国際交流基金賞受賞者来日記念レクチャー 「日本とメキシコをつなぐ~タンブッコと日本の新進作曲家たちの挑戦」

タンブッコ
撮影:新井卓

タンブッコ・パーカッション・アンサンブルは、4人の傑出した打楽器奏者からなるメキシコを代表するパーカッション・グループとして世界中で活躍しており、2011年度、国際交流基金賞を受賞し、受賞記念公演を開催しました。

タンブッコ
撮影:新井卓

この公演を契機とし、タンブッコは日本人の新進気鋭の作曲家らと本格的な交流を開始し、共同作業を行うことを計画しました。今年2月、タンブッコは日本から作曲家の池田拓実、木下正道、樅山智子、渡辺俊哉の4名をメキシコに招き、タンブッコが演奏する新曲を創作するというプロジェクトを2週間にわたり共同で行いました。新曲を完成させ、日本人作曲家のメキシコ滞在の終了間際にはコンサートを開催し、その新作を発表しました。

タンブッコと日本の新進作曲家たちにとって、この共同作業は、新しい作品を生み出す機会となり、さらなるステップ・アップにつながるものと思います。

今般、タンブッコの来日にあわせ、タンブッコのリーダーであるリカルド・ガヤルドさんを中心に、タンブッコのメンバーとメキシコでの創作に参加された日本の作曲家の方々に今回の共同作業がどのように進んだのか、お話をいただきます。

開催概要

日時

2013年7月5日(金曜日) 19時~21時

[開場] 18時30分~

[講演時間] 19時~20時30分

※講演会の後、簡単な交流会を予定しています。

※スペイン語逐次通訳有

会場 国際交流基金ホール [さくら] アクセス
出演者

タンブッコ パーカッション アンサンブルより

  • リカルド・ガヤルド Ricardo Gallardo, Artistic Director(芸術監督)
  • アルフレッド・ブリンガス Alfredo Bringas
  • ミゲル・ゴンサレス Miguel González
  • ラウル・トゥドン Raúl Tudón
  • 池田拓実 作曲家
  • 木下正道 作曲家
  • 樅山智子 作曲家
  • 渡辺俊哉 作曲家
定員 70名 (先着順、入場無料)
協力 株式会社オカムラ&カンパニー
参加申込

E-mail

ご氏名、ご所属、連絡先(E-mailとお電話)をご記載の上、お申込ください。

お問い合わせ Tel.03-5369-6075  Fax.03-5369-6044 (コミュニケーションセンター 担当:菅野)

出演者プロフィール

タンブッコ

タンブッコの写真

タンブッコは、1993年、4人の傑出したメキシコ人打楽器奏者により結成された。
以来20年間、数々の公演とレコーディングにおいて打楽器作品の地平を拓く膨大なレパートリーを展開、独自のプログラムは幅広く聴衆の耳を楽しませ、世界屈指の打楽器アンサンブルとしての高い評価を確立している。レパートリーには武満徹、石井眞木、近藤譲など日本の作曲家の作品も多く、松尾祐孝は2005年タンブッコのために「音 音 IV ~尺八、二十絃箏、打楽器群の為に~」を作曲。タンブッコは、これら日本の文化芸術の海外への紹介や発信に大きく貢献したとして、2011年度国際交流基金賞を授与されている。
現在のメンバーは芸術監督のリカルド・ガヤルド(Ricardo Gallardo)、アルフレッド・ブリンガス(Alfredo Bringas)、ミゲル・ゴンサレス(Miguel González)、ラウル・トゥドン(Raúl Tudón)の4名。

池田拓実 作曲家

コンピュータ音楽家。パフォーマー。オーディオプログラミング言語による音楽制作・演奏活動の他、映画作家とのコラボレーション、即興演奏、器楽曲の作曲、発音を目的としないパフォーマンスも行う。「テーブルの音楽」で第4回AACサウンドパフォーマンス道場優秀賞受賞(2009)。鈴木了二・七里圭共同監督「DUBHOUSE:物質試行52」(2012)の音楽を担当。

木下正道 作曲家

幼少期から、鼓笛隊、吹奏楽、シンセサイザー、ハードロック/ヘビーメタルバンドなど、幅広い興味と好奇心で演奏活動を行い、14歳からは独学で作曲を始める。大学入学後はフリージャズや集団即興も試みる。2001年度武満徹作曲賞選外佳作(審査員=オリバー・ナッセン)など受賞歴多数。現在は、作曲、演奏会の企画、電気機器による即興演奏、の三つの柱で活動を展開する。

樅山智子 作曲家

スタンフォード大学卒業。オランダ王立ハーグ音楽院研修。現代の民俗音楽を探求し、国内外で多角的な作曲活動を展開。個と共同体、その環境との関係性に介入することによって、特定のコンテクストと密接でありながらも匿名で普遍的な物語を紡ぎだす。多様な人々を巻き込む共同作曲プロジェクトをはじめ、演劇、インスタレーション、儀式パフォーマンスなど、表現メディアは多岐にわたる。

渡辺俊哉 作曲家

東京藝術大学大学院修了。1999年度武満徹作曲賞第3位入賞(審査員:ルチアーノ・べリオ)ほか受賞歴多数。作品は国内外で演奏され、ミュージック・フロム・ジャパン(2012)、国立音楽大学、アンサンブルグループや個人など多数の委嘱。音に備わっている多様な表情を引き出し、それらを音と音の関係性の中から聴き出していく、またそれぞれの音色の微妙な差異を聴き出していくことに関心がある。

(敬称略)

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