ホーム > 日本語教育 > 調査研究・情報提供 > 国・地域別の情報 > 日本語教育国別情報> 2009年度> ラトビア

|
●日本語教育の実施状況 ●教育制度と外国語教育 ●学習環境 ●教師 ●教師会 ●日本語教師派遣情報 |
●学習目的 ●シラバス・ガイドライン ●評価・試験 ●日本語教育略史 ●参考文献一覧 |
●教育段階別の状況
【初等・中等教育】
ラトビアには、教育科学省で定めた正規の科目の他に選択科目を特別に教えている公立学校がいくつかある。その選択科目として唯一日本語を教えているのがリガ文化学校である。そこでは5年生から第2外国語として日本語が教えられている(3-4時間/週)。日本語のクラスの生徒数は学年ごとに9名から17名と異なるが平均して約12、13名である。学校は1年から12年まである。日本語熱の高さは、漠然とした日本への関心が親の世代のみならず子供の間にも潜在することの現れである。
【高等教育】
1997年には、ラトビア大学に日本語学科が開設されたが、1999年には日本学コースに再編された。学生数は53名(2009年5月現在)。日系企業の進出がないため、日本語を使う仕事に就くのは難しいが、それにもかかわらず入学希望者は多い。同学科の入試科目に日本語はない。日本の文部科学省、大学間のプログラム等で、毎年数名の学生が日本に留学している。早稲田大学、関西外国語大学、筑波大学及び山形大学との間において、大学間協定を結んでいる。
【学校教育以外】
リガ市では一般向けの日本語講座が3ヶ所ある。1987年にカッタイ氏が開始して以来ラトビア日本友好協会が行なっている一般成人向け日本語コース(週1回、6、7名)と、1999年の秋に開設された私立の日本語塾「言語」(週3、4回、各クラス合計約20名)の日本語・文化コース、ラトビア文化アカデミー(国立大学)附属ノルディックセンターの日本語講座(週2回、各クラス合計13名(2009年5月現在))である。また、個人教師などについて、個人的に日本語を学習している人はかなりいると思われるが、正確な人数は把握できない。
|
1.
|
日本の文化に関する知識を得るため |
9.
|
日本との親善・交流を図るため(短期訪日や日本人受入) | |||||
|
2.
|
日本の政治・経済・社会に関する知識を得るため |
10.
|
日本語によるコミュニケーションが出来るようにするため | |||||
|
3.
|
日本の科学技術に関する知識を得るため |
11.
|
母語、または親の母語(継承語)である日本語を忘れないため | |||||
|
4.
|
大学や資格試験の受験準備のため |
12.
|
日本語という言語そのものへの興味 | |||||
|
5.
|
日本に留学するため |
13.
|
国際理解・異文化交流の一環として | |||||
|
6.
|
今の仕事で日本語を必要とするため |
14.
|
父母の期待に応えるため | |||||
|
7.
|
将来の就職のため |
15.
|
その他 | |||||
|
8.
|
日本に観光旅行するため | (1.〜15.から5つ選択) | ||||||
| 1987年 | 国立ラトビア大学外国語学部の講義室にて夜間、社会人および学生を対象にエドガルス・カッタイ氏が日本語コース開設 |
| 1991年 | ブリギッタ・クルーミニャ女史が子どもを対象に日本語夜間塾を独自に開塾 |
| 1993年 | クルーミニャ氏による夜間塾がリガ市の公立の全日制日本語文化学校に昇格 |
| 1997年 | ラトビア大学外国語学部東洋学科に日本語コース設置 |
| 1999年 | 同日本語コースは日本学プログラム(The Bachelor Program of Japanese Studies)と改名 ブリギッタ・クルーミニャ女史が日本語塾「言語」を設立 ラトビア文化アカデミー(国立大学)附属ノルディックセンターの日本語講座開設 |
| 2000年 | ラトビア大学外国語学部が現代言語学部に改称 ブリギッダ・クルーミニャ女史によるラトビア語・日本語辞典刊行 |
| 2001年 | 日本語文化学校がリガ市の学校再編のため統廃合となり、リガ文化学校と名称変更 |
| 2002年 | ラトビア日本語弁論大会の実施を開始 |
| 2004年 | ラトビア文化アカデミー附属ノルディックセンターに日本語講座新設 |
| 2006年 | ラトビア大学現代言語学部東洋学科がアジア学科に改称 ブリギッタ・クルーミニャ女史による和良学習漢字辞典を発行 |