重なったことから、変動のさなかにある日本政治の状況と、それが今後の日米関係に及ぼし得る影響についても掘り下げる機会となりました。
参加した13名の大学院生は、2009年8月17日から8月24日まで、多数の機関を訪問し、専門家と交流し、また日本の歴史と文化に触れました。
外務省、在京米国大使館、米軍基地や防衛大学校等の機関訪問を通じて、日米関係を一線で担う方々との意見交換を行うことができました。また複数の日本人研究者から、経済、政治、安全保障、環境問題に係る専門的なレクチャーを受けることによって、日本理解を促進するための学術的なインプットも得ることができました。

プログラムの写真1 プログラムの写真2

「グループ研究」の日には、個人の専門分野によって小グループに分かれ、その分野の関係機関や専門家を訪問し、今後の論文執筆や将来の進路に有益な情報とネットワークが得られました。また、日本にいる同世代の研究者や国際協力に携わる若手実務家、社会人との交流の場では、リラックスした雰囲気の中、国境を超えて志を同じくする仲間と出会えたことを喜ぶ声が聞かれ、帰国後もメールを通じて交流を続けている人もいるそうです。

行程の後半では広島と京都を訪問しました。広島では副市長表敬、平和記念資料館訪問、被爆者講話、広島平和構築人材育成センター訪問があり、世界の平和を希求する日本による取り組みについて学びました。京都では、歴史的建造物や無形文化財の見学を通じて日本の伝統文化に接し、それらが現代社会においても継承されている様子に触れました。

参加者の大部分にとっては初めての来日であるだけに、過密なスケジュールと時差による疲れをもとのもせず、自由時間を最大限活用して、日本社会を視察し、文化を楽しんでいました。

プログラムの写真3 プログラムの写真4

全日程を通して専属のアドバイザー教員の助言を受けながら、学生たちはそれぞれに感じた印象を話し合い、議論する機会を持ちました。今後は全員が共同で執筆して報告書をまとめる予定です。

参加した13名の大学院生全員が、このプログラムを通じて多様な側面から日本を知る機会を得ることができたことを評価しています。この経験をきっかけに、今後彼らが米国社会のなかで知日派として、日本とのつながりを広げてゆくことが期待されます。

本プログラムは、多くの方々のご協力を得て実現することができました。心より感謝申し上げます。

 

2009年度参加者
氏名 関心分野 大学院
Theodore Alcorn 環境(水問題) ジョンスホプキンス大学
Nicole Nakagawa 環境 カリフォルニア大学サンディエゴ校
Scott Hartley 日米関係 コロンビア大学
Ross
Matzkin-Bridger
安全保障 ジョージタウン大学
Kevin O'Driscoll 安全保障(アジア) ジョージタウン大学
Harvey Beasley パブリックディプロマシー タフツ大学
Schoen Luke 環境 タフツ大学
Timothy Little 金融政策/ビジネス デンバー大学
Michael Verba 国際経済 プリンストン大学
Lisa Vura-Weis 国際経済 プリンストン大学
Karen Tam 公衆衛生(グローバル) ミシガン大学
Sarah Berke コミュニティ開発、マイクロファイナンス ミネソタ大学
Samuel Lederer 環境 ワシントン大学


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