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日本語教育

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■ 2009年度
ロシア

日本語教育の実施状況
教育制度と外国語教育
学習環境
教師
教師会
日本語教師派遣情報
学習目的
シラバス・ガイドライン
評価・試験
日本語教育略史
参考文献一覧

●2006年海外日本語教育機関調査結果
機関数集計円グラフ 教師数集計円グラフ 学習者数集計円グラフ
海外の日本語教育の状況について機関・教師・学習者を円グラフ化しました。

日本語教育の実施状況
●全体的状況
【沿革】
 ロシアにおける日本語教育の起源は、皇帝ピョートル一世による日本語学習の提案にまで遡る。特に18世紀からロシア科学アカデミーにおいて日本語言語学が提案されたサンクトペテルブルグは、日本語学習の長い伝統と歴史を持っている。また、旧ソ連における日本語教育の指導的機関として設立されたモスクワ大学附属アジア・アフリカ諸国大学の日本語・日本文学学科は、1956年に東洋大学として創立されて以来、(1972年に「アジア・アフリカ諸国大学」に改称)、数多くの日本語教育者を養成してきた。2007年にモスクワ市の初・中等教育機関の正規科目として日本語教育が導入された。

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【背景】
 日本語教育の主流は高等教育機関で、学習の動機は日本文化(伝統文化、武道、文学、映画、アニメ、ポップカルチャー、テクノロジーなど)への興味や、将来のビジネスに役立てるためといった実利的な目的などがある。
 近年は、マスメディアや各種文化事業を媒介にさらに高まってきているロシアでの日本への関心を背景に、全体的に日本語学習希望者が増えている。
【特徴】
 複数の大都市においては、高等教育機関を中心として複数の日本語教育機関が存在し、日本語教育における拠点的な役割を果たしている。このような都市として、ヨーロッパロシア部ではモスクワ、サンクトペテルブルク、エカテリンブルクが、シベリア地方ではノヴォシビルスク、イルクーツクが、極東ではウラジオストク、ハバロフスク、ユジノサハリンスク等が挙げられる。
 教育課程の種別を問わず、毎年、新しく日本語コースを設置する教育機関が複数あらわれており、開講を希望している機関も様々な地域に存在する。反面、開講はしたものの財政面、教師確保の問題や受講者数の減少により閉講となるケースも少なくない。
 モスクワや極東地域の一部では、就職や留学の機会の多い中国語・朝鮮語の学習熱が高まり、日本語の人気が相対的に低くなる傾向が見られた。現在は、前述の二言語に対する学習熱も一時期程ではなくなってきている。

●最新動向
 モスクワ市では、日本語学習希望者の増加に対応して、2007年9月より新たに市内12カ所の初・中等教育機関で日本語を正課として導入した。その後、初・中等教育機関への日本語教育導入が進み、2009年には38カ所に増えている。
 この教員確保のためモスクワ市立教育大学でも同時に教員養成コースが開講された。また、2008年9月にはモスクワオープン教育大学で現職日本語教員の研修を目的とした2年間(144時間)のコースが開講された。ここでは日本語、教育心理学、教授法といった講義が実施される。
 サンクトペテルブルグに日系自動車メーカーの工場が建設されたことから、日本語履修者の雇用が増え、ここでは学習者が増えている。しかし、このような状況はロシア全体では極めて例外的で、高等教育の学習者、とりわけ日本語を専攻する学生の就職先がないことが大きな課題となっている。
 その一方で、西シベリアに法人格を得た教師会が発足したのをはじめ、各地で教師会発足の動きが見られ、弁論大会などの学習発表行事も始まっている。


●教育段階別の状況
【初等・中等教育】
 日本語教育の位置づけは多くの場合、音楽、美術等と同様の選択科目である。日本が隣国であり、また、アニメなどマスメディアを通じて日本の文化、経済発展等が知られているため、子供自身の希望で日本語学習をする場合もあるが、異文化教育を目的として両親の希望により、日本語を選択する場合もある。
 ロシアには義務教育課程で、特定の専門分野に重点を置いた教育機関や、ヨーロッパ諸語をはじめとする特定の外国語に力を入れた学校が存在するが、日本語についても同様で、日本語教育の特別のカリキュラムを有する専門の初等中等教育機関がいくつか存在している。そのような学校では、高学年(日本の高校課程)の時点で日本語能力試験3級程度の日本語能力を有する学生も見られる。
【高等教育】
 日本語学習の動機は、研究目的、純粋な日本文化等への興味、および実務目的に大きく分けることができる。卒業後は日本への留学もしくは日本語を生かせる就職を希望する学生が多いが、日本関連企業や日本語教育機関への採用数が限られているため、希望に沿う職種に就くことのできる学生は多くはない。
 留学に関しては、文部科学省や国際交流基金等、政府及びそれに準ずる機関のプログラムのみならず、大学によっては日本の大学との独自の協定を有し、交換留学を行なっている場合もある(例:モスクワ国立大学附属アジア・アフリカ諸国大学には、東海大学、創価大学、龍谷大学、早稲田大学、青山学院大学などの諸大学との交換留学制度がある)。
 しかし、このような機会があるのは都市部の有名大学に限られており、多くの機関では学生寮がない、あっても不便だという理由から日本からの留学生が来ず、交換留学のプログラムはここ数年減少している。その一方で、中国、韓国との留学交流は増えており、それらの言語に学習者が流れた結果、日本語学習者の増加は以前ほどではなくなってきている。
 ロシアの高等教育機関における日本語学習者は、おおむね高い日本語運用能力を有するものの、一部の機関では学習意欲を持つ者とそうでない者の間で極端な実力の差が見られる。
【学校教育以外】
 ロシアの市場経済化のための技術支援を目的とし、日本政府の支援によりロシア国内7箇所(モスクワ(2箇所)、サンクトペテルブルク、ニジニ・ノヴゴロド、ウラジオストク、ハバロフスク、ユジノサハリンスク)に「日本センター」が設立されていて、これらセンターにおいて一般の成人を対象とした日本語教育が行なわれている。2008年11月、国際交流基金モスクワ日本文化センターにて、一般向け日本語講座が開講した。
 また、モスクワではNPO団体「生涯教育センター」でも日本語講座が開講され、ここでも一般の成人を対象とした日本語教育が行なわれている。
 このほか、ビジネスマン・実業家を対象とした講座のほか、露日協会の支部の中に講座を設ける等、サークル的に学習している例も見られる。

教育制度と外国語教育
●教育制度
【教育制度】
 4-5-2制。
 ロシアの初等・中等教育は11年制の学校(シュコーラ)で行なわれる。シュコーラには普通学校と専門学校(特定の科目の教育に力を入れた学校)がある。11学年のうち、1〜4学年が初等教育、5〜11学年が中等教育にあたる。1学年から9学年までは義務教育である。10、11学年へは高等教育を希望する者(大部分)が進学する。
 高等教育は、11学年卒業後の総合大学(4年間もしくは5年間)、もしくは単科大学(4年間もしくは5年間)で、学士号(5年間修学のところは修士号の場合もある)を取得する。
【教育行政】
 初等、中等、高等教育機関のほとんどが教育省の管轄下にある。


言語事情
 ロシア語。なお、タタールスタン共和国、サハ共和国などでは、民族語の復権の動きが強まっている所もある。


外国語教育
【初等・中等教育】
 一般学校においては第5学年から、外国語に力を入れている専門学校においては第2学年から第1外国語の授業が始められている。第1外国語の学習は必須である。
 ロシア教育・科学省の定めにより、第1外国語は英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語の4ヶ国語から選ばなくてはならない。第2外国語および選択科目の外国語には国家の指定はない。
 第2外国語は各学校の裁量により設置される。その他、ファクリタチフと呼ばれる選択科目としての外国語の授業が行なわれている。このファクリタチフは日本の選択科目より自由な性質を持つものであり、評価や履修の記録は成績表に特に残されないことも多い。
 選択科目として設置される外国語のうち、東洋系の言語は日本語、中国語、朝鮮語の場合が多い。
 クルジョック(日本のクラブ活動に当たるもの)で日本語学習が実施されている学校もある。
【高等教育】
 専攻に関わらず、第1学年から第3学年の間、第1外国語の履修が義務付けられている。言語学、文学、翻訳・通訳論、国際関係論、世界経済などを専攻とする場合は第2外国語、ときには第3外国語の履修が義務付けられる。
 ロシア教育・科学省の定めにより、一般科目としての第1外国語は英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語の4ヶ国語から選ばなくてはならない。

学習環境
【初等・中等教育】
 日本人日本語教師のいる学校では、日本で作られた教科書が使用されることが多い。近年は、ロシア人教師の著作による初等・中等教育向けの日本語教科書も出版されるようになっている。2008年にモスクワオープン教育大学により5年生向け教科書『5й курс Японский язык』が作成された。6年生向け以降のものも順次作成が予定されている。
 しかし、依然として日本で作られた教材への需要は高く、国際交流基金の日本語教材寄贈プログラム等への期待が高い。
主に使用されている教科書:
 『子どものための日本語』M.R.ゴロミドワ著
 『初心者の為の日本語』 1、2 L.T.ネチャエワ著 (1999)モスクワ、ブックビッツァ出版
 『日本語初歩』国際交流基金日本語国際センター(凡人社)
 『みんなの日本語』スリーエーネットワーク(スリーエーネットワーク)
 『ひろこさんのたのしいにほんご』根本牧ほか(凡人社)
 『日本語で読もう、書こう、話そう』E.V.ストルーゴワ、N.S.シェフテレーヴィッチ共著 (“Chitaem、 Pishem、 govorim po-yaponski” E.V.Strugova、 N.S.Shevterevich 2000 “Muravei-Gaid”)(2000)
モスクワ、ムラヴェイ・ガイド出版
 『日本語入門 はじめのいっぽ』FonetiXpress
 『5й курс Японский язык』モスクワオープン教育大学(2008)
【高等教育】
 『日本語教科書』全4巻、I.V.ゴロヴニン監修、改訂第3版(2003)、「現代語」出版社
 『初心者の為の日本語』 1、2 L.T.ネチャエワ著 (1999)モスクワ、ブックビッツァ出版
 『中級における和露・露和通訳』M.A.ミーシナ著 (1995) モスクワ、トリヴォーラ出版
 『日本語漢字入門』国際交流基金日本語国際センター(凡人社)
 『日本語第一歩』富田隆行(凡人社)
 『新日本語の基礎』海外技術者研修協会(スリーエーネットワーク)
 『かな一般』
 『JAPANESE FOR BIGINNERS』吉田弥寿夫(学習研究社)
 『よく使われる新聞の漢字と熟語』豊田豊子(凡人社)
 『テーマ別 中級から学ぶ日本語 ワークブック』松田浩志ほか(研究社)
 『ペアで覚えるいろいろな言葉』秋元美晴ほか(武蔵野書院)
 『日本語作文Ⅰ』C&P日本語教育(専門教育出版)
 『日本語で読もう、書こう、話そう』E.V.ストルーゴワ、N.S.シェフテレーヴィッチ共著
(“Chitaem、 Pishem、 govorim po-yaponski” E.V.Strugova、 N.S.Shevterevich 2000
“Muravei-Gaid”)(2000) モスクワ、ムラヴェイ・ガイド出版
 『日露漢字辞典』N.ネヴェーロフ、R.ノズドレヴァ、T.ロザノヴァ、T.タラソヴァ
 『日本語 通訳』S.ブイコヴァ(2000)モスクワ、ムラヴェイ・ガイド出版
 “Gairaigo - Yaponskaya transkriptsia inostrannikh slov” “Gairaigo - Japanese Transcription foreign words” E.V.Maevskij、 N.G.Ruisina 2000 “Muravei-Gaid”
V.マエフスキー、N.G.ルィシナ共著(2000)モスクワ、ムラヴェイ・ガイド出版
 『日本語Graphic Stylistics “Graphicheskaya stilistika yaponskavo yazika” (Japanese Graphic Stylistics) E.V.Maevskij 2000 “Muravei-Gaid”』E.V.マエフスキー(2000)モスクワ、ムラヴェイ・ガイド出版
 『BASIC KANJI BOOK Vol.1、 2』加納千恵子ほか(凡人社)
 『INTERMEDIATE KANJI BOOK Vol.1,2』加納千恵子ほか(凡人社)
 『新文化初級日本語ⅠⅡ』(文化外国語専門学校)文化外国語専門学校
 『テーマ別 中級から学ぶ日本語』松田浩志(研究社)
 『文化中級日本語』文化外国語専門学校(文化外国語専門学校)
 『毎日の聞き取り50日上下』太田淑子ほか(凡人社)
【学校教育以外】
 一般の学校に関しては、教科書使用の状況は教師の裁量により様々である。学校の方針により日本で発行された教科書のみを使うところも見られる。
 『みんなの日本語』(前出)
 『初心者のための日本語』L.T.ネチャエワ著
 『日本語 読もう、書こう、話そう』E.V.ストルーゴワ著
 『子どものための日本語』M.R.ゴロミドワ著
教師
●資格要件
 教育課程を問わず、ロシアの教育機関で日本語を教えるための要件は、日本語専攻で高等教育機関を修了(学士・修士号)していることが通例となっている。大学の日本語専門課程の卒業生がそのまま大学に残って日本語教師となる例も多く見られる。
 ただし、一部の初等・中等教育機関では、日本語学士・修士号を取得していなくても充分な日本語能力を持つ者(例えば、モスクワ大学附属アジア・アフリカ諸国大学で日本経済を専攻した者)等が教育を行なっている場合もあり、特に選択科目や課外コースの場合、教師の資格に対する要件は機関によって異なる。


日本語のネイティブ教師(日本人教師)の雇用状況とその役割
 正規の教育課程において教鞭をとる日本人日本語教師の多くは、政府機関や民間国際交流団体などのプログラムにより派遣されるケースである。  
 派遣団体などのバックアップを全く持たず、現地教育機関と直接契約を結んでいる日本人日本語教師も、大都市・地方都市を問わず少数ながら活躍している。しかし、教育機関の財政状況は概して厳しいため、十分な賃金が保障されることは少ない。また給与の不払い、遅滞もある。
 ほぼ永住のかたちで滞在している場合、もしくは日本語教育の経験を積むためにほぼボランティアのかたちで滞在している場合のいずれかであることが多い。翻訳などを副業として、そちらの方を主たる収入にしている例もみられる。


教師研修
国内研修
 モスクワで毎年10月下旬に行なわれる「CIS日本語教師会総会」、3月に行われる「日本語教育シンポジウム」において、各地の日本語教師による、日本語教育関連研究の成果発表がなされている。
 2008年9月にモスクワオープン教育大学で初・中等教育機関の現職日本語教師のための研修が開始された。期間は2年(144時間)で、日本語、教授法、教育学、教育心理学等を学ぶ。
 各地に教師会発足の動きがあり、国際交流基金から派遣されているジュニア専門家らが勉強会を定期的に開いている。
 また、国際交流基金から派遣されている日本語教育アドバイザーにより、各地で日本語教師を対象としたセミナーやデモンストレーション授業なども開催されている。
訪日研修
 国際交流基金の海外日本語教師研修、等

教師会
日本語教育関係のネットワークの状況
 CIS日本語教師会は1991年にモスクワ国立大学付属アジア・アフリカ諸国大学日本語講座講座長ゴロウニン教授(当時)を会長として発足した。活動状況としては、毎年10月下旬に行なわれる全CIS学生日本語弁論大会、子供日本語祭り、日本語教育フェスティバルを国際交流基金、在ロシア日本大使館等と共催で実施している。また、学生弁論大会とほぼ同時期に総会を開催し、様々な研究業績発表を行なっている。
 2000年、西シベリア地方の中心都市であるノヴォシビルスクにノヴォシビルスク日本語教師協会が発足し、拠点をノヴォシビルスク市立「シベリア・北海道文化センター」においた。2006年にはトムスク、クラスノヤルスクを含む「西シベリア日本語教師協会」に発展し、法人登録も行った。
 沿海地方では日本人教師による「ウラジオストク日本語教師会」が活動中。独自の連絡会、会議、勉強会等を実施している他、ウラジオストク弁論大会などの催事等についても協力を行なっている。
 ハバロフスク、サンクトペテルブルグにおいても、日本人日本語教師を核とした教師のネットワーク形成に関係者が取り組んでいる。
 ニジニ・ノヴゴロドで2007年4月に沿ヴォルガ日本語教師会が発足し、第1回総会が開催された。沿ヴォルガ弁論大会にはニジニ・ノブゴロドに加え、カザン、サラトフ、オレンブルグからも参加がある。
 エカテリンブルグでは2008年に日本語教師会が発足し、教師向け勉強会などを行っている。

★教師会・学会一覧へ

日本語教師派遣情報
●国際交流基金からの派遣(2009年4月1日現在)
日本語教育専門家
モスクワ国立大学 1名

ジュニア専門家
サハリン国立総合大学附属経済・東洋学大学 1名
ノヴォシビルスク国立大学 1名
極東国立人文大学 1名
ウラジオストク極東国立総合大学 1名


★「世界の日本語教育の現場から」のページへ


国際交流基金以外からの派遣講師

日露青年交流センター日本語教師支援事業  
ウラル国立大学 1名
リャザン国立大学 1名
経済法律人文学院(クラスノダール) 1名
ニジニ・ノヴゴロド国立言語大学 1名
タタール国立人文教育大学 1名
サンクトペテルブルク国立総合大学 1名
サンクトペテルブルグ国立経済財政大学/
サンクトペテルブルク国立文化芸術大学
1名(兼任)
ゲルツェン名称ロシア国立教育大学/東洋大学 1名(兼任)
極東鉄道大学/太平洋国立大学 1名
ハバロフスク国立経済法律アカデミー 1名
イルクーツク国立言語大学 1名
ヤクーツク国立大学 1名
ウラジオストク国立経済サービス大学 1名
海洋国立大学東洋アジア大学 1名
極東国立総合大学国際関係大学 1名
ユジノサハリンスク経済法律情報大学 1名
極東国立工科大学 1名
ノヴォシビルスク国立工科大学 1名
ブリャート国立大学 1名
モスクワ市立教育大学 1名
山形大学  
ブリヤート国立大学 1名
シルバーボランティア  
リャザン国立大学 1名
北方国際大学 1名
学習目的(2006年海外日本語教育機関調査結果)

 
1.
日本の文化に関する知識を得るため  
9.
日本との親善・交流を図るため(短期訪日や日本人受入)  
 
2.
日本の政治・経済・社会に関する知識を得るため  
10.
日本語によるコミュニケーションが出来るようにするため  
 
3.
日本の科学技術に関する知識を得るため  
11.
母語、または親の母語(継承語)である日本語を忘れないため  
 
4.
大学や資格試験の受験準備のため  
12.
日本語という言語そのものへの興味  
 
5.
日本に留学するため  
13.
国際理解・異文化交流の一環として  
 
6.
今の仕事で日本語を必要とするため  
14.
父母の期待に応えるため  
 
7.
将来の就職のため  
15.
その他  
 
8.
日本に観光旅行するため   (1.〜15.から5つ選択)  
初等・中等教育/学習の目的棒グラフ 高等教育/学習の目的棒グラフ 学校教育以外/学習の目的棒グラフ
シラバス・ガイドライン
 統一シラバス、ガイドライン、カリキュラムはない。
評価・試験
 日本語能力試験は日本語学習の到達点を測る基準として一定の評価を受けており、受験者数は毎年大幅に増加している。
 試験は次の7カ所で実施されている。モスクワ(1998年度から)、ウラジオストク(2001年度から)、ハバロフスク、ユジノサハリンスク、ノヴォシビルスク(それぞれ2006年度から)、イルクーツク(2007年度から)、サンクトペテルブルグ(2008年度から)。
日本語教育略史
18世紀 ロシア科学アカデミーにて日本語言語学が提案
1956年 モスクワ大学附属アジア・アフリカ諸国大学の日本語・日本文学学科設立
1998年 モスクワで日本語能力試験開始
2001年 ウラジオストクで日本語能力試験開始
2006年 ハバロフスク、ユジノサハリンスク、ノヴォシビルスクで日本語能力試験開始
2007年 イルクーツクで日本語能力試験開始
2008年 モスクワ市の初・中等教育機関への日本語教育導入
エカテリンブルグで日本語教師会発足
サンクトペテルブルグで日本語能力試験開始
モスクワオープン教育大学で現職日本語教員の研修を目的とした2年間(144時間)のコース開講
参考文献一覧
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