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日米センター CGPスタッフ通信
第5回 米国国際関係論専攻大学院生招へいプログラム 報告

日米センター CGPスタッフ通信

2013年9月

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第5回 米国国際関係論専攻大学院生招へいプログラム 報告

清水 優子(日米センター)


8月18日から27日まで、米国の国際関係大学院協会(APSIA)加盟校から選抜された大学院生15名が来日しました。5回目となる今年は、日本研究者の視点から学生に助言を行うアカデミック・アドバイザーのメアリー・マッカーシー先生(ドレイク大学准教授)と、修士課程修了後のキャリアについて助言を行うキャリア・アドバイザーのデビッド・ロバートソン氏(カリフォルニア大学)が引率者として研修に同行しました。

将来指導的な立場で活躍するであろう彼ら彼女らがこの10日間でどのような印象や知見を得て、持ち帰るのか、訪問先を選び旅程を組んだCGPスタッフの期待が高まる中で、東京でのプログラムが始まりました。
はじめに西崎文子先生(東京大学教授)、佐橋亮先生(神奈川大学准教授)および鈴木達治郎氏(原子力委員会委員長代理)の講義を受け、日米外交史や安全保障、エネルギー政策についての知識を得た後、駐日米国大使館および外務省北米局の若手・中堅職員とのディスカッションを行いました。また、防衛大学校では山口昇教授によるレクチャーを受けた後、米軍横須賀基地を訪問し、米海軍の日本における役割について学びました。
個別研究日には、国際開発、エネルギー・環境、安全保障、政治経済の4グループに分かれて各分野の専門家を訪問し、プログラム終了後に全員が提出を課せられている政策提言を兼ねた報告書に向けたリサーチを行いました。
他にも社会起業等を支援するNPO法人ETICで活動内容を聞く機会を設けました。そして早稲田大学の大学院生との交流会ではロールプレイを通じて意見交換を図り、東京で活躍するAPSIA加盟校出身の先輩たちとの夕食会でも活発な交流が生まれました。

プログラムの写真1 プログラムの写真2

これらの過密な日程をこなした東京滞在最終日の午後の中間セッションでは、アカデミック・アドバイザーが初日からの行動を振り返ってまとめを行い、各人がそれぞれの印象を語って意見交換を行いました。また、キャリア・アドバイザーによる就職活動についての指導や助言の時間を設けました。

後半は新幹線で仙台へ向かい、昨年同様に宮城県岩沼市の復興状況を、井口市長自らの案内で視察した後、仙台空港ならびに陸上自衛隊仙台駐屯地を訪れ、東日本大震災の被害状況やトモダチ作戦の実態について話を伺いました。
日本文化体験を目的として宿泊した秋保温泉の旅館では、参加者はみな露天風呂につかり、浴衣をまとって、和食膳を楽しんでいる様子でした。

プログラムの写真3 プログラムの写真4

翌朝早く広島へ移動し、平和記念資料館を見学した後、被爆者の方の体験談を聞き、原爆ドームまで平和記念公園を歩きました。資料館から出てきて涙する学生もいたうえ、いつもなら活発に質問する学生たちも講和の後は静まり返るなど、相当強力なインパクトを受けたようです。
宮島の厳島神社ではちょうど訪れた時間に運よく、玉取祭という戦国時代から伝わった祭りが行われており、海上の櫓から吊るされた宝珠を奪おうとする褌姿の若者たちの様子に、一行は興奮気味に見入っていました。

プログラムの写真5 プログラムの写真6

広島での最終日のラップアップ・セッションでは、各人がこの一週間余りに得た印象や、何を考えたかを発表し、アカデミック・アドバイザーや他の参加者からの質問も出て、内容豊かな意見交換が行われました。日本での生活経験の有無にもよって日本理解の度合いには差があり、かつ、参加者の価値観や感受性などによって、その言葉は様々に異なっていました。また、それぞれの参加者が自らの専門と知識を駆使して、今回の事業参加の意義と日本について得たこと、経験したことを話したことにより、通り一遍ではない日本理解の促進や、人によっては日本との最初に有益な出会いの時間となったことなどが覗えました。

そしてマツダ・ミュージアムを見学し、大阪でしばしの自由時間を満喫した後、一行は27日に、一様に名残惜しさを口にしながら、関西空港から米国各地へ旅立って行きました。
大学院生たちが今回の来日経験を活かし、日本のよき友でい続けてくれるよう、CGPとしても今後フォローアップを行い、より実り豊かな発展を目指したいと思います。
最後に、ご多忙の中受け入れて下さった訪問先機関の方々や専門家の先生方、共催者のAPSIA事務局の他、プログラムを支えて下さった大勢の皆様の多大なご協力のお陰で実現できましたことを、この場をお借りして御礼申し上げます。

2013年度参加者
氏名 関心分野 大学院
Patricia Dorsher 国際人道援助・災害救助・官民協力 ミネソタ大学
Christina Garafola 国際関係・国際経済(米中関係) ジョンズ・ホプキンズ大学
Olivier Garaud 国際安全保障(国防、日中関係) ジョージタウン大学
Lisa Gomi 国際貿易政策 ハーバード大学
Raymond Kaniu グローバル市場経済、ビジネス シラキュース大学
Jonathan Keesecker 国際貿易・開発政策 ミシガン大学
Mark Koski 開発政策・人権 ミシガン大学
John Speed Meyers 国際安全保障(米日中関係) プリンストン大学
Daniel Mingrone 国際安全保障(東アジア) タフツ大学
Justin Moore 国際政治経済、エネルギー政策 ピッツバーグ大学
Dana Rafter 中東政策、経済開発 デンバー大学
Vicki Romo エネルギー・環境政策 シラキュース大学
Jennifer Rosenberg 国際開発政策、法律、男女機会均等 イェール大学
Travis Sharp 国際安全保障 プリンストン大学
John Warden 国際安全保障(東アジア) ジョージタウン大学

 



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