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●日本語教育の実施状況 ●教育制度と外国語教育 ●学習環境 ●教師 ●教師会 ●日本語教師派遣情報 |
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●全体的状況
【沿革】
ベラルーシにおける本格的な日本語教育は、ソ連邦崩壊後の1993年、ミンスク国立外国語大学(現ミンスク国立言語大学)日本語学科で開始された。同大学では2007年秋、5年に1度の日本語専攻入学試験を行なった結果、前回の入学者数16名を大きく上回る29名を受け入れた。これによりベラルーシにおける日本語学習者数は飛躍的に伸びたが、国内の日本語学習者に対する需要や日本語教育に割かれる予算に裏付けされているとは言い難い。
ベラルーシ国立大学でも1995年から日本語教育が開始されている(当初第2外国語、2002年から専攻扱いに)。高等教育機関以外では2005年秋に首都ミンスクのNGOが日本語講座を開講し、継続的な日本語教育を行なっている。これらの機関の教育体制はいずれも発展途上ながら、それぞれ整備が進められている。各種の制約(後述)から、近い将来の急速な量的発展は見込めないものの、学習者の水準は確実に向上しており、今後は高い日本語運用能力を持った優秀な専門家が世に出てくることが期待される。
全体的に日本語学習希望者は増加する傾向にあり、日本語能力試験受験者数にもこれが表れている。2003年より毎年9月に開催されている国内日本語弁論大会も、内容・運営面での改善の余地はまだ残されているものの、専攻以外の学習者が出場するなど恒例行事として定着しつつある。
●教育段階別の状況
【初等・中等教育】
本格的な日本語の授業は行われていない。
【高等教育】
ミンスク国立言語大学の日本語専攻者は、通訳学部東洋語学科に属し、通訳者養成を主目的とした教育を受けている。実際には日本企業が当地に進出していないため、通訳の需要はごく限定されている。これまでに卒業した第1期・2期生では、日本大使館勤務、システム開発会社で日本語関連作業に従事する者がいる他、数名が副業として不定期に日本語通訳・翻訳・教師などを行なっている模様である。
一方のベラルーシ国立大学では、これまで国際関係学部で国際関係、国際経済などを専攻し、第2外国語として日本語を学習した卒業生が出ているが、学習時間数も少なく、日本語能力の水準は決して高くはなかった。しかし中には、外務省に就職し日本担当になったり、卒業後に留学(日本以外も含む)して日本語・日本研究を続けたりしている者もいる。2002年秋に設立された同学部の言語地域研究科(日本学専攻)では、日本語学習により力を入れているほか、社会・経済・文化といった日本事情学習にも時間が割かれ、総合的な日本専門家の育成が行なわれている。2007年夏には、日本学を専攻した第1期生4名が卒業した。なお、2007年度から国際経済専攻の学生への日本語教育が再開され、現在国際経済専攻の1、2年生が日本語を第1外国語として学習している。
日本留学は、主に文部科学省の奨学金を得て実施されており、1996年以降、日本語・日本文化研修留学生プログラムでいずれかの大学からほぼ毎年採用者があり、ここ数年は年に2名程度採用されている。またベラルーシ国立大学からは、大学推薦枠での早稲田大学留学が可能となり、2006年から毎年1名が留学を果たしている。
【学校教育以外】
2005年秋首都ミンスクに開講したNGOの日本語講座及び2007年に開講したミンスク国立言語大学の夜間講座で日本語教育が行われている。これ以外には、組織的かつ継続的に日本語教育を行なっている機関はなく、在留邦人などによる個人教授、小規模なサークル形態での授業のみである。学習者は、仕事で日本を訪問する機会のある者のほか、大学生など若年層が中心である。
●言語事情
ともに東スラブ語族に属するベラルーシ語およびロシア語が公用語であるが、特に都市部ではロシア語の使用が一般的となっている。学校教育も、ベラルーシ語で教授する学校は少数派である。公的文書などベラルーシ語で書かれたものもあるが、ロシア語との類似性が高く、一般国民にとって特に問題を招くこともないようである。
●外国語教育
旧ソ連時代、外国語教育は初等教育終了後の5年生からであったが、現在は1年生から開始する学校もある。第1外国語は英語のほか、フランス語、ドイツ語、スペイン語のいずれかがあり、学校によって特定されているが、2006年からはこれに中国語が加わった。英語を重視する傾向は高まっており、幼稚園などでも英語を教えるケースが増えているが、学校で第1外国語が英語以外であったため、大学生でも英語が不得手、という者も散見される。外国語教育に重点を置いている学校では、学年が進んでから第2外国語(フランス語・ドイツ語など)の学習も開始される。
●日本語のネイティブ教師(日本人教師)の雇用状況とその役割
現在、ベラルーシ国立大学に1名(派遣教師を除く)。他の現地人教師と同様に日本語の総合的な授業を担当している。在留邦人は20名程度と数少ないが、教師以外の在留邦人、日本人留学生などによるゲストとしての授業参加は、時折行なわれている。
●教師研修
2006年と2008年に日本語教育セミナー及び勉強会が行われている。その他、国際交流基金の日本語教師研修が利用されている。
●最新動向
2008年9月に日本語教師会主催でベラルーシ日本語教師会セミナーを実施した。
★教師会・学会一覧へ
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1.
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日本の文化に関する知識を得るため |
9.
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日本との親善・交流を図るため(短期訪日や日本人受入) | |||||
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2.
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日本の政治・経済・社会に関する知識を得るため |
10.
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日本語によるコミュニケーションが出来るようにするため | |||||
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3.
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日本の科学技術に関する知識を得るため |
11.
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母語、または親の母語(継承語)である日本語を忘れないため | |||||
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4.
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大学や資格試験の受験準備のため |
12.
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日本語という言語そのものへの興味 | |||||
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5.
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日本に留学するため |
13.
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国際理解・異文化交流の一環として | |||||
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6.
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今の仕事で日本語を必要とするため |
14.
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父母の期待に応えるため | |||||
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7.
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将来の就職のため |
15.
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その他 | |||||
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8.
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日本に観光旅行するため | (1.〜15.から5つ選択) | ||||||
| 1993年 | ミンスク国立外国語大学(現ミンスク国立言語学大学)にて日本語学科開設 |
| 1995年 | ベラルーシ国立大学にて日本語教育(第2外国語)開始 |
| 2002年 | ベラルーシ国立大学の日本語教育が言語地域研究科(日本学専攻)に変更 |
| 2005年 | ミンスクのNGOが日本語講座開講 |
| 2006年 | ミンスク市内のギムナジウムでサークル形式での日本語教育開始(2008年をもって終了) |
| 2007年 | ミンスク国立言語大学で日本語夜間講座開講 |