JFサポーターズクラブ 5月のイベント報告 5月20日(土)ジャパンファウンデーションの外国人職員2人を囲んで トークイベントを開催しました。

 

ジャパンファウンデーションの外国人職員2人を囲んでおこなったトークイベントは、20名ほどの参加があり、海外での日本語教育、日本人と日本社会、異文化交流、国際化とはどういうことか、ジャパンファウンデーションはどのような役割を果たせるかなど、参加者同士が意見を交わしながら、有意義な交流を行うことができました。

 

丁寧さんの写真

右側が丁寧さん

丁寧さんは中国東北部の出身。入学した中学に日本語特別コースがあったことから、日本語の学習を始めました。日本人の先生がいて、日本語の授業が毎日ある特訓コース。かつてこの地方で小学生時代を送った日本人ビジネスマンが、中国への恩返しにと設立した奨学金を受け、高校卒業後、日本の大学に留学します。学部では理科系でしたが、修士課程では国際協力を学びます。

このきっかけとなったのが、9.11の米国同時多発テロでした。NHKの番組で、米国、エジプト、日本の若者の討論がおこなわれるのに日本側代表の一人として参加。米国側、エジプト側が自分の立場を主張するだけで歩み寄ろうとしないのに失望し、番組終了後、西欧社会とイスラム社会の相互理解につながるような活動をしたいと、学生のグループを立ち上げました。そんな思いが、今の職場を選ぶことにつながっています。

「日本人は相手への思いやりを持っていて、すばらしいと思います。日本が世界に発信できるのは、伝統文化だけではありません。日本の社会や、長い間平和が保たれている点なども、自信を持って世界に発信できるのではないでしょうか。」

 

フランクさんの写真

中央がフランクさん

フランクさんは、父親がブリティッシュカウンシル勤務であったため、アジア、アフリカ、中東などの、主として開発途上国で幼少期を過ごしました。母親は日本人でしたが、子供たちが現地の生活に慣れることに精一杯であるのに配慮して、日本語の勉強は特にさせなかったそうです。そのため、本格的に日本語の勉強を始めたのは、英国の大学に入ってからでした。日本語とともに日本文化や社会について学ぶうち、もっと日本について知りたいという気持ちが強くなり、大学院は日本へ。そこで学び、いろいろな経験をするうち、研究者ではなく、日本社会と直接つながるような仕事をしたいと考えるようになりました。

自分が大好きな日本を足がかりとして、世界に関わっていきたい。それにはジャパンファウンデーションで仕事をするのが最適ではないかと思い、就職を決めました。

「日本人は、間違ってはいけない、相手に失礼になってはいけないなどと考えて、消極的な行動をしがちですが、もっと積極的に行動してもよいのではないでしょうか。身近なところから、たとえば日本にいる外国人が困っていたら、声をかけるところからでも、交流は始まると思います。」

(情報センター発)

 

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