
●全体的状況
【沿革】
アルジェリアでは、日本語教育は行なわれておらず、日本に関する学部・学科も存在しない。
●教育制度
【教育制度】
小学校はこれまで6年間(6-12歳)だったが、2008年の教育改革により5年間(6-11歳)に短縮された。代わりに、これまで3年(12-15歳)であった中学校が、4年(11-15歳)となった。高校は3年間。
高等教育段階では、2つのシステムが存在している。
1.従来からあるシステム
学士課程:大学入学資格取得後4年の課程
修士課程:学士取得後、試験を通過し、2年の課程
博士課程:修士取得後、修士→博士の試験を受けることなく3年ないしそれ以上(課程によって異なる)
2.LMD(Licence:学士、Master:修士、Doctrat:博士)システム
学士課程:大学入学資格取得後3年の課程
修士課程:大学入学資格取得後5年の課程(学士→修士への試験無し)
博士課程:大学入学資格取得後8年の課程(修士→博士への試験無し)
上記2つのシステムについては、教育機関ないし課程によって、学生が選択可能な場合もあれば、どちらか一方のみが施行されているため、選択の余地がない場合もある。
国立行政学院(ENA、グランゼコール)は、法学又は政治学士取得後、競争試験を受け、入学。学費無料。
アルジェリアでは、大学まで義務教育。
【教育制度】
小学校から高校までは国民教育省が、大学以上は高等教育・科学研究省が管轄。
●言語事情
国語及び公用語はアラビア語、国語はベルベル語。また、フランス語が一般に広く用いられている。
●外国語教育
小学校4年生よりフランス語を履修(必修)。
中学校2年生より英語を履修(必修)。
高校1年生よりスペイン語ないしドイツ語を履修(必修)。
ロシア語ないしイタリア語は大学で履修(選択)。
日本語教育はなく、入学試験でも選択不可。
●資格要件
【初等・中等教育】【高等教育】【学校教育以外】
日本語教育は実施されていないが、いずれの教育段階においても、学士号の取得が条件。
国際交流基金、JICAからの派遣は行なわれていない。
アルジェリアでは、1985年から1993年にかけて日本語学校が存在したが、アルジェリア人向けではなく、主に、外交官及び日本人駐在員の子女が通っていた。夜間にいくつかのアルジェリア人向けのコースが開かれていた。