JFサポーターズクラブ 4月のイベント報告 日本語教育研修 第1部

 

日本語教育研修の写真1

グループで課題に取り組む参加者の様子1

研修生の生活を体験

受付を済ませたあと、研修生が使用するのと同タイプの部屋にチェックイン。研修生の生活を体験するのも、今回のイベントの目的のひとつです。部屋には机、いすはもちろん、書棚、CD・カセットプレイヤー、テレビ、ラジオ、ビデオデッキが完備され、語学学習に集中できる環境が整っています。

日本語国際センターで行われている研修についてはこちら

次に研修生が使用する教室に入り、日本語国際センターの事業について説明を受けたあと、参加者の自己紹介。それぞれがどのような場で教えているか、どのような期待を持ってこの研修会に参加したのかを話してもらいました。日本語学校で長年教えた経験のある人から、ボランティアで地域の外国人に教えている人まで、日本語教育へのかかわり方はさまざまです。教える相手も、いろいろな国から仕事で日本にやってきた人々、彼らの家族、中国や韓国からの留学生、難民など、年齢も幼児から成人まで、バラエティに富んでいます。日本語を教えようと思った自分の原点を話してくれる人もいて、参加者はみな、熱心に耳を傾けていました。ほとんどの人がメモを取りながら聞いていたのが印象的でした。

そのあと研修生の使用する食堂で夕食。インドネシア研修が行われている時期なので、メニューにはインドネシア料理のナシゴレンがありました。ナシゴレンと豆腐田楽が仲良く同じトレーに並ぶ、楽しい食卓でした。研修生に声をかけて言葉を交わす参加者の姿もありました。

 

日本語教育研修の写真2

文法の教科書を紹介する木田真理専任講師。

研修1 日本語教育文法について考える

参加者は5人ずつ4つのグループに分かれ、グループ単位で課題に取り組みました。「この文章は日本語として自然か?」と学習者から尋ねられたとき、文法的に正しいかどうかの判断にはいろいろな要素があること、日本人であっても共通の判断ができない場合もあることを、グループワークで気づかされました。

次に、日本語学習者が間違ったとき、どのように訂正してあげれば学習者のためになるのかという原則を学びました。参加者は自分の生徒の顔を思い浮かべ、この原則をあてはめていくことができます。

学習者にとって難しいのは、日本語の動詞の活用形です。研修の最後には、これを徹底的に覚えてもらうためのゲームや歌の紹介があり、みんなで実践してみました。自分たちの教室でも使えそうです。

 

日本語教育研修の写真3

動詞の活用を定着させるためのゲームを実践する

参加者の様子1

参加者同士の熱い交流

研修を終えたのは夜10時。参加者同士、日本語教育にかける熱い思いを語り合いました。

「教える喜びはお金には代えられない」と、会社を早期退職して日本語教育に情熱を燃やしている人、定年退職後もいろいろなことをやってきたが、最後は外国人に日本語を教えて社会の役に立ちたいという人、米国で子育てをしたので、自分の子供が外国人対象の英語教室でお世話になったその恩返しを今度は日本にいる外国人の子供にしたいという人、日本にやってきた難民の支援をしていて、彼らが生活していくために日本語を教えてあげたいという人など。

夜が更けるうち、数時間前に出会ったばかりとは思えないほど、みんなは打ち解けあっていました。

 

 

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