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日本語教育ニュース
【第12回】若手日本語教師を10ヶ月間派遣
〜JENESYS若手日本語教師派遣プログラム〜
国際交流基金 さくらネットワークチーム
大伴裕映

 JENESYSプログラムとは、日本政府が進める「21世紀東アジア青少年大交流計画」(Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths )のことで、アジア、オセアニア地域の高校生や大学生、教師、その他様々な分野で活躍する人々を日本に招いたり、日本の若者を派遣したりする大規模な交流事業です。国際交流基金はこのJENESYSプログラムに協力し、いくつかのプログラムを実施しています。今回はその中の一つ、「JENESYS若手日本語教師派遣プログラム」について紹介します。

 JENESYS若手日本語教師派遣プログラムは、大学で日本語教育を専攻したり、日本語を教えた経験のある日本の若者を、東南アジアやオセアニア地域の日本語教育機関などに約10ヶ月間派遣するものです。現地の日本語教師と協力して日本語を教えたり、文化の紹介をしたりして、日本に対する理解と興味をいっそう深めてもらうと同時に、日本の若者の国際理解を進めることを目的としています。

 2008年度には48人の教師を派遣しました。今年度は、既に派遣した人も含め60人を派遣する予定です。

 派遣される若手日本語教師は、多数の応募者の中から厳しい審査を経て選ばれます。そして、赴任の前には、日本語国際センター(浦和)で2週間の研修を受けることになっています。研修では現地の日本語教育事情のほか、海外における日本語教授法、文化学習の方法など、海外で日本語教育を行うために必要な知識と技術を身につけ、自らの役割に対する意識を高められるようにしています。日本語国際センターには、世界各国から大勢のノンネイティブ日本語教師が、研修を受けるために滞在しています。これらの教師から話を聞いたり、協力して日本語授業を計画する活動が研修に組み込まれているので、海外の教育現場の状況や、ノンネイティブ教師と協働で日本語教育にあたるということがどういうことなのか、情報を得たり体験することができます。たとえ派遣される国から来ている教師とめぐり会えなくても、派遣後のイメージが抱きやすくなっています。

 また、それぞれの国へ派遣された後も、現地にある国際交流基金の海外事務所が、研修を行ったり相談にのるなど、若手日本語教師が現地で円滑に日本語教育にあたれるよう支えています。

 実際に、若手日本語教師として派遣された4人の方に、現地での活動や、現地の先生や生徒との交流について語ってもらいました。これからもたくさんの交流が生まれることを期待しています。

JENESYS若手日本語教師派遣プログラムついて
外務省HP: http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/jc_koryu21/sdk_keikaku.html
国際交流基金HP: http://www.jpf.go.jp/j/japanese/dispatch/jenesys_yjt/index.html
フィリピン・長谷川 有彦(2008年6月〜2009年4月)
インド・池田 真希子(2008年6月〜2009年4月)
マレーシア・五十嵐 裕佳(2009年1月〜2009年11月)
オーストラリア・永島 恭子(2009年2月〜2009年12月)

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