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理事長からのごあいさつ

国際交流基金は、日本の友人を増やし、世界との絆をはぐくむことをミッションとして、文化芸術交流、海外における日本語教育、日本研究・知的交流の3つの分野でさまざまな事業を実施しています。

長期的視点に立って、日本の真の友人をつくっていくために、日本語教育や日本研究の人材育成、また日本の文化芸術の紹介、文化機関やアーティストとの良好な関係づくりを地道に行っています。他方、時々変化する国際情勢の中で、日本の外交政策上の課題にも文化の面で貢献するため、大きな事業の枠組みをつくって対応しています。

2015年度は、「アジア文化交流強化事業」、「放送コンテンツ等海外展開支援事業」という2つの事業が本格的に動き出した年でした。

「アジア文化交流強化事業」は、近年ますます重要となっている東南アジア諸国との関係強化のために、2020年までに3000人の人材を日本語教育の中等教育等の現場に派遣し、現地日本語教師のアシスタントをしてもらう“日本語パートナーズ”や、映画、舞台の共同制作等の双方向の文化・芸術交流をその柱としています。

「地域経済活性化に資する放送コンテンツ等海外展開支援事業」は、日本全国各地のテレビ局が有する良質なテレビ番組を、商業ベースでは日本の番組が放送されにくいアフリカや中南米等に提供する事業です。

いずれも、現在の課題にタイムリーに応えるための時限的なもので、機動的でかつ効率的な事業運営によって目に見える成果をあげるべく、役職員一同一丸となって取り組んでいます。

近年多様な日本文化が海外で高く評価されるに伴い、国際交流基金には国際文化交流の専門機関としてのさらなる貢献が求められています。こうした内外からの期待に応えるべく、国際交流基金は今後も積極的に事業の強化、体制の強化に取り組んでまいります。

引き続き、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2016年9月
国際交流基金 理事長 安藤 裕康

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