北京日本学研究センター設立20周年記念国際シンポジウム−ボランティア特派員レポート−

JFサポーターズクラブでは、今年3月、会員のみなさまから希望者を募り、4名のボランティア特派員を韓国ソウルで開催された「コリア・ジャパン・ロードクラブフェスティバル」に派遣しました。

これに続く第2弾として、この10月、中国 北京で開催された「北京日本学研究センター設立20周年記念行事 国際シンポジウム」に3名のJFサポーターズクラブ会員を派遣しました。

ボランティア特派員3名の方によるレポートを掲載します。

日時:2005年10月14日(金)、15日(土)
会場:中国・北京外国語大学

記念行事は、記念講演会、パネルディスカッションおよび3つの分科会を中心に行なわれました。

記念講演会
講演者: 劉 徳有(中国対外文化交流協会常務副主席、前中華日本学会会長)
テーマ: 中日文化比較の一考察―「中国的」「日本的」の過去と現在 

パネルディスカッション
仮題: 「ジブリアニメの力」
パネラー: スーザン・J・ネイピア(テキサス大学教授)
米村みゆき(甲南女子大学専任講師)
王 衆一(「人民中国」雑誌社副社長)
秦 剛(北京日本学研究センター)
趣旨: 日本アニメを代表する数々の名作を制作してきたスタジオジブリの20年間の歩みを振り返り、ジブリ作品の魅力とその作品の現代社会における価値について議論しました。


分科会

1.日本語学・日本語教育学分科会I~V
テーマ: 日本語学・日本語教育学の現在―新しい理論と実践
 [第1セッション] ワークショップ「認知言語学と日本語・日本語教育の研究」
趣旨: 認知言語学の観点からの日本語研究が重要視される中、日本語と他言語の認知スタイルの違い などに注目し、壇上討論を通して参加者と討論しました。
 [第2セッション] 研究発表
趣旨: 第1セッションの内容以外に、日本語学、日本語教育学、日本語情報学などの諸分野の、特に 新しい理論に基づく研究、多言語間の対照研究、日本語教育実践による研究の新しい成果を発表し、 交流する場を設けました。



2.日本文化、文学分科会I~III
テーマ: 中国における日本文化、日本文学研究の現状と行方―中日研究者の間の対話
趣旨: 文化と文学を巡る日本研究の実情を把握するために、この領域におけるこれまでの成果とこれからの課題を確かめ、さらに今後の研究と研究者間の交流について議論しました。

3.日本社会・経済分科会I~III
テーマ: 「格差問題」の現在―中日両国研究者の考え方
趣旨: 中国では改革開放後、所得格差が拡大し、格差の是正が大きな政策課題となっています。格差問題に関する中日の研究者が意見を交換し、議論を展開しました。

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