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●教育段階別の状況
【初等・中等教育】
日本語学習者の約40%弱(2008年12月時点)を占める初等・中等教育レベルは近年最も日本語能力が上がったレベルと言えるだろう。その中心はタシケント東洋学大学附属アカデミーリツェー(後期中等教育)であり、大学進学後も日本語学習を続けることが多い。日本語コース(選択)は初級修了程度であるが、学生の中にはウズベキスタン・日本人材開発センター(UJC)の日本語コースを並行して受講することにより中級に達する学生もいる。毎年日本語を学ぶ高校生を対象とする日本語弁論大会や文化祭が学生主導で実施され、大きな盛り上がりをみせている。
【高等教育】
タシケント国立東洋学大学の日本語講座、サマルカンド国立大学の日本語学科が、ウズベキスタンにおける日本語教育の中核機関といえる。国費留学や大学協定プログラムを通じて日本へ留学する学生も多く、同講座卒業生から多くの日本語教師も輩出している。その他の大学での日本語教育は第2外国語科目が中心。中でも現在課外授業扱いながら、日本法研究という目的に特化したタシケント法科大学の日本語教育は注目すべき存在である。名古屋大学との提携により国費留学特別枠や短期訪日研修プログラムが設けられ、学生も明確な目標のもと熱心に学習に取り組んでいる。卒業後、日本関連機関やガイド・通訳といった日本語を使う職業に就く者は一部で、多くは日本語とは関係のない企業等に勤務しているのが現状である。
今後両国がより深い相互理解を築く上で、ウズベク人独自の視点による日本研究の振興が重要であり、現地の若手研究者・専門家の育成が急務の課題となっている。そのため専門研究分野を指導できる日本人専門家(客員教授等)に対するニーズは非常に強い。
【学校教育以外】
1998年に、フェルガナ州リシタン市、NORIKO学級にて一般向け日本語教育が開始され、初等・中等レベルの学習者を中心に学習者を集めている。2000年にはサマルカンド外国語大学附属地域語学センター、2001年にはウズベキスタン・日本人材開発センター(UJC)が開設され、様々な学習者の需要に応えている。UJCでは「一般コース(初級・中級・年少者初級、中級)」のみならず「帰国子女コース」「日本語能力試験対策講座」「観光ガイドのための日本語」「はじめての会話コース」などさまざまなコースを準備している。小規模ながらも民間機関による日本語コースも開設されている。(その他に「日本語クラブ(カラオケクラブ・交流クラブ)」があったが、現在は休止中である。)
| ウズベキスタン日本人材開発センター | 1名 |
| 世界経済外交大学 | 1名 |
| 国立世界言語大学 | 1名 |
| サマルカンド国立外国語大学 | 1名 |
| 国立法科大学 名古屋大学日本法教育研究センター | 1名 |
| ユヌサバッド外国語アカデミックリツェー/タシケント東洋学大学附属アカデミックリツェー | 1名 |
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1.
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日本の文化に関する知識を得るため |
9.
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日本との親善・交流を図るため(短期訪日や日本人受入) | |||||
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2.
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日本の政治・経済・社会に関する知識を得るため |
10.
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日本語によるコミュニケーションが出来るようにするため | |||||
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3.
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日本の科学技術に関する知識を得るため |
11.
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母語、または親の母語(継承語)である日本語を忘れないため | |||||
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4.
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大学や資格試験の受験準備のため |
12.
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日本語という言語そのものへの興味 | |||||
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5.
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日本に留学するため |
13.
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国際理解・異文化交流の一環として | |||||
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6.
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今の仕事で日本語を必要とするため |
14.
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父母の期待に応えるため | |||||
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7.
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将来の就職のため |
15.
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その他 | |||||
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8.
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日本に観光旅行するため | (1.〜15.から5つ選択) | ||||||
| 1990年 | 日本語教育開始(タシケント国立大学東洋学部、今のタシケント東洋学大学) |
| 1994年 | 国際交流基金/日本外交協会より日本語教育専門家が派遣される (タシケント東洋学大学) |
| 1995年 | 世界経済外交大学で必修科目の第2外国語として日本語教育開始 中等教育機関で日本語教育始まる(International House Tashkent) |
| 1996年 | 中央アジア日本語弁論大会始まる(タシケント) タシケント東洋学大学が法政大学と協定締結 |
| 1998年 | サマルカンド外国語大学で日本語教育が始まる タシケント東洋学大学が東京外国語大学と協定締結 フェルガナ州リシタン市NORIKO学級にて日本語教育開始 |
| 1999年 | ウズベキスタン日本語教師会発足 世界経済外交大学が早稲田大学と協定締結 |
| 2000年 | JICA青年海外協力隊活動開始(世界言語大、タシケント経済大学) タシケント法科大学が名古屋大学と協定締結 サマルカンド外国語大学附属地域語学センター開設 |
| 2001年 | ウズベキスタン・日本人材開発センターが開設され、一般向け日本語コース開講 |
| 2002年 | JICAシニアボランティア活動開始(タシケント東洋学大学附属アカデミーリツェー) 日本語能力認定試験(センター試験)を開始(2004年をもって終了) サマルカンド観光カレッジで日本語教育開始 |
| 2005年 | 日本語能力試験の実施が始まる タシケント東洋学大学が筑波大学と協定締結 タシケント法科大学で「名古屋大学日本法教育研究センター」開設 フェルガナ大学の日本語教育停止 |
| 2006年 | 世界経済外交大学が筑波大学と協定締結 タシケント東洋学大学と筑波大学が共同で「中央アジア国際連携センター」開設 |
| 2007年 | サマルカンドで中央アジア日本語弁論大会を実施 |
| 2008年 | サマルカンド外国語大学で日本語学科開設 |
| 2009年 | サマルカンド外国語大学で日本語学科 第二外国語から第一外国語学科に改講 |