JFサポーターズクラブ 4月のイベント報告 日本語教育研修 第2部

研修2 楽しい授業のための工夫:教材を考える

日本語教育研修の写真1
研修2は久保田美子専任講師が担当。

翌日は朝9時から正午までの研修。
最初に、教材にはさまざまな種類があること、また学習者のニーズに合わせて多様化してきていること、教材を使用する側には、学習者に合わせた柔軟な態度が求められるようになっていることなど、体系的な説明がありました。

それを踏まえて第2部では、日本語国際センター制作の教材「エリンが挑戦!にほんごできます。」をとりあげ、これが何を目指して制作されているのか、現場でどのように使うことができるのか説明がありました。 「エリンが挑戦!にほんごできます。」はこちら。 最後は、身の回りにある本当の物を教材として使用する方法()が紹介され、全員がワークショップに参加しました。


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2人1組で課題に取り組む参加者。

ワークショップで使用したのは、コンビニで売っているようなお菓子やペットボトルです。 2人1組でチームを組み、机に並べられた品物から好きなものを選び、その商品名の意味や、ネーミングに込められた意図を考えます。それを30秒にまとめて、チームごとに発表しました。 発表には、日本の社会事情や健康への関心、食品添加物の情報などが盛り込まれ、ひとつの商品がいろいろな話題に発展することがわかりました。食に関する本物の教材は、学習者の日本語レベルや年齢、関心などに合わせて、さまざまな使い方ができること、そしてそれを生かすのは、教える側の感性や人生経験であるという講師の話に、参加者はたくさんのヒントと励ましを得たようです。


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商品を手に発表する参加者。

研修プログラムはここで終了。参加者にアンケートを実施したところ、回答者全員が「今後同様の研修会があれば参加したい」と答えてくれました。この研修を機に、参加者同士の情報交換や交流もはじまったようです。今回のイベントが、さまざまな場面で日本語を教えているJFサポーターズクラブ会員の今後に役立つことを願っています。
(情報センター)

() 教育の現場で、教育の補助として使われる「本当の物」(教育のためにわざわざ作られたものではないもの)レアリア・生教材とよびます。

参加者の感想 <参加者のひとりが感想を送ってくださいました。>

私は日本語教授経験がないので、講義や参加者の話題についていけるか不安だったのですが、終わってみると不安の「ふ」の字も感じない、刺激的で楽しい研修でした。

講義も動詞の「-て」形を歌にあわせて覚える方法、生教材をうまく使う方法、お勧めの本紹介など、自分が全然知らなかったアイディア・情報をたくさんいただき、ためになりました。
今では、学んだことを応用してみたいと思う気持ちがむくむく芽吹いてます。
(日本語を学びたい人と連絡とらなければ!)

泊まりだったので、参加者の方と沢山話せたのもよかったです。
世代も、日本語教授経験も全然違う人が集まっていたので、ボランティアで日本語を教えられる教室などの具体的な情報交換だけでなく、将来の進路についても様々なアドバイスをもらえて本当にいい機会でした。
「若いんだから、チャレンジするのが大切だよ。」とある人がいってくださって、
それは今も心に留めてあります。

今度、同じような研修、または授業見学や研修生の方と交流できる機会などあれば
時間が許す限りぜひ参加したいなと思っています。

素敵な時間ありがとうございました。

公式Blog「地球を、開けよう。」でも、参加者の感想を紹介しています。


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