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国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、2008年に日本で開催されたアフリカ開発会議(TICAD IV)を機に設定された「日アフリカ交流年を記念し、タンザニア、南アフリカのアフリカ2カ国4都市にて、沖縄県内外で精力的に公演活動を行なっている沖縄県立芸術大学琉球芸能専攻OB会の選抜メンバー8名による琉球舞踊の巡回公演を実施します。タンザニアのバガモヨでは全国文化芸術祭という国際芸術祭に参加いたします。
沖縄本島の古典舞踊や庶民の生活を描いた雑踊(ぞうおど)りを中心とした本巡回公演を通して、アフリカの人々に日本文化の多様性と魅力を伝えます。
公演日程:2008年10月12日 日曜日 から 19日 日曜日
| タンザニア | |
| ダルエスサラーム | 〔レクチャー・デモンストレーション〕 〔公演〕 日時:10月13日 月曜日 18時 会場:ロシア・タンザニア文化センター |
| バガモヨ | 〔全国文化芸術祭参加公演〕 日時:10月15日 水曜日 20時 会場:TaSUBa |
| 南アフリカ | |
| ヨハネスブルグ | 〔ミニ公演〕 |
プレトリア | 〔公演〕 |
【出演:沖芸大琉球芸能専攻OB会 選抜メンバー】

比嘉 一恵
(ひが かずえ)
立方

新里 春加
(しんざと はるか)
立方

西村 綾乃
(にしむら あやの)
立方

與那覇 桂子
(よなは けいこ)
立方

新垣 悟
(あらかき さとる)
立方

横目 大通
(よこめ ひろみち)
歌三線

玉城 和樹
(たましろ かずき)
歌三線

高宮城 実人
(たかみやぎ さねひと)
太鼓
【スタッフ】
金城 裕幸(きんじょう ひろゆき): 演出構成(沖芸大琉球芸能専攻OB会)
新里 幸己(しんざと ゆきみ): 制作、舞台監督(株式会社日本ホールサービス)
大城 伸也(おおしろ しんや): 音響(有限会社プロサウンド スタック)
【琉球舞踊について】
数々の島からなる諸島で構成された日本の最南端、沖縄。その昔、沖縄が琉球王国と呼ばれていた時代、沖縄は中国、東南アジア、日本などとの中継貿易を通して、富と繁栄の時代を築きました。さまざまな異文化を吸収しつつ、独自の王朝文化を育んでいきました。その文化を象徴するのが伝統芸能です。
琉球舞踊には、宮廷舞踊ともいわれる古典舞踊、庶民の生活を描いた雑踊り、近代の舞踊家によって創られた創作舞踊、各地域によって継承されている民俗舞踊の四つに大別することがでます。それぞれ小さな島にも多様で多彩な芸能があるのです。
古典舞踊は、琉球王府が中国からの使者を歓待する為に磨かれ、洗練されていきました。
やがて、1879年、琉球王国は日本政府の廃藩置県制度により滅び、沖縄県となります。そこで登場したのが農、漁村や庶民の暮らしぶりをモチーフにした雑踊り(ぞうおどり)です。優雅で抑制された形式美の古典舞踊とは対照的な自由で開放感に満ちたリズミカルな雑踊りは南国の明るさそのものと言えます。
いかに困難な時代にあっても芸能は後退することなく沖縄の生活の中に生き続け人々を励ましてきました。歌と踊りが鮮やかにそして、豊かに息づく沖縄は、芸能の宝庫です。

【四ツ竹(よつだけ)(古典女踊り】
出演:比嘉一惠/新里春加/西村綾乃/與那覇桂子
『今日のこの御祝いの場で踊れることのなんと喜ばしいことでしょう』と
歌われるこの踊りは、古典女踊りの中でも代表的な祝儀舞踊の一つです。
沖縄独特の染物である鮮やかな「紅型(びんがた)」の衣装に南国沖縄を
象徴するような赤い花、青い波がデザインされた花笠を被ります。手に持った
四ツ竹の音が、祝いの座を華やかにします。
【上り口説(ぬぶいくどぅち)(古典二才踊り)】
出演:新垣 悟
この踊りは、琉球、薩摩(今の鹿児島)間の歴史を背景に生まれたもので、「上り(ぬぶい)」とは、琉球から薩摩までの旅のことを指しています。公務出張の為に首里城から出発し、港へ向かう背景や心情、そして薩摩までの船旅の様子が描かれています。またこの踊りは、その昔、琉球が薩摩の役人を首里城に招きもてなす時に踊られたといわれています。
【稲まづん(んにまじん)(古典女踊り)】
出演:比嘉一惠
この女踊りは五穀豊穣を祈る予祝(よしゅく)の踊りである。右手に持つ稲穂の振りと、それに合わせる左手の振り、こねり手の扱いなどが大きな優しさと美しさを感じさせます。今年の作物は大豊作なので、倉に収納できず野積みすることになるでしょう、と歌われます。
【浜千鳥(ちじゅやー)(雑踊(ぞうおど)り)】 出演:新里春加/西村綾乃/與那覇桂子
古里を遠く離れた旅人のわびしさ、そこに残した人々を懐かしむ心情、そして旅人を送り出す側の心境を浜辺で遊ぶ千鳥達に重ね表現しています。やわらかい手の動きが特徴的な踊りです。沖縄の織物、紺地の琉球絣を、帯を使わない独特の「ウンチシー」という着こなしで踊ります。
【浜千鳥(ちじゅやー)(雑踊り)】
出演:新里春加/西村綾乃/與那覇桂子
古里を遠く離れた旅人のわびしさ、そこに残した人々を懐かしむ心情、そして旅人を送り出す側の心境を浜辺で遊ぶ千鳥達に重ね表現しています。やわらかい手の動きが特徴的な踊りです。沖縄の織物、紺地の琉球絣(りゅうきゅうかすり)を、帯を使わない独特の「ウンチシー」という着こなしで踊ります。
【空手舞踊(創作舞踊)】
出演:比嘉一惠
沖縄の伝統的な武術「空手」の型を舞踊化した作品です。「空手」は武器を持たなかった琉球の人々の護身術として生まれ、発展してきました。この踊りはその空手と身近な道具を使った古武術で構成されています。
【谷茶前(たんちゃめー)(雑踊り)】
出演:新垣 悟/西村綾乃
「谷茶(たんちゃ)」は沖縄本島北部にある一漁村のことです。四方を海に囲まれた沖縄は海の幸に恵まれた土地です。男達は浜辺に寄ってきた小魚を捕り、娘達はそれを籠に入れて街に売りに行く、といった漁村の風景を踊りにしています。男は船を漕ぐ櫂をもち、女は魚を入れる籠をもち、素足で踊ります。
【汀間当(ていまーとう)(雑踊り)】
出演:與那覇桂子
庶民的な女性の姿を表現しているこの踊りは、役人と美しい村娘との恋物語が描かれています。絣の着物を裾短めに着て、素朴な女性のかわいらしさが全面にでています。
【加那よー天川(かなよーあまかー)(雑踊り)】
出演:新垣 悟/新里春加
この踊りは、愛し合う男女の姿を明るく伸びやかに描いています。前半では互いの愛の印である花染手巾とミンサー帯を交換しながら語らい、後半では、水辺で楽しげに水をかけあい遊びます。雑踊りの中でも人気の高い作品です。
【黒島口説(くるしまくどぅち)(雑踊り)】
出演:全員
沖縄本島の南に位置する黒島(くろしま)は歌と踊りの島です。この踊りは、黒島の美しさやそこに住む人々の生活が素材になっています。海の幸、山の幸に感謝し、生きる人々のおおらかさで明るく逞しい姿を口説き囃子を織り交ぜながら、賑やかに楽しく踊ります。
【ワークショップ】
歩み、手のこなし、指先等の身体全体の動きなど琉球舞踊の技法及び髪型、髪飾り、扮装、楽器等の解説と実演を行い、琉球の文化や琉球舞踊について理解を深めることができます。
【沖芸大OB会プロフィール】
2000年に沖縄県立芸術大学音楽学部の10周年を記念した「あちゃからぬ あさてぃ」公演等、有志公演を継続してきた同大学琉球芸能専攻卒業生が平成16年7月結成。設立後は、自主企画公演(立ち上げ公演「温故知新」、新潟中越地震被災地激励慰問公演、第1回定期公演「古典」)を行なっている。
OB会会員の多くは、県内の琉舞研究所や古典音楽研究所に在籍し、新聞社の主催する芸能選奨やコンクールの最高賞、グランプリ、奨励賞などを受賞。それぞれの在籍する団体で教師、師範の免許を得ている会員も数多い。
現在は主に、沖縄県文化振興会のかりゆし芸能公演派遣事業や県観光推進課、生涯学習センターなどの委託公演や県内外の地域のイベント等への参加を通して沖縄の古典芸能を中心に精力的に活動している。2009年3月には第2回の定期公演を予定している。
お問い合わせ先:
国際交流基金 芸術交流部舞台芸術課 担当:今野
Tel. 03-5369-6063 Fax. 03-5369-6038