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●全体的状況
【沿革】
公的機関で正式に日本語が教えられ始めたのは、1975年、マドリード国立語学学校が最初である。1980年代末から1990年代にかけて、各地の大学を中心に日本語講座設置の動きが活発化し、2003年3月には、日本を含むアジア研究への需要に鑑み、スペイン政府により東アジア研究学士課程の設置が承認され、マドリード・アウトノマ大学、バルセロナ自治大学、サラマンカ大学、カタルーニャ公開大学の4大学において同学士課程が新設された。2008年より、サラマンカ大学の東アジア研究課程は学士課程から修士課程に移行された。その他、全国20校以上の大学において付属語学センターなどで日本語講座が設置されている。
●最新動向
(1)2003年3月、スペイン政府により東アジア研究学士課程の設置が承認され、マドリード・アウトノマ大学、バルセロナ自治大学、サラマンカ大学、カタルーニャ公開大学の4大学において同学士課程が設置された。サラマンカ大学では2008年に同研究課程を修士課程へと移行した。しかし、現在欧州内で進められている高等教育制度改革の影響で、当国では未だマイノリティーの存在である東アジア課程の存続が危ぶまれており、今後注視していく必要がある。
(2)昨今のスペインにおける日本ブームを反映した形で、全国各地の大学、語学学校において日本語コースが新設され、毎年徐々に増加傾向にある。近年では2007年にオビエド大学および公立語学学校2校(ビゴ、ア・コルーニャ)、2008年にはサラゴサ大学、カナリア諸島の公立語学学校2校(テルデ、オロタバ)において日本語講座が新設された他、カタルーニャを中心とする民間語学学校における日本語講座開設も目立っている。
(3)スペインでは従来、バルセロナ市のみにおいて日本語能力試験が実施されてきたが、近年の受験者数の増加を受けて2006年より初めてマドリード市においても同試験の実施を開始したところ、同年のスペイン全体の受験者数は前年比約2倍と急増した。2007年、2008年も引き続き増加しているが、特に2008年においては、応募者数増加率が前年比約30%と急伸し、欧州地域の受験者数で見ると、ロシア、フランス、ドイツに続き第4位の位置を占めるまでになっており、当国における日本語ブームを反映していると言える。
●教育段階別の状況
【初等・中等教育】
日本語教育は実施されていない。
【高等教育】
大学学部の選択科目の1つとして設置されているほか、大学付属の語学センターにおいて、通年または夏季集中講座として日本語講座を設置されているケースも多く見られる。なお、東アジア研究課程に基づく日本研究コースにおいては日本語履修が必修である。日本語学習者の中には文部科学省国費留学生、国際交流基金等による各種日本関連研修などに応募する者が少なくない。
【学校教育以外】
公立語学学校(EOI)9校と、マドリード、バルセロナを中心に、民間の語学教育機関(いわゆる語学学校)20校以上において日本語コースを設置。
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1.
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日本の文化に関する知識を得るため |
9.
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日本との親善・交流を図るため(短期訪日や日本人受入) | |||||
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2.
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日本の政治・経済・社会に関する知識を得るため |
10.
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日本語によるコミュニケーションが出来るようにするため | |||||
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3.
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日本の科学技術に関する知識を得るため |
11.
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母語、または親の母語(継承語)である日本語を忘れないため | |||||
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4.
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大学や資格試験の受験準備のため |
12.
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日本語という言語そのものへの興味 | |||||
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5.
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日本に留学するため |
13.
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国際理解・異文化交流の一環として | |||||
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6.
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今の仕事で日本語を必要とするため |
14.
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父母の期待に応えるため | |||||
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7.
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将来の就職のため |
15.
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その他 | |||||
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8.
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日本に観光旅行するため | (1.〜15.から5つ選択) | ||||||
| 1975年 | マドリード国立語学学校にて日本語教育開始 |
| 1980年代末 〜1990年代 |
各地の大学で日本語講座設置が活発化 |
| 2003年 | スペイン政府により東アジア研究学士課程の設置が承認される(現在までに、マドリード・アウトノマ大学、バルセロナ自治大学、サラマンカ大学、カタルーニャ通信制大学において新設) |
| 2007年 | オビエド大学および公立語学学校(ビゴ、ア・コルーニャ)にて日本語講座開講 |
| 2008年 | サラゴサ大学および公立語学学校2校(テルデ、オロタバ)において日本語講座開講 |