2011年度国際交流基金地球市民賞 受賞団体

市民連携・国際相互理解の推進

2011年度 受賞

認定特定非営利活動法人

かものはしプロジェクト

東京都渋谷区

代表者
本木 恵介/村田 早耶香/青木 健太(共同代表)
設立年
2002年
ウェブサイト
http://www.kamonohashi-project.net/
ソーシャルメディア
https://www.youtube.com/watch?v=1jw17T0KwS4
かものはしプロジェクトの活動の様子

活動内容

かものはしプロジェクトは、共同代表3名が大学に在籍しているとき、子どもたちが強制的に売られてしまう問題を防止し、世界の子どもたちが未来への希望を持って生きられることを目指して活動を開始しました。人身売買の背景には貧困という社会的課題があるため、成人には技術研修を提供して、カンボジアの素材で手作りのギフトを作るコミュニティファクトリーを立ち上げ、子どもたちには教育プログラムを提供しています。さらに、人身売買を摘発する現地警察官のための支援も行っています。

受賞後の変化

賞をいただいたことで、外部からの信頼感が増し、企業や個人のみなさまに安心して応援していただけるようになりました。本当にありがとうございました。

これからのビジョン

子どもが売られしまう問題をインドで解決することを目指し、引き続き活動をしていきます。インドでは特に、警察や裁判所、現地NGOなど、この問題に取り組む多くの人たちの連携を促進し、人身売買を許さない仕組みを築き上げることにチャレンジしています。

最新の活動

  • かものはしプロジェクトの最新の活動1
  • かものはしプロジェクトの最新の活動2

インドの人身売買を防ぐ新しい包括的な法律制定の動きが昨年~今年にかけて本格化しています。もしこの法律が制定されれば、インドの人身売買の歴史は変わるかもしれない可能性を多分に含んでいます。

多様な文化の共生の推進

2011年度 受賞

特定非営利活動法人

ブラジル友の会

岐阜県美濃加茂市

代表者
金城 アリーナ
設立年
2000年
ソーシャルメディア
https://www.facebook.com/braziltomonokai/
https://www.youtube.com/watch?v=_5wSw7dnDsg
ブラジル友の会の活動の様子

活動内容

ブラジル友の会は、人口の約1割を外国人、主に日系ブラジル人が占める美濃加茂市で、在住外国人が地域にとけ込み、地域に貢献できるよう、生活や教育相談、就労支援や起業支援まで幅広い活動を行っています。代表者が、教師でもあったため、進学や受験をあきらめてしまう子どもに、適切な情報の提供と助言が必要であることから、ブラジル人同士で助け合う自助組織を立ち上げました。広く地域の在住外国人の自立を支援する定住外国人支援センターとして、言葉の問題や、文化や習慣の違う国の住民と日本人住民の橋渡しとなっています。

文化・芸術による地域づくりの推進

2011年度 受賞

特定非営利活動法人

鳥の劇場

鳥取県鳥取市

代表者
中島 諒人
設立年
2006年
ウェブサイト
http://www.birdtheatre.org/
ソーシャルメディア
https://www.youtube.com/watch?v=Eutjyoothms
鳥の劇場の活動の様子

活動内容

鳥の劇場は、過疎の地域で演劇が本来持つ力や可能性を引き出そうと鳥取市鹿野町に劇団員と移住しました。廃校を劇場空間に変え、「創るプログラム」、「招くプログラム」の制作と発表、「いっしょにやるプログラム」での市民を対象としたワークショップ、「試みるプログラム」や「考えるプログラム」では実験を行なっています。鳥の演劇祭開催に加え、内外の劇団招へいや海外公演、韓国の劇団ティダとの定期的な交流など多彩な芸術活動や国際共同制作を行い、地域のアート・センターとして地域の活性化に寄与しています。

受賞後の変化

地球市民賞として評価されたことは、我々の地方での活動を大きく勇気づけてくれました。創造的な国際交流拠点としての「鳥の劇場」のあり方を、地域の人たちに知ってもらうこともできました。鳥取=田舎という地域の人の自己認識に対して、「鳥の劇場」の活動の可能性を、客観的に意義づけるきっかけになったと思います。

これからのビジョン

・作品の海外発信を一層強化したい。
・日中韓の演劇祭BeSeTo演劇祭を軸に、北東アジアの演劇の拠点となる。
・毎年開催の鳥の演劇祭を中心に、海外の優れた劇団との交流をさらに発展させる。
・社会の発展やさまざまな社会的課題解決のために、劇場がどんな貢献ができるかについて、海外の動きとも連携しながら、劇場の新しいあり方を世界に提示していく。

最新の活動

  • 鳥の劇場の最新の活動1
  • 鳥の劇場の最新の活動2

劇場の耐震補強と屋根、壁の改修が、鳥取県と鳥取市により実施。この後、劇場の機構、客席なども、寄付と自己資金により全面改修。2016年7月末に、新劇場完成披露のお披露目を行いました。2016年10月の鳥取県中部地震でも、大きな被害はありませんでした。

多様な文化の共生の推進

2011年度 理事長特別賞

陸前高田市国際交流協会

岩手県陸前高田市

代表者
長谷川 節子
設立年
1995年
陸前高田市国際交流協会の活動の様子

活動内容

陸前高田市国際交流協会は、1990年代半ばに設立され、日本語教室や多彩な国際文化交流イベントを通じて地域の国際化を支えてきました。東日本大震災では、甚大な被害のあった陸前高田市において、協会の関係者が自ら被災しながらも行政と連携し、在住外国人住民の安否確認を始めとして生活相談、物資調達など被災した在住外国人を支援しています。日常生活を送ることすら厳しい状況のなか、隣県も含む気仙地区での日本語教室の再開や国際交流会を実施し、地域コミュニティの再生に取り組んでいます。

受賞後の変化

日本語検定試験を積極的に受検する人が増えました。

これからのビジョン

外国出身者の市民との交流を促進していきたい。

最新の活動

  • 陸前高田市国際交流協会の最新の活動1
  • 陸前高田市国際交流協会の最新の活動2

毎年12月にクリスマス交流会を開き、市民の国際交流・理解を図っています。

多様な文化の共生の推進

2011年度 理事長特別賞

国際交流協会ともだちin名取

宮城県名取市

代表者
小島 秀太郎
設立年
2007年
ウェブサイト
http://blog.canpan.info/tomo_in_natori/
国際交流協会ともだちin名取の活動の様子

活動内容

国際交流協会ともだちin名取は、ボランティア団体として2007年4月に設立されました。名取市を拠点に、在住外国人と市民とが交流を通じて「地球市民」として共生することを目指して活動しています。東日本大震災の支援に際しては、津波被害を受けた名取市において避難所の運営をサポート、同じ被災者として在住外国人のみならず日本人に対しても支援を続けています。現在は、防災研修会の開催や、宮城の郷土食づくりなど在住外国人が社会参画できるように様々な活動に取り組んでいます。

受賞後の変化

事務所が被災した中での活動にあたり、とても励みになり、事務所を拠点とした活動の早期再開につながりました。

これからのビジョン

誰もが「地球市民」として、共生することを目標に、海外出身の皆様と文化交流を通して多文化を学びあい、日本語の学習を深め社会に積極的に参加するなど、お互いにより良い生活を築けるよう活動していきたいです。

最新の活動

  • 国際交流協会ともだちin名取の最新の活動1
  • 国際交流協会ともだちin名取の最新の活動2

日本語講座会員が、名取市公民館より料理教室の講師依頼を受け、韓国家庭料理の講習会を開きました。またオーストラリアから中学生が名取を来訪、日本の文化体験のイベントを開催しました。

受賞団体からのコメント

名取市は、住みたい街ランキング4位となり、他地域からの転入者が多くそれに伴い海外出身も増加しています。広く、生活者の立場で日本語講座を開いている当会は、海外出身者だけではなく、多文化共生に興味のある方も常に募集しております。お子様連れで楽しく過ごせます!!一度見学にいらしてください。

市民連携・国際相互理解の推進

2011年度 理事長特別賞

特定非営利活動法人

ザ・ピープル

福島県いわき市

代表者
吉田 恵美子
設立年
1990年
ウェブサイト
http://www.iwaki-j.com/people/
ザ・ピープルの活動の様子

活動内容

ザ・ピープルは1990年、住むまちの問題を、自分たち自身が考え、その解決のため主体的に行動することを目的として設立されました。資源のリユースとして古着のリサイクルのショップを経営し、その利益で海外の恵まれない地域の自立支援を行っています。東日本大震災直後より、全国からの物資やボランティアを率先して受け入れ、小名浜地区の災害ボランティアセンターを創設し、運営の中核団体として在住外国人及び被災者支援や雇用創出、被災した農地にコットンを植樹する東北コットンプロジェクトに取り組んでいます。

受賞後の変化

この受賞をきっかけとして、東日本大震災後の活動が評価され、いわき市からの市政功労賞の受賞、厚生労働大臣賞の受賞などが相次ぎました。

これからのビジョン

今後とも地域に根差した活動と国際的な視野を持った活動を継続し、福島での震災後の学びを生かしたものにしていきたいと考えています。

最新の活動

  • ザ・ピープルの最新の活動1
  • ザ・ピープルの最新の活動2

海外支援事業として、福島で子供たちの手で生み出した自然エネルギーの明かりをミクロネシアに届けるという事業では、単なるものの支援ではなく、技術と思いを伝えるというところに特化して事業を行い、現地の人たちとその思いを共有することができました。

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