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●全体的状況
【沿革・背景・特徴】
1958年、ゲント大学(オランダ語系)東方東欧・アフリカ研究所の設立に伴い、日本学専任教授ポストが創設されたことが、ベルギーにおける日本語教育の始まりである。
1980年代に入ると、社会における対日関心の高まりと相まって、高等教育レベルでの極東研究課程に占める日本語のウェイトが高まった。また、語学学校や外国語大学、商科大学、欧州委員会などを含めた市民・一般教育レベルにまで講座が拡大した。
1990年以降、日本語教育を行なっている機関数は受講者の多様なニーズ(上級コース等の創設)に即した結果、幾分増加する傾向にあった。一方、2000年前後は、長期に亘る日本経済の低迷や、中国への人気復活により、多くのアジア言語学習者が中国語に流れたことから、日本語学習者数もやや減少した。しかし、2004年以降、学習者数は著しく増加する傾向にある。学習の動機が経済分野への関心だけでなく、マンガ等の若者文化を含む文化的関心へと広がり、さらに学習者層の低年齢化に拍車をかけている。
| ・中等教育第1〜2年次: | 「現代語」は必修で、オランダ語、英語、ドイツ語から1言語のみを選択。原則として、初等教育において習得を開始した言語をそのまま選ばなければならない。ブラッセル首都地域ではオランダ語のみ選択可能。 |
| ・中等教育第3〜4年次: | 前段の「現代語」が「現代語Ⅰ」と呼び直される(必修)。ほか、新たに第3言語として「現代語Ⅱ」が選択可能になる。「現代語Ⅱ」は、オランダ語、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語の中から1言語のみ選択。ブラッセル首都地域では、「現代語Ⅰ」および「現代語Ⅱ」ともに必修。 |
| ・中等教育第5〜6年次: | 「現代語Ⅰ」(必修)、「現代語Ⅱ」(選択)および第4言語としての「現代語Ⅲ」が新たに選択可能となる。「現代語Ⅲ」は、「現代語Ⅱ」の各言語の中から1言語の選択。 |
| ・中等教育第1年次より: | フランス語(必修)。ただし実際には、フランス語に加え英語の授業も第1年次より行なっている学校がある(全校数の約4分の1)。 |
| ・中等教育第2年次より: | フランス語(必修)および英語(必修)。 |
| ・中等教育第3年次以降: | 言語教育の枠組および具体的に選択可能な言語は法律により定められていないが、進学する分野に応じ第4言語以降の選択が可能。 |
| ・初等教育: | 全期間を通じ、フランス語のみ(必修)。 |
| ・中等教育: | 全期間を通じ、フランス語(必修)。第2年次からは、第3言語(英語かオランダ語のどちらか)を選択することができる。さらに第4年次からは、第4言語(第3言語において選択していないどちらかの言語に限る)を選択することが可能。 |
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1.
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日本の文化に関する知識を得るため |
9.
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日本との親善・交流を図るため(短期訪日や日本人受入) | |||||
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2.
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日本の政治・経済・社会に関する知識を得るため |
10.
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日本語によるコミュニケーションが出来るようにするため | |||||
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3.
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日本の科学技術に関する知識を得るため |
11.
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母語、または親の母語(継承語)である日本語を忘れないため | |||||
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4.
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大学や資格試験の受験準備のため |
12.
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日本語という言語そのものへの興味 | |||||
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5.
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日本に留学するため |
13.
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国際理解・異文化交流の一環として | |||||
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6.
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今の仕事で日本語を必要とするため |
14.
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父母の期待に応えるため | |||||
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7.
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将来の就職のため |
15.
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その他 | |||||
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8.
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日本に観光旅行するため | (1.〜15.から5つ選択) | ||||||
| 1957年 | ゲント大学に南・東アジアの言語と文化部日本学日本語コース開設 |
| 1958年 | ゲント大学に東方東欧・アフリカ研究所が設立され、日本学専任教授ポストが創設された |
| 1980年代 | 高等教育レベルでの極東研究課程に占める日本語のウェイトが高まる 語学学校や外国語大学、商科大学、欧州委員会などを含めた市民・一般教育レベルにまで講座が拡大 |
| 1986年 | ルーヴァン・カトリック大学に、文学部東洋スラヴ学科日本学専攻課程開設 |
| 1991年 | リエージュ大学に日本文化研究センター開設 |
| 1999年 | リエージュ大学にて、学部学位取得済みの学生を対象とした専攻課程開設(2003年に打ち切り) |
| 2004年〜 | 経済分野への関心だけでなく、文化的関心が高まり、学習者が著しく増加 |
| 2007年 | ルーヴァン・カトリック大学文学部で、教職課程の中に日本語教師養成コース開設 |
| 2008年〜 | リエージュ大学にて言語、現代文学科の学生が単位取得可能な日本語クラス開設 |