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日本語教育

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■ 2009年度
アラブ首長国連邦

日本語教育の実施状況
教育制度と外国語教育
学習環境
教師
教師会
日本語教師派遣情報
学習目的
●シラバス・ガイドライン
●評価・試験
日本語教育略史
●参考文献一覧

●2006年海外日本語教育機関調査結果
機関数集計円グラフ 教師数集計円グラフ 学習者数集計円グラフ
海外の日本語教育の状況について機関・教師・学習者を円グラフ化しました。

日本語教育の実施状況
●全体的状況
【沿革】

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【背景】
 英語重視の言語政策を進めており、学校教育では英語以外の外国語教育はほとんど行なわれていない。
【特徴】
 初等教育から高等教育に至るまで学校教育の中では、日本語教育は実施されておらず、一部語学学校、および日本側関係者が開設する日本語教室でのみ日本語が教えられている。
 日本への興味、あるいは日本語という言語そのものへの興味が日本語を学習する動機になっている。

●最新動向
  最近、日本のアニメ、漫画などの影響により、若年者を中心に日本語を学ぶものが増えている。

●教育段階別の状況
【初等・中等教育】
 2005年にムハンマド・アブダビ皇太子からの要望として検討が始まり、2007年秋からコスモ石油、アブダビ石油および中東協力センターの資金協力によりアブダビのアル・アミーン公立小学校の小学校3年生以上を対象に日本語教育が行なわれている。正式な教育課程に組み込まれてはいないが、小学校3年生4クラス全員の必修とされている。
【高等教育】

 複数の大学でクラブ活動に準じる形で日本語講座が開講されているものの、正規の科目としての日本語教育は行なわれていない。

 2008年以降、首都アブダビのHCT(高等技術大学)の女子部門など複数の大学で日本語講座が開講されている。しかし講師は在留邦人がボランティアで行ない、単位も認定されないなど、クラブ活動に準ずる扱いで、正規の履修科目にはなっていない。またドバイでも複数の大学で日本人ボランティアによる日本語の授業が開講されている。

【学校教育以外】
 首都アブダビの学校教育以外(語学学校)で日本語を教えているのは1校である。そのほか日本側関係者による日本語教室が年3〜4回実施されている。また、語学学校で日本語を教えているのは1校のみである。この他の首長国にも民間団体が開催している日本語教室がある。

教育制度と外国語教育
●教育制度
【教育制度】
  5-4-3制。
 初等〜中等教育はBasic Stage(9年間)とSecondary Stage(3年間)に分かれ、義務教育はBasic Stage(小学校)のみ。Basic Stageはさらに1年生から5年生までの1st Circleと6年生から9年生までの2nd Circleに分かれる。高等教育機関には、大学、技術短期大学等がある。
 義務教育は小学校のみ。
【教育行政】
 初等・中等教育機関は教育省、高等教育機関は高等教育省の管轄下にある。各国立大学の学長は高等教育大臣が兼務している。

●言語事情
 公用語はアラビア語。
 英語も広く使用されている。

●外国語教育
 小学校1年から英語が必修となっており、Secondary Stage卒業まで唯一の外国語科目となっている。

大学入試での日本語の扱い
 大学入試で日本語は扱われていない。

学習環境
●教材
【初等・中等教育】
 上述のアブダビのアル・アミーン公立小学校でのプログラムでは日本の民間語学学校作成の教材を使用している。
【高等教育】
 日本語教育は実施されていない。
【学校教育以外】
 民間の語学学校では、独自の教材を使用している。
 日本側関係者が開設している日本語教室では、『JAPENESE FOR BUSY PEOPLE ⅠⅡ』国際日本語普及協会(講談社インターナショナル)を使用している。

教師
●資格要件
【初等・中等教育】
 アル・アミーン公立小学校では、日本の語学校から派遣された日本人教師が授業を実施している。
【高等教育】
 日本語教育は実施されていない。
【学校教育以外】
 特に基準はないが、通常は学士号以上取得者。日本人教師が多い。

●教師研修
 民間の語学学校が独自に実施している。

教師会
●日本語教育関係のネットワークの状況
 国内に日本語教育関係のネットワークはないが、中東諸国(エジプト、アラブ首長国連邦、イエメン、イラン、カタール、サウジアラビア、シリア、チュニジア、トルコ、バーレーン、モロッコ、ヨルダン、レバノンほか)の日本語教師のネットワークがある(国際交流基金カイロ日本文化センターが主催)。

★教師会・学会一覧へ

日本語教師派遣情報
 国際交流基金、JICAからの派遣は行なわれていない。

●その他からの派遣
 アル・アミーン公立小学校での日本語教育「COSMO ADOC JCCME Japanese Language Class」のため日本の語学学校から1名が派遣されている。
学習目的(2006年海外日本語教育機関調査結果)

 
1.
日本の文化に関する知識を得るため  
9.
日本との親善・交流を図るため(短期訪日や日本人受入)  
 
2.
日本の政治・経済・社会に関する知識を得るため  
10.
日本語によるコミュニケーションが出来るようにするため  
 
3.
日本の科学技術に関する知識を得るため  
11.
母語、または親の母語(継承語)である日本語を忘れないため  
 
4.
大学や資格試験の受験準備のため  
12.
日本語という言語そのものへの興味  
 
5.
日本に留学するため  
13.
国際理解・異文化交流の一環として  
 
6.
今の仕事で日本語を必要とするため  
14.
父母の期待に応えるため  
 
7.
将来の就職のため  
15.
その他  
 
8.
日本に観光旅行するため   (1.〜15.から5つ選択)  
学校教育以外/学習の目的棒グラフ
日本語教育略史
2007年 アル・アミーン公立小学校で日本語教育開始。

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