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第10回 mic-J 日本語教育 AV リソース
http://japanese.human.metro-u.ac.jp/

Useful Web Sites for Teachers
mic-J Audio Visual Resources for Japanese Instruction

「mic-J 日本語教育 AV リソース」は東京都立大学(2005年4月より、名称が首都大学東京に変わります)の留学生のために作られたマルチメディア教材集で、そのほとんどが一般に公開されています。いろいろな聴解教材、ビデオ教材があり、学習者が自分のペースで学習できるようになっています。主な教材を紹介します。
(リンクをクリックすると新しいウィンドウで実際のページが開きます。)
  • 夢を紡ぐ街 -東京-」は、東京で活躍する若い文化人へのインタビューを通して、ことばや文化を学ぶ教材で、日本語能力試験1級に合格するくらいの学習者が対象です。
  • 擬態語」は、擬態語の意味がわかる動画と例文、説明があり、英語・中国語・韓国語の翻訳が付いています。
  • 聴解クイズ - レベル1」「聴解クイズ - レベル2」は、日本語能力試験1級、2級をモデルに作られた聴解練習問題です。
  • 自動詞・他動詞」は、入る・入れるなど7組の動詞について動画と音声で紹介しています。
  • 敬語」は、依頼の表現意図で使われる敬語表現が、相手や場面によってどのように変わるか、動画とスクリプトで紹介しています。
  • VoAsp-CHINA」「VoAsp-KOREA」は、中国語と韓国語を母語とする学習者のための、日本語の有声・無声子音についての説明と、聞き取りの練習問題です。
  • 初級会話『あうんで行こう!』web版は、同じタイトルで市販されているビデオ教材の動画とスクリプト、練習問題があります。
  • このほかに教材作成に便利な「写真集」や、「自然会話データ」とその分析方法の紹介などがあります。各教材の詳しい内容と説明は、サイトを見てください。
 では『あうんで行こう!』の「インターラクティブ・クイズ」 の中から、Quiz1-02を見てみましょう。画面左のQuiz1-02をクリックすると、ビデオが始まります。ビデオは短いスキットと質問、3つの選択 肢からできています。ビデオを見てから答えを一つ選ぶと、すぐに正しいかどうか評価されます(図2)。また、ヒントやスクリプト、英訳を見ることもできま す。このように学習者が自分に合った方法とペースで、一人で学習できるようになっています。
図2 『あうんで行こう!』Quiz1-02
(←クリックで拡大 75.3KB)
  一方で、学習効果を高めるためには、ヒントがじゃまになることもあります。例えば聴く力や推測する力を高めるためには、スクリプトや英訳を見ないで、クイ ズに答えることが必要です。また、教師が授業で使うときに、スクリプトなど、一部だけを学習者に示したいときもあるでしょう。
 このような教師のニーズに応えるため、ダウンロード・ページが 用意されています。ここではビデオやスクリプトを別々にダウンロードできるので、見せたい情報だけを見せることができます。たとえばクイズのビデオを学習 者に見せる場合は、まずQuickTimeファイルのリンクの上でマウスを右クリックして、「ショートカットのコピー」を選び、ビデオ自体のURLアドレ スをコピーします(図3)。それを下のようにメールや電子掲示板に貼り付けて、学習者に示します(母語で書いてもよい)。
ショートカットコピーイメージ
図3 URLアドレスのコピー
このリンクのビデオを見て、ワークシートに答えを書きなさい。
http://japanese.human.metro-u.ac.jp/mic-j/00movie00/aun/aun1-02.mov
 この宿題を出すには高速なインターネット接続回線が必要です。とくに海外では、音声や動画のダウンロードに時間がかかります。また、教育機関のコンピュータ室で宿題をさせるときは、一人一人ヘッドホンがあるとよいでしょう。
  もう一つの利用方法は、教師が見せたいビデオをダウンロードしておいて、オフラインで学習者に見せることです。同じようにQuickTimeファイルのリ ンクの上でマウスを右クリックして、「対象をファイルに保存」を選ぶとハードディスクやフロッピー、CD-Rに保存できます(図4)。こうすれば、母語の 説明や発展的な課題をつけて自由に使えます。PowerPointのプレゼンテーションに入れて提示することもできます。また、教育機関のサーバに入れて 学内のネットワーク内で学習者に個別にアクセスさせれば、速度の問題もありません。 対象をファイルに保存
図4 動画ファイルのダウンロード
 「mic-J」にある多くの教材は、このように教師が素材としてダウンロードして、自分のコースに合わせて使えるように工夫されています。実際に使ったら、使い方や効果について制作者に報告しましょう。
 なお、聴解素材は第6回(47号)、第8回(49号)でも紹介しています。
 これまでこのコーナーで紹介したサイトへ直接行く場合は、こちらのリンク集が便利です。

このコーナーの担当者:根津誠(日本語国際センター専任講師)
王崇梁(日本語事業部企画調整課専任講師)



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