国際交流の夕べ 能と狂言の会

国際交流の夕べ 能と狂言の会の画像

An Evening of Noh and Kyogen

日時
2008年10月24日 金曜日 開場/18時30分 開演/19時
会場
京都観世会館 アクセス
京都市左京区岡崎円勝寺町44  電話:075-771-6114
演者・演目
狂言/茂山 千五郎 師「濯ぎ川(すすぎがわ)」
能/片山 清司 師 「葵上(あおいのうえ)」

演目紹介

濯ぎ川(すすぎがわ)

分類:女狂言

濯ぎ川(すすぎがわ)の舞台写真

≪鑑賞≫

気の弱い夫が、日ごろから、口うるさい妻と姑に酷使されている。今日も裏の川で、言いつけられた洗濯をしていると、妻と姑がかわるがわるに現れて、洗濯が終わったら、そば粉をひけ、風呂の水をくめと言いおく。洗濯が終わらぬうちに、また二人いっしょに催促にきて、薪を割れ、米をつけ、風呂をたけ、拭き掃除をせよ、と騒ぎたてる。夫は、あまり用事が多いので、個条書きに紙に書いてもらい、そのかわり紙に書いてないことはしなくてもよい、という約束を取り付ける。これで楽ができると笑いながら二人が立ち去るとき、夫は洗っていた小袖を川に流す。妻はそれを取ろうとして川に落ち、おぼれそうになる。姑は夫に早く助けろと言うが、夫は「水に落ちた女を助ける」とは紙に書いてないと言い張る。…

<『〔新訂増補〕能・狂言辞典』(平凡社,1999年)より>

葵上(あおいのうえ)

作者:世阿弥改作
能柄:四番目物・鬼女物・太鼓物

葵上(あおいのうえ)の舞台写真

≪鑑賞≫

はじめに後見が舞台正面先の床に小袖一枚を広げて置く。光源氏の正妻葵上の病臥を示すのである。朱雀院に仕える臣下が葵上の病因を知るために巫女に梓の法を行わせると、梓の弓の音に引かれて貴婦人が現れる。

さめざめと涙を流す女の名を尋ねると六条御息所の怨霊と名のり、恨み言を述べる。御息所は、皇太子妃として花やかな宮廷生活を送った身だったが、夫に先立たれたのち、光源氏と親しくなった。ところが、近ごろ源氏との仲が遠ざかり、顧みる人さえなくなったさびしさを述べ、光源氏の愛を奪った葵上を恨む。かきくどくうちに悔しさは高まり、御息所の霊は葵上の枕元にせまり、打ちたたきなどするが、のろいを残して姿を消す(<枕ノ段>)。葵上の容態の急変に、横川小聖が呼ばれ、祈祷が行われる。御息所の霊は鬼相をなして現れ、小聖に立ち向かうが、ついに祈り伏せられる(<イノリ>)。

<『〔新訂増補〕能・狂言辞典』(平凡社,1999年)より>

出演者プロフィール

茂山 千五郎狂言師 茂山 千五郎(しげやま せんごろう) 師
1945年生。大蔵流四世茂山千作(人間国宝・日本芸術院会員)の長男として、祖父三世千作、父四世千作に師事。1949年『伊呂波』のシテにて初舞台を踏む。
1973年欧州公演を皮切りに、欧米各地での海外公演を行なう一方で、1976年に若手だけの「花形狂言会」を主宰。1986年京都市芸術新人賞、2004年京都府文化賞功労賞を受賞、重要無形文化財総合指定保持者に認定。
1990年にはジャパンファウンデーションの派遣により東南アジアでも公演を行なう。
1994年7月大蔵流十三世茂山千五郎を襲名。


片山 清司 能楽師 片山 清司(かたやま きよし)師
観世流シテ方。昭和39年九世片山九郎右衛門(人間国宝)の長男として生まれる。祖母は京舞井上流四世家元井上八千代(人間国宝)、姉は五世家元井上八千代。幼少より父に師事し、長じて八世観世銕之亟に教えを受ける。父と共に片山定期能楽会を主宰。全国各地で多数の公演に出演するほか、ヨーロッパ、アメリカなど海外公演にも積極的に参加している。
また、学校へ出向いての能楽教室の開催、能の絵本の制作、映像を駆使した舞台の制作、能舞台のCG化など、若年層のための能楽の普及活動も手掛ける。
1997年京都府文化賞奨励賞、2003年京都市芸術新人賞、2003年文化庁芸術祭新人賞、2007年日本伝統文化振興財団賞を受賞。重要無形文化財(総合指定)保持者。社団法人京都観世会会長、財団法人片山家能楽・京舞保存財団常務理事。

主催 ジャパンファウンデーション京都支部
ジャパンファウンデーション関西国際センター
協力 財団法人 片山家能楽・京舞保存財団、社団法人 京都観世会
後援 京都府、京都市、京都市観光協会、京都新聞社、財団法人 大学コンソーシアム京都
入場料 全席自由席
一般/3,500円、学生/2,000円  ※団体割引(20名様以上):10%Off
JFサポーターズクラブ会員様は割引価格にて販売
フレンド会員:10%Off、アソシエイト会員:20%Off、パートナー会員:50%Off
チケット販売先 全席自由席
一般/3,500円、学生/2,000円  ※団体割引(20名様以上):10%Off
JFサポーターズクラブ会員様は割引価格にて販売
フレンド会員:10%Off、アソシエイト会員:20%Off、パートナー会員:50%Off
お問い合わせ先 ジャパンファウンデーション京都支部
Tel:075-211-1312
〒604-8186
京都市中京区車屋町通御池ル梅屋町361-1 
アーバネックス御池ビル東館4階

9月24日 水曜日より発売予定
京都観世会館、ジャパンファウンデーション京都支部

京都文化祭典2008 KYOTO ART FESTIVAL 協賛事業の画像京都文化祭典2008 KYOTO ART FESTIVAL 協賛事業

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