JFICイベント2015 トークセッション
「アートでつながる ダイバーシティ社会」

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、トークセッション「アートでつながる ダイバーシティ社会」を8月25日に開催します。

現在、社会の多様な局面において、多言語化、多文化化への対応が求められています。日本国内でも、異なる文化背景を持つ方々と同じコミュニティーで生活し、働く機会が増える一方、国籍や文化、言語の違いがコミュニケーションの壁となっているのが現状です。そんな中、アートを介して、価値観や文化の違いを認め合い、共有していく取り組みが始まっています。

今回のトークセッションでは、国内外で活躍するアーティスト、ディレクターの方々に、「市民発コミュニケーション・プロジェクト」「エシカル・ジュエリー」「違いを活かすワークショップ」のケース・スタディと今後の展望について語っていただきます。ご登場いただく4名が一堂に会するのは、これが初の機会!刺激的な話が展開されますので、ぜひご期待ください。

「をちこちMagazine」に、トークセッションの内容を抜粋した記事を掲載しました。

開催概要

JFICイベント2015 トークセッション「アートでつながる ダイバーシティ社会」チラシ【PDF:581KB】

出演者プロフィール

モデレーター

田村 太郎(たむら たろう)

田村太郎氏の写真 一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事。高校卒業後、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南米などを旅する。在日フィリピン人向けレンタルビデオ店での勤務時に、日本で暮らす外国人の課題を知る。1995年、阪神大震災直後に外国人被災者へ情報を提供する「外国人地震情報センター」(現・多文化共生センター)の設立に参加。同センターは1995年度国際交流基金地域交流振興賞(現・地球市民賞)の理事長特別表彰を受賞。2007年1月からダイバーシティ研究所代表として、CSRにおけるダイバーシティ戦略に携わる。 東日本大震災後は、数々のプロジェクトを実施し被災地の復興促進のために尽力。

スピーカー

岩井 成昭(いわい しげあき)

岩井成昭氏の写真 美術家/秋田公立美術大学教授/イミグレーション・ミュージアム・東京主宰
1990年より特定地域に長期滞在した調査をもとに、映像、音響、テキスト、インスタレーション、展覧会企画、などを複合的に使用した視覚表現を展開。近年はそれまでのテーマに加えて、異世代間の交流や、多文化研究活動を並行して実施中。特に多文化化から派生する問題への関心は強く、欧州・豪州・東南アジア・日本における多文化状況の調査を踏まえて「イミグレーション・ミュージアム・東京」を2011年に始動させ、市民、学生、アーティスト等と協働するプロジェクトを毎年実施している。

市民が現代アートの手法を用いて、地域に居住する外国人と交流し、コミュニケーションの蓄積を作品としてアーカイブ化し、ミュージアムを作ることを目指している。いわば、日本に暮らす外国人の生活に根ざした異文化を紹介・共有する「市民によるコミュニケーション・プロジェクト」。

山下 彩香(やました あやか)

山下彩香氏の写真EDAYA Co-founder/ディレクター/デザイナー/リサーチャー
1985年生まれ。東京大学農学部、同大学院医学系研究科卒。その後、訪れたフィリピンでの出会いが転機となり、2012年、フィリピンにて北ルソン山岳先住民族の無形文化に着想を得たジュエリーや楽器を扱うブランドEDAYA ARTS CORDILLERA CORPORATIONを起業。現地における無形文化の調査や教育活動も同時に展開する。また、アジアの地方同士学びあうという視点で、現地と日本の地方を、竹をキーワードにつなぐ、アートプロジェクトなども企画してきた。

「“マイノリティーのエンパワーメント”をテーマにアジアの地方で、ロールモデルとなるような、 隠れた才能や資源を生かしたブランド構築を行いたい」と考える同氏が、そのファーストステップとして2012年に設立したジュエリーブランド。デザインは、失われつつある北ルソンの人々の楽器や狩猟具など暮らしの中で用いる道具が主なモチーフ。今年3周年を迎えるにあたり、マイノリティーへ配慮したクロスボーダーのコミュニティーデザインを行うプロジェクトとして、さらなる進化を遂げようとしている。

海老原 周子(えびはら しゅうこ)

海老原周子氏の写真非営利団体新宿アートプロジェクト代表/通訳(日英)。ペルー・イギリス・日本で多様性・多文化に囲まれて育つ。慶應義塾大学卒業後、独立行政法人国際交流基金や国際機関で勤務。自らが「外国人」として育った経験から、文化の違いからもたらされる偏見を乗り越え、多様性を受け入れる経験が重要と考え、2009年より移民と日本人の若者が共同制作を行うアートワークショップ事業を立ち上げる。アートを通じて多様性を楽しみ、人生の糧となる経験を作るべく、非営利団体新宿アートプロジェクトを設立。

子ども達・若者達が、多様性を強みと感じられる社会を目指すプロジェクト。2009年に第一回目となる在新宿区の外国人の中高生と日本人との映像共同制作ワークショップを実施し、2012年・2013年には新宿区協働事業として採択。映像・写真・音楽・ダンス等のアートワークショップシリーズを年間30回行う。「人と違う事」を楽しみ、それを多様性として強みに捉える事のできる機会を提供。


[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
コミュニケーションセンター
担当:菅野(かんの)、中住(なかずみ)
電話:03-5369-6075 ファックス:03-5369-6044
Eメール:jfic@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください)

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