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文化芸術交流事業の概要 Arts and Cultural Exchange

文化芸術交流事業の概要の画像

1 多様な日本の文化・芸術の海外への紹介


伝統芸能から現代アートまで幅広く、また衣食住の生活様式や価値観まで、多様で豊かな日本の文化や芸術を、公演・実演・ワークショップ、展覧会、映画・テレビ、翻訳・出版、講演・対話ほかさまざまな形で、世界の人々に紹介します。
各地域・国の状況や需要に照らして事業計画を立て、特定の地域・国に向けては特に重点的、集中的に、また、広く世界各地に向けては継続的かつ効率的に、日本文化の紹介を進めています。また、日本の文化芸術に関係する基礎情報を、インターネットなどを通じて世界に常時発信しています。参照

1-1 外交上重要な機会、地域・国への重点的な対応


日本・イスラエル外交関係樹立60周年、「日本・東ティモール友情と平和の年」(日本・東ティモール外交関係樹立10周年記念平和年)等の機会を活かして、アピール力の高い大型事業を行います。また、米国、中国、ロシアなど外交上特に重要な意味を持つ国々に向けて、それぞれのニーズに合わせて多様な事業企画を複合的に組み合わせて実施し、重点的な文化発信に努めています。

1-2 広く全世界に向けた継続的な事業展開


建築、デザイン、ポップカルチャーをはじめ多様なテーマで構成された国際交流基金巡回展、全12言語版の日本映画を揃えるフィルム・ライブラリー、劇映画やドキュメンタリーのDVDなど、国際交流基金の文化リソースを活用した展覧会や映画上映会を、広く全世界で実施しています。さらに、日本のドラマやアニメ、ドキュメンタリー番組のテレビ放映、各国の国際図書展や美術展・建築展などへの継続的な出展など、さまざまな形で日本文化を紹介し続けています。
プラス

2 文化・芸術を通した世界への貢献


国を超えた専門家同士の交流や共同制作、協働作業を地道に積み重ねることで、文化芸術の各分野で強固なネットワークを構築します。また、日本の持つ経験と知見を活かして相手国が必要とする専門的な人材の育成を支援し、国際文化交流が持続するための基盤を整えます。更には、災害復興、環境、平和構築、文化遺産の保護・活用といった世界共通の課題について、文化や芸術を通して、日本の人々と外国の人々が共に考え、共感を深める場を作り出します。参照


2-1 双方向型、共同作業型の交流事業


美術館や博物館の学芸員、舞台公演のプレゼンターやプロデューサー、映画監督、文化財・文化遺産保護専門家ほか、文化芸術活動を支える担い手たちを招へい・派遣し、国際シンポジウムや対話事業を継続的に実施することで、専門家間のネットワークづくりや関係深化を進めています。また、日本と海外のアーティストとスタッフたちが長い時間をかけて共に一つの舞台公演や展覧会を作り上げる場を創出し、その共同制作の成果である作品を国内外で紹介しています。

2-2 世界共通の課題への取組み


国境や言葉を超えた共感を生むことができる文化や芸術の力を活かし、世界と共に手を携えて、災害からの復興、平和構築、環境問題などのテーマに向き合うことを目指しています。
2012年度は特に、文化・芸術活動を通じて被災地の思いを世界と分かち合い、復興に向けて共に考え共感することが被災地の歩みを支えることを願って、東日本大震災からの復興に向け数々の事業を実施しました。

3 中国との青少年交流 参照

3-1 将来に向けた日中交流の担い手育成


日中両国の青少年を中心とする市民同士の交流を促進することにより、将来の日中関係の担い手を育成し、より幅広く、深い「心と心のつながり(=心連心)」を形成することを目指して、双方向性と協働性を重視した事業を実施しています。

  • 1.ブラジルでファッションショーとレクチャーを実施,2.ジャカルタで、日本のマンガ・アニメ事情を紐解く
  • 3.日本・カタール外交関係樹立40周年を記念して「第23 回ドーハ国際図書展」に日本が招待国として迎えられた

    1. ブラジルにmatohuのデザイナー堀畑裕之・関口真希子両氏を派遣、ファッションショーとレクチャーを実施した。 2. ジャカルタで(株)コルクの佐渡島庸平氏と読売テレビ放送(株)プロデューサーの永井幸治氏が、日本のマンガ・アニメ事情を紐解いた。 3. 日本・カタール外交関係樹立40周年を記念して「第23回ドーハ国際図書展」に日本が招待国として迎えられた。書道の実演や折り紙の講習からロボット技術のデモンストレーションまで、幅広いジャンルのイベントは2万人以上もの来場者を集めた。 4. ローマ国立近代美術館における『近代日本画と工芸の流れ1868-1945』展の展示風景参照 5. ニューヨークのジャパン・ソサエティで上演されたロボット演劇「働く私」 

  • 4.ローマ国立近代美術館『近代日本画と工芸の流れ1868-1945』展,5.ニューヨークのジャパン・ソサエティで上演されたロボット演劇「働く私」