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2008年度 第2期
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、文化芸術交流、海外における日本語教育、日本研究・知的交流を主要な事業領域として、日本と海外諸国との相互理解を深めるためにさまざまな事業を展開しています。
この「異文化理解講座」は、第一線で活躍する専門家の方々を講師として招き、海外の国や地域を多様な視点から取り上げる連続講座です。2008年度第2期は「中東理解講座」、「アジア理解講座」、「中南米理解講座」を開催します。これらの地域に暮らす人たちの生活・文化・歴史などを知ることによって、異文化への理解を一層深めていただければ幸いです。
■異文化理解講座の書籍化について
理解講座をより多くの方々に共有していただくことを目的に、ジャパンファウンデーションでは書籍化を行なっております。今後、講座内容が書籍化される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
なお、これまでに出版されました関連書籍につきましては、こちらでご覧いただけます。
[水曜日]
(2009年1月14日から3月25日) 全10回
災害に向き合うアジアの人々
※終了しました
[金曜日]
(2009年1月16日から3月27日) 全10回
世界の人々を魅了するチベットの仏教思想・歴史・美術・自然
※終了しました
* 講師、講座内容等、詳細につきましては、各曜日のリンクをクリックしてください。
日時・会場・受講料
| 主催: | ジャパンファウンデーション |
| 日時: | 2009年1月14日から3月27日 19時から20時30分 各講座週1回 |
| 会場: | |
| 定員: | 各講座80名(先着順) |
| 受講料金: | 各講座全10回分 10,000円(税込み) (JFサポーターズクラブ会員は8,000円、会員で学生は5,000円) 銀行振込または郵便振替でお支払いください。一度振り込まれた受講料は返却できません。 振込み手数料は、受講者負担となります。 先着順で受講登録いたします。振込先の詳細は受講の通知とともに郵送でご案内いたします。 *JFサポーターズクラブについては、ジャパンファウンデーション情報センター(Tel.03-5369-6087、 *なお、2008年4月以降、JFサポーターズクラブの年会費1,000円「フレンド会員」には異文化理解講座受講料の割引は適用されなくなりました。何卒ご了承ください。 |
*講座で配付する資料につきましては、登録講座の受講者用となっています。該当講座の受講者以外の方への資料の配付・閲覧は行なっておりませんので、ご了承ください。
お問い合わせ
|
「異文化理解講座」事務局 |
●コーディネーター
林 勲男(国立民族学博物館民族社会研究部准教授)
●コーディネーターからのメッセージ
自然災害の発生件数や被災者の数は、年々増加の傾向にあります。2006年の全世界の自然災害件数のうち、約4割がアジアで発生しましたが、被災者数の約9割、死者数の約6割がアジアに集中しています。地球温暖化、森林破壊、砂漠化、急速かつ無秩序な都市化などの多くの要因が絡みあった結果として、アジアは他の地域に比べて災害による被害を受けやすい地域であるといえます。
自然災害は地震や火山噴火、洪水、津波など自然の力だけで発生するのではありません。ある自然環境のもと、歴史的に築かれてきた政治・経済・文化といった社会の様態、人々の生活の在り方によって、被害の規模や様相に違いが現れます。そして災害発生直後から復旧・復興期に至るプロセスに、それぞれの社会での宗教・人種・ジェンダー・エスニシティ・貧富などの相違が影響し、生活再建や地域復興が必ずしも平等に進展しない状況を生み出します。
本講座では、アジア各地での災害による人々の生活への影響、被災地支援の在り方、生活再建の課題、防災・減災への取り組みなどを社会的・歴史的背景に照らしながら、現地の人々がどのように災害と向き合っているのかについて、それぞれの地域の専門家と共に考えてゆきたいと思います。
(林 勲男)
●講師および日程・テーマ(*変更となる場合もあります)
| 1月14日 | 総論 林 勲男(国立民族学博物館民族社会研究部准教授) |
| 1月21日 | アチェ紛争と2004年スマトラ沖地震津波:契機としての自然災害 西 芳実(東京大学大学院総合文化研究科助教) |
| 1月28日 | サイクロン・ナルギス被害の背景 飯國 有佳子(国立民族学博物館民族社会研究部外来研究員) |
| 2月4日 | メトロマニラ、マリキナ市の住宅耐震プロジェクト 田中 聡(富士常葉大学大学院環境防災研究科准教授) |
| 2月18日 | インド洋津波後のスリランカ漁村 高桑 史子(首都大学東京人文科学研究科教授) |
| 2月25日 | 「洪水」と共に生きる人々:バングラデシュの生活 高田 峰夫(広島修道大学人文学部教授) |
| 3月4日 | 2004年インド洋津波災害と南インド文化遺産 深尾 淳一(映画専門大学院大学専任講師) |
| 3月11日 | インド、震災を乗り越える染色職人集団 金谷 美和(国立民族学博物館研究戦略センター外来研究員) |
| 3月18日 | インド西部地震被災地のNGO活動 三尾 稔(国立民族学博物館研究戦略センター准教授) |
| 3月25日 | トルコ、被災地を結ぶ人々のつながり 木村 周平(京都大学東南アジア研究所特定助教) |
●コーディネーター
石濱 裕美子(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
●コーディネーターからのメッセージ
2008年3月にチベット人が蜂起したことにより、チベット問題は多くの人に知られるところとなりました。国を失って半世紀たつチベットが、年々国際社会でその存在感を増していくのは、世界中が無視することができない高度に優れた思想・哲学がチベットにあるからです。
この講座の特徴はまず、チベット文化の根幹である仏教――歴史も美術も医学も仏教の大きな影響を受けています――をじっくり知ることができることにあります。とくにチベット人の仏教博士からチベットの僧院生活やチベット仏教の基本的な部分を伺うという企画は大変珍しいものはでないでしょうか。仏教以外としては、チベットの雄大な自然については、京都大学の幸島先生からヒマラヤの氷河の生態系を、小林先生からチベットの山の魅力についてお伺いします。
この講座はそれぞれのジャンルのエキスパートの方々が、世界を魅了するチベットの仏教・歴史・美術・医学・自然などを語る、魅力的なアンソロジーになっていくことと思います。
(石濱 裕美子)
●講師および日程・テーマ(*変更となる場合もあります)
| 1月16日 | チベットの歴史 石濱 裕美子(早稲田大学教育・総合科学学術院教授) |
| 1月23日 | チベット=ヒマラヤの生物と氷河生態系 幸島 司郎(京都大学野生動物研究センター教授) |
| 1月30日 | チベットの山 小林 尚礼(写真家) |
| 2月6日 | チベット医学の世界 小川 康(チベット医学暦法大学医学研修生) |
| 2月13日 | チベットの人々の暮らし 渡辺 一枝(作家) |
| 2月20日 | チベット仏教の僧院生活とその教え ゲシェー・チャンパ・トンドゥプ師(デプン・ゴマン学堂) [通訳:野村 正次郎(文殊師利大乗仏教会)] |
| 2月27日 | チベットの顕教 福田 洋一(大谷大学文学部教授) |
| 3月6日 | チベットの密教について 平岡 宏一(清風学園専務理事) |
| 3月13日 | チベット仏教美術入門 田中 公明(東方研究会研究員) |
| 3月27日 | 日本人として「チベット問題」を考える 長田 幸康(文筆家) |