国際交流の夕べ 能と狂言の会

国際交流の夕べ 能と狂言の会 -An Evening of Noh and Kyogen-

詳細
日時 2009年10月26日 月曜日 開場/18時30分 開演/19時
会場
演者・演目 狂言/茂山 千五郎 師 「太刀奪(たちばい)」
能  /金剛 永謹 師 「通小町(かよいこまち)」

演目紹介

狂言 「太刀奪(たちばい)」

狂言 太刀奪(たちばい)の写真

【鑑賞】 北野神社へ参拝に出かけた主人と太郎冠者は、よい太刀を持った男を見つけ、その男の太刀を奪おうと計画します。太郎冠者は、市の店々を見ている男の太刀に手をかけますが、逆に脅され、主人から預かった刀を奪われてしまいます。主人と太郎冠者は刀を取り戻すために男を待ち伏せしていると、男が通りかかり主人が後ろから捕まえます。主人が太郎冠者に縄をもって男を縛れと命じると、太郎冠者は悠々と縄を綯いはじめます。縄が綯えると、男に縄をかけようとしますが…

「泥棒をみて縄を綯う」という諺を舞台化した狂言です。男が捕まってからの三人三様の動きが笑いを誘います。<茂山狂言会>

能 「通小町(かよいこまち)」

能 通小町(かよいこまち)の写真

【鑑賞】 八瀬の里に住む僧の所に、毎日木の実や薪を届ける女がいる。ある日、名を尋ねると、市原野に住む者と答えて消える。僧が市原野に出向いて弔うと、小野小町の霊が現れて弔いを喜ぶが、そのあとを追って、やつれ果てた面ざしの四位少将の霊が現れ、小町を引き留めてその成仏を妨げる。少将は、生前小町に恋をして百夜通ったが、ついに思いを果たせず、死後も地獄で苦しんでいるのだった。少将の霊はそのことをこまごまと物語り、恨みを述べるが、僧の弔いで成仏する。

自由かつ大胆な構成で恋の執念をみごとに描いている。まだ形式が固定する前の初期の能の良さが見られる。ツレの小町は準主役的存在。「市原野べに住む姥ぞ」の詞章からすると、若い女として扱う現行演出はそぐわないので、近年は、〈深井〉〈曲見(しやくみ)〉の面をつけ紅無(いろなし)の中年の女として演ずる場合もある。<『〔新訂増補〕能・狂言辞典』(平凡社,1999年)より>

出演者プロフィール

茂山千五郎狂言師 茂山 千五郎(しげやま せんごろう) 師
1945年生。大蔵流四世茂山千作(人間国宝・日本芸術院会員)の長男として、祖父三世千作、父四世千作に師事。1949年『伊呂波』のシテにて初舞台を踏む。
1973年欧州公演を皮切りに、欧米各地での海外公演を行なう一方で、1976年に若手だけの「花形狂言会」を主宰。1986年京都市芸術新人賞、2004年京都府文化賞功労賞を受賞、重要無形文化財総合指定保持者に認定。
1990年にはジャパンファウンデーションの派遣により東南アジアでも公演を行なう。
1994年7月大蔵流十三世茂山千五郎を襲名。

金剛 永謹宗家 金剛 永謹(こんごう ひさのり) 師
金剛流二十六世宗家。1951年、金剛流二十五世宗家金剛巌の長男として生まれる。5歳の時、仕舞『猩々』で初舞台を踏む。同志社大学文学部卒業。
1984年京都市芸術新人賞、1986年京都府文化賞新人賞、2005年京都府文化賞功労賞を受賞。1991年重要無形文化財総合指定を受ける。1998年金剛流二十六世宗家を継承。
主なる開曲は、『道成寺』、『安宅』、『木賊』、『卒塔婆小町』、『檜垣』等である。又、北米、カナダ、スペイン他諸外国への公演団長として活躍する。
(社)日本能楽会常務理事、金剛会名誉会長、(財)金剛能楽堂財団理事長、京都市立芸術大学非常勤講師。

詳細
主催 ジャパンファウンデーション京都支部
ジャパンファウンデーション関西国際センター
協力 財団法人 金剛能楽堂財団
後援 京都府、京都市、京都市観光協会、京都新聞社
入場料 <全席自由席>
一般/3,500円、学生/2,000円  ※団体割引(20名様以上):10%Off
JFサポーターズクラブ会員様は割引価格にて販売
アソシエイト会員:20%Off、パートナー会員:50%Off
チケット販売 金剛能楽堂ジャパンファウンデーション京都支部
9月24日 木曜日より発売
お問い合わせ先 ジャパンファウンデーション京都支部  Tel: 075-762-1136
〒606-8436
京都市左京区粟田口鳥居町2番地の1 京都市国際交流会館3階

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