JFサポーターズクラブ 2009年4月のイベント報告


モンゴル民謡と馬頭琴に触れよう


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オドバルさん(左)とイラナさん

4月25日に、JFサポーターズクラブ4月のイベントを行ないました。今回はモンゴル人で民謡歌手のオドバルさんと馬頭琴奏者のイラナさんをお招きして、音楽を中心にモンゴルの文化に触れる集いを開きました。

午前中から雨が降り始め、あいにくの悪天候でしたが、100名を超える参加者の方にお越しいただきました。お二人がステージに上がり、オドバルさんが「モンゴルの話をしながら、曲も紹介しますが、プログラム通りにやるかというと、そこはモンゴル人なので、モンゴル流で柔軟にいきたいと思います」というと、会場からは笑いが起こりました。


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    素晴らしい歌声を披露してくださったオドバルさん
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    馬頭琴を弾くイラナさん

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珍しいモンゴルの衣裳や楽器、
器などが展示されました

最初に聞かせてくださったのは、モンゴル伝統歌曲の「チンギスハンの二匹の駿馬」という曲です。馬頭琴の柔らかい音色が響くと、会場は静まり、オドバルさんの力強い歌声に聞き入りました。

モンゴルの歌には草原や馬、自然を歌ったものが多いです。中でも、モンゴルの子守唄は、子羊を生んだ母羊が子羊にお乳をやらず、ほっておくことがあるのですが、人間が子守唄を歌って聞かせると、涙を流して子羊の世話をし始めるのだそうです。自然の中で生活を営むモンゴルの文化の一端を伺える、とても興味深い話です。

お二人のお話と共演のあとは、イラナさんの馬頭琴のソロの曲です。イラナさんの馬頭琴の先生が作った曲、そして、イラナさんが作曲した「草原の祈り」という曲を演奏していただきました。この「草原の祈り」は、イラナさんが日本で生活するようになってから、モンゴルの故郷に帰ったとき、生まれ育った草原が砂漠化していくのを見て悲しくなり、「いつまでもこの美しい草原がありますように」という祈りをこめて作曲した曲だそうです。その後は一転して軽快なモンゴルの馬をテーマにした曲を紹介してくださいました。


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馬頭琴を弾いてみます!

後半の最後には、オドバルさんによる詩の朗読もありました。プログラムに載っている「私はモンゴル人・・・」という詩を、モンゴル語で朗々とうたってくださいました。

休憩時間には、参加者のみなさまにはモンゴルのお茶とお菓子を楽しんでいただきました。会場では、モンゴルの衣裳や絵本の展示も行ないました。

後半は、モンゴルの映像と写真を紹介しながら、演奏とお話をしていただきました。モンゴルの草原や、遊牧民の住む家であるゲル、モンゴルの相撲や祭などを、写真と一緒にわかりやすく説明していただきました。また、馬頭琴の紹介もありました。馬頭琴は男性が弾くことが多い楽器で、イラナさんのような女性の奏者は珍しいのだそうです。サポーターズクラブ会員がステージに上がって、馬頭琴の演奏を体験する一幕もありました。


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後半は衣裳も変更。色鮮やかな衣裳にも注目です


その後、日本の国語の教科書に掲載されている、有名なモンゴルの物語、「スーホの白い馬」の紹介と、それにちなんで作られた楽曲の紹介がありました。この物語は教科書に載っていることもあって、知っている人が多かったようです。

さらに、宮廷音楽や日本の民謡、詩の朗読なども披露していただきました。モンゴルの音楽も馬頭琴を聞くのも初めてという人が多く、最後まで大勢の方に楽しんでいただきました。 「相撲以外のモンゴルを知ることができた」「馬頭琴の音色が素晴らしかった」というたくさんの感想をいただきました。オドバルさん、イラナさん、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。




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