JFIC(ジェイフィック)オープニングイベント

12月3日、JFIC(ジェイフィック)オープニングイベントが東京で開催されました。第1期派遣の「日米草の根交流コーディネーター」お二人が体験談を披露。米国での具体的な活動について、参加者からの熱心な質問にも答えてくれました。また当日は4名の方がサポータズクラブに新規入会されました。

第1部 李鳳宇さんの講演

李鳳宇(イボンウ)氏の写真
李鳳宇(イボンウ)さん

カンヌで見た韓国映画『風の丘を越えて 西便制』の配給をどうしてもやりたくて、生まれて初めて韓国に乗り込む話。当時は朝鮮国籍だったので、韓国大使館に頼み込んで臨時パスポートを発行してもらったこと。韓国入国時には『要注意人物』ということで、安全企画部(もとKCIA)の監視下にあったこと。韓国映画界の大物に直談判に行き、意気をかってもらったことなど、穏やかに話されるのですが、一つ一つのエピソードにスリルと興奮がつまっていて、それだけでも一つのドラマになりそうでした。

李鳳宇さんの配給により、日本でも大ヒットした『シュリ』については、北側テロリストの心の痛みが描かれているところに、韓国映画界のタブーに挑戦した監督たちの意気を感じたと話しておられました。

『北の子たちが死んでいくのを見たことがあるか。貧しさのために100ドルで売られていくのを見たことがあるか。』というテロリストのせりふ。「このせりふのために、僕はこの映画を配給しようと思った」と話される李さんに、映画配給の仕事にかける信念のようなものが感じられました。

講演後半では、『シュリ』以降、シネカノン(李鳳宇さんが設立した配給会社)が配給してきた韓国映画の紹介を映像で楽しみました。

李鳳宇さんは、会場からの質問にも丁寧に答えてくださいました。今年1月には、ソウルの明洞に日本映画を上映する映画館をオープンされましたが、「そこで上映したい日本映画はどんなものですか」という質問には、「日本人というのがどういうものかをわかってもらえるような映画を上映したいと思います。」と答えておられました。

後日、講演の詳細をウエブにアップさせていただきます。講演詳細はこちらへ

第2部 李瑛子さんと楽しむ韓国茶とおもち

李瑛子(イヨンジャ)氏の写真
李瑛子(イヨンジャ)さん

韓国茶道協会東京支部長の李瑛子さんは、美しい民族衣装でご登場くださいました。八重桜を思わせる桜色と藤色を重ねたチョゴリには、手刺繍のお花があしらわれていました。当日のお茶とおもちは、李瑛子さんが選んでくださいました。特にオクスス茶は、李さんが手ずからご用意くださったものです。

<>スジョンガ(水晶果)冷たくしていただきます。ショウガ、ニッキ、蜂蜜のはいった、甘い飲み物。オクスス茶(コーン茶)とうもろこしの香りがする、さっぱりしたお茶。 おもち3種(バラムトック コリゾルピョン インゾルミ) 彩りが美しく、あまり甘くないので、いくつでもいただけます。李鳳宇さんも、好物だとおっしゃっていました。

韓国では、日本で韓流ブームが起こって以来、自分達の文化に自信を持ち、伝統的な食文化を見直す気運が起きているそうです。以前は韓国のデパートで、おもちコーナーは食品売場の片隅に追いやられていたのですが、今では売場が大きくなり、目立つところに進出してきているそうです。「文化は回りまわっていくものですね。」と李さんはおっしゃっていました。

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