日本人キューバ移住120周年を記念して
2018年春、キューバにて現代美術展とダンス公演を同時期開催
ヴェネチアでも好評を博した岩崎貴宏も出品/勅使川原三郎と佐東利穂子が手がける新作の上演

2018年2月22日

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、2018年が日本人キューバ移住120周年に当たる事を記念して、日本・キューバのアーティストによる現代美術展及びダンス公演を下記の通り実施します。キューバにおける現代日本文化への関心を喚起する事を目指す事業です。

詳細は配信プレスリリース【PDF:967KB】をご覧ください。

  • 展覧会会場の外観の写真
    ウィフレド・ラム現代美術センター(展覧会会場)外観
  • 劇場の外観の写真
    グラン・テアトロ・デ・ラ・ハバナ “アリシア・アロンソ劇場”外観

1.現代美術展「近くへの遠回りー日本・キューバ現代美術展」
今年3月からウィフレド・ラム現代美術センター(ハバナ市)で開催される美術展「近くへの遠回りー日本・キューバ現代美術展」は、日本とキューバの現代美術を通した交流に基づく展覧会です。キューバにおいて、日本人アーティストの作品はこれまでにもハバナ・ビエンナーレなどを通して、断片的に紹介されてきましたが、今回は日本の現代美術をまとまった形で展示する初めての機会となります。本展では、現代の日本に生きるアーティストたちの表現を紹介するだけでなく、日本のアーティスト達がキューバ人アーティストや現地コミュニティと係わり、両国のキュレーターとの対話と協働を通して一つの展覧会を作り上げます。日本人アーティスト7名、キューバ人アーティスト4名による新作を中心とした絵画、写真、映像、インスタレーション等の作品を、キューバを代表する現代美術館であるウィフレド・ラム現代美術センターで発表します。なお、本展は、キューバでの展覧会後、6月に東京で帰国展を開催する予定です。

2.日本・キューバダンス協働プロジェクト(仮)
4月に実施するダンス公演は、キューバのダンスカンパニーAcosta Danza所属のダンサーを起用し、勅使川原三郎/KARASが振付・演出を行う新作に加え、KARAS作品及びAcosta Danza作品によるトリプル・ビルです。会場は、キューバ随一の劇場である、通称アリシア・アロンソ劇場。KARASを率いる勅使川原三郎氏は、2009年に紫綬褒章を受章、2017年にはフランス芸術文化勲章も受章するなど、国内外で高い評価を受けており、パリオペラ座バレエ団への振付等幅広く活躍しています。Acosta Danzaは、元英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル・ダンサーであり、日本でも人気の高いカルロス・アコスタがキューバ帰国後の2015年に設立。コンテンポラリーダンスとバレエの両方に取り組む新しいカンパニーです。

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