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国際交流基金を知りたい

Chapter 2
アジアセンター

2013年12月に東京で開催された日・ASEAN特別首脳会議において、日本政府が発表した新しいアジア文化交流政策「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト~知り合うアジア~」を担う部署として、2014年4月にアジアセンターを設置しました。Communicate(交流)、Connect and Share(共有)、Collaborate(協働)、Create(創造)の4つの「C」による活動を通じて、アジアに住む人々の間に、共感、共生の意識を育んでいきます。

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アジアセンターが実施する2つの事業

2015年度をふりかえって
さまざまな分野でのコラボレーションによって
東南アジアの人々との絆を深めていきます

日本語教育を通じた交流や文化芸術の協働によって互いを理解し、持続的な関係を構築

2014年度に活動をスタートしたアジアセンターですが、2015年度はさまざまなプロジェクトが本格的に動き出した年だと言えます。前年の倍以上となる379件のプロジェクトを実施しました。

例えば“日本語パートナーズ”プログラムです。これは東南アジアの日本語教育の現場に日本人を派遣するプログラムで、2015年度は8ヵ国に170人を派遣しました。現地の日本語教育のサポートや日本文化の紹介を通じてアジアに日本のファンを生み、また派遣されたパートナーズ自身もその国のファンとなって、SNSやアジアセンターのWEBを通じてアジアの魅力を現地から日本に向けて活発に発信しています。

また、文化芸術、知的交流、市民交流の分野でも多様なプロジェクトを展開しています。異なる文化的背景を持った人たちがコラボレーションを通じて互いを理解し合うことで、人と人のつながりが生まれ、そこから新しいプロジェクトが発展しています。

文化活動が盛んなアジアのパワーを日本へも波及させていきます

アジアセンターでは2020年を一つの目標としてプログラムを実施しています。これまでに始めた企画が2016年にはより具体的な成果を実らせていくことでしょう。

“日本語パートナーズ”も、より多くの国、多くの地方に派遣が始まります。首都だけでなく、地方都市で行われるアジアの人々との交流とコラボレーションの支援も重要です。次世代を担う若者の活動も積極的に支援していきます。

アジア各国では経済的な成長に加えて、文化的な活動も盛んになっており、とても元気があります。その活気を日本につないでいく活動に力を入れていきたいと考えています。
(アジアセンター部長 下山 雅也)