JFサポーターズクラブ9月のイベント アラブ音楽との出会い 報告 2

 

アラブ音楽との出会い 報告

 

JFサポーターズクラブイベントの写真1

ウードを弾いて
マカームの説明をされる常味さん(左)

さて、アラブ音楽の特徴ですが、アラブの音楽は「マカーム」とよばれる旋法理論に基づいています。「マカーム」は音階、とでも訳せばよいでしょうか。アラビア語では「ポジション」、自分がいるところを意味します。本日の資料に、代表的なマカームを載せてありますが、常味さんが実際にウードを弾いて聞かせてくださいました。

 

 

 

 

JFサポーターズクラブイベントの写真2

レクを叩きながら、リズムを説明

最初はマカーム・ラストです。フラットに線が入っている記号が書いてありますが、これはフラットの4分の1を示す記号です。マカームにはこうした非常に微妙な音階がたくさん出てくるのが特徴です。次に、マカーム・パヤティです。これは喜びのマカームと呼ばれていて、明るく、楽しげな旋律です。続いて、マカーム・ヒジャーズです。これは宗教的な音階で、みなさんがイメージしているアラブ音楽の感じに近いかもしれません。それから、マカーム・サバ。これは、悲しみのマカームと呼ばれていて、人のみじめさのようなことを表現しています。次に、マカーム・フザムです。常味さんは、このマカームは何かの音に似ているとずっと思っていたのですが、この間、ヨーロッパの鐘の音の響きに似ていると気がついたそうです。荘厳な響きのマカームです。アラブやトルコの人はこんな音も曲に取り入れているんですね。

 

JFサポーターズクラブイベントの写真3

ウードを間近で見たり、
触らせてもらう時間もありました。

また、アラブ音楽の特徴はマカームだけじゃなく、リズムにもあります。例えば、この「サマイ・バヤティ」という曲、・・・。これは、10拍子の曲なんです。10拍子の曲は、日本ではちょっと聞いたことがないですよね。続いて、この曲は7拍子です。さらに、これは9拍子の曲です。7拍子だとか9拍子は、複雑だと思われるかもしれませんが、トルコの人はこの拍子で踊ったりできるのだそうです。

アラブの音楽は、深みのある美しい曲が多く、聞いたり演奏したりしていると、常味さんは「ああ、日本人もアラブ人もみんな同じ人間なのだなあ」と感じるそうです。今日はエジプトやチュニジアに行ったことのある方も多く参加されていますが、「ぜひ中近東の国へ行ってみてほしい」と常味さんは言っています。音楽はもちろん、豊かな文化に実際に触れてみてください。

 

本イベントはエジプト大使館の後援をいただき、展示パネルやパンフレットのご提供をいただきました。また、休憩時間には、大使館からお届けいただいたエジプトのお菓子、バスブーサが振舞われました。甘いシロップに浸けられた焼き菓子はとても好評でした。JFサポーターズクラブでは、11月にも音楽イベントを企画していますので、ぜひご参加ください!

 

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