2013年度国際交流基金地球市民賞 受賞団体

多様な文化の共生の推進

2013年度 受賞

認定特定非営利活動法人

多言語社会リソースかながわ(MICかながわ)

神奈川県横浜市

代表者
松野 勝民
設立年
2002年
ウェブサイト
http://mickanagawa.web.fc2.com/
ソーシャルメディア
https://www.facebook.com/Mickanagawa
多言語社会リソースかながわ(MICかながわ)の活動の様子

活動内容

多言語社会リソースかながわ(MICかながわ)は、多言語による医療通訳の派遣や養成を行っています。訪日観光客の急増、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催準備を前に、外国人の受入環境を充実させること、医療や介護など専門性の高い分野での日本語教育の充実、医療通訳等の資格制度作りなどに取り組みます。医療通訳者の多くは在住外国人で、学んだ日本語を活かしてボランティア活動に携わっています。当法人の活動は、今後日本全体が取り組むべき課題の一つを提示しています。

受賞後の変化

長く地道に行ってきた活動が認められたということは、理事会、事務局、通訳ボランティア全員の中で自信につながり、副賞は、新たな活動へ一歩を踏み出す貴重な資金となりました。同時に、財政基盤の弱い団体であるため、NPOの維持運営に内部関係者からの寄付が欠かせない状況の改善にも役立ちました。

これからのビジョン

在住外国人の高齢化に伴い、在宅看護への通訳派遣の必要性が数年前から議論に上がってましたが、地球市民賞の副賞の賞金を元に在宅看護への通訳派遣に取り掛かり、試行を行い課題を検証し、その解決の方法を探っています。既に事業化が進んでいる医療機関への通訳派遣をモデルに、在宅看護への通訳派遣の事業化を図ります。

最新の活動

  • 多言語社会リソースかながわ(MICかながわ)の最新の活動1
  • 多言語社会リソースかながわ(MICかながわ)の最新の活動2

2016年6月に『多言語支援センターかながわ』が神奈川県によりかながわ県民センター内に開設されました。MICかながわは、神奈川県からの受託業務として『多言語ナビかながわ』の業務をかながわ国際交流財団とともに担当し、主に「保健医療」「子育て支援」「災害」に関する情報を提供しています。

文化・芸術による地域づくりの推進

2013年度 受賞

特定非営利活動法人

BankART1929

神奈川県横浜市

代表者
池田 修
設立年
2004年
ウェブサイト
http://www.bankart1929.com/
ソーシャルメディア
http://bankart1929.seesaa.net/
BankART1929の活動の様子

活動内容

BankART1929は、横浜市の歴史的建造物を文化芸術活動を通じた地域活性に活用するプロジェクトの一環として活動が始まりました。美術、建築、パフォーマンス、音楽など多岐にわたるジャンルで、倉庫だった建物の空間を活かした展示、公演などを行うアートセンターとして、各地に設立されているアートセンターの先駆に。海外のアートセンターやオルタナティブ・スペースとつながるセミナーやシンポジウムなどの国際会議の開催、ネットワーク構築、アートによる朝鮮通信使プロジェクトなど国際交流事業も積極的に展開しています。

受賞後の変化

大きな変化はありませんが、大げさに云えば、国際人、地球人としての自覚が、少し芽生えてきたかもしれない。「何故、今、韓国であり、台湾であり、ベルリンであるのか?」実践を重ねながら、ときどき地球儀を眺めるような俯瞰的な視点で、今何がやれているのか、これから何ができるのかを考えるようになりました。

これからのビジョン

BankART単独としては、引き続き、続・朝鮮通信使や諸外国との交流事業を展開し、もっと広く深い文化交流を実現していきたいです。また、活用の終えた大型の倉庫群等を再生し、今生きている人たちの同時代(コンテンポラリー)の表現(1980~2020年)が、常設で楽しめる巨大な美術空間(ハード&ソフト)を実現したいです。大きな構想を持ち続け、トライ&エラーを繰り返し、時間をかけて、ゆっくりと前進していくことが重要だと考えています。

最新の活動

  • BankART1929の最新の活動1
  • BankART1929の最新の活動2

私たちが主催した「柳幸典~ワンダリング・ポジション」(2016年10月14日~1月7日)が、大きな話題になりました。柳氏が30年間テーマにし続けてきたものは、これまで日本人があまり触れようとしてこなかった、天皇制、憲法、移民、原発、原爆、安保等。こうした表現はある時代においては、非常に厳しい批判にさらされたりもしましたが、今回の個展の際には、同じキーワードが、世間に溶け出し、共有される状況がやってきたように思います。柳氏の表現は、時代をワンダリングし、地球の呼吸に今、オンしたといってもよいかもしれません。http://bankart1929.com/archives/1079

文化・芸術による地域づくりの推進

2013年度 受賞

特定非営利活動法人

雪合戦インターナショナル

北海道壮瞥町

代表者
松本 勉
設立年
2009年
ウェブサイト
http://www.yukigassen.jp/
ソーシャルメディア
https://www.facebook.com/YukigassenJp
雪合戦インターナショナルの活動の様子

活動内容

雪合戦インターナショナルは、町民の発案で子どもの遊びであった雪合戦をスポーツに高め、日本発の新しいスポーツとして世界に発信、伝播しようと活動しています。少子高齢化した地域にやりがいといきがいをもたらし、スポーツ文化を通じて地域を活性化しています。課題を乗り越え、内外に雪合戦の愛好者を増やし、海外にも雪合戦連盟を立ち上げるなど国際的なスポーツとして普及活動を行っており、雪が少ない国とも交流を開始して着実に日本発の雪合戦を世界に広めています。

受賞後の変化

活動自体が大きく変わったわけではありませんが、自分たちが取り組んできたことが高く評価されたことで大きな自信になりました。近年はスタッフの新陳代謝が進み、過疎化も深刻化していますが、メンバーの結束の強さだけは相変わらずであり、これからも仲良くマイペースで活動を続けていきたいと思います。

これからのビジョン

1カ国でも多くの人に雪合戦の楽しさを知ってもらうため、これからも海外連盟と協力して普及活動を行っていきたいと思います。先月、スイスの観光局の方からオファーをいただき、現在、フィンランド連盟と協力して再来年の大会開催に向けて準備を進めています。

最新の活動

  • 雪合戦インターナショナルの最新の活動1
  • 雪合戦インターナショナルの最新の活動2

2016年2月の第28回大会からジュニア部門を新設し、将来の有力選手開発にも取り組み始めました。また、本年、海外11か国目となる中国連盟が北京市で発足し、2017年1月に中国初の大会を開催予定です。

受賞団体からのコメント

再来年の2019年2月には30回の節目の大会を迎えます。毎年、競技レベルが上がっており、見るだけでも十分楽しめますので、ぜひ一度、スポーツ雪合戦の観戦にお越しください。

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