平成18(2006)年度 国際交流基金賞/奨励賞
2006年度
2006年度の「国際交流基金賞」・「国際交流奨励賞」受賞者が決定いたしましたので、ここにご紹介いたします。この顕彰事業は、1973年から毎年続いているもので、天皇・皇后両陛下への御接見を賜るものです(過去の受賞者一覧はこちらからご覧いただけます)。
この事業に関するコラムを、JF便りに掲載しています。
各受賞者の「受賞のことば」を、『をちこち』14号に掲載しています。
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- プロフィール
国際交流基金賞
©大塚敏幸 / S&T PHOTO
提供:小学館
ジョー&悦子・プライス (Joe & EtsukoPrice)
(財団心遠館 代表)
【米国】
長年にわたり江戸期日本美術作品を収集し、それらコレクションを米国民に紹介するとともに研究に資するため財団心遠館を設立。
さらにロサンゼルス・カウンティ美術館日本館建設に尽力するなど、米国における日本美術研究と日米両国の文化交流に貢献した功績に対し、国際交流基金賞を授賞する。
国際交流奨励賞
文化芸術交流賞
世界の映像作家の作品上映と交流の場として国内外で評価の高い国際映画祭を山形市民の参加を得て実施し、アジアを中心とした途上国の作家も積極的に紹介し、さらに定期的に上映会を開催するなど映像による国際文化交流に努めている功績を評価し、さらなる発展を奨励するため、国際交流奨励賞・文化芸術交流賞を授賞する。
日本語教育賞
サンクトペテルブルク国立大学
アジア・アフリカ学部
【ロシア】
ロシアにおいて最も伝統ある日本語教育機関として優秀な人材を輩出した功績に対し、また学部創立150年、サンクトペテルブルクにおける日本語教育300年を迎えた機会に、さらなる発展を奨励するために、国際交流奨励賞・日本語教育賞を授賞する。
日本研究賞
金容徳(Kim Yongdeok)
(ソウル大学校国際大学院 院長)
【韓国】
韓国における日本研究者を代表する存在としての長年の研究業績に加え、韓国における代表的な学術研究機関であるソウル大学校に日本研究所を創設するにあたって中心的役割を果たした功績に対し、国際交流奨励賞・日本研究賞を授賞する。