
2010年3月、国際交流基金はJF日本語教育スタンダードに関する新しいウェブサイトをオープンしました。
JF日本語教育スタンダード(http://jfstandard.jp/)
「JF日本語教育スタンダードとは何か」についての説明を見ることができます。

みんなの「Can-do」サイト(http://jfstandard.jp/cando/)
みんなの「Can-do」サイトは、日本語で何がどれだけできるかを「〜ができる」という文で示した「Can-do」のデータベースです。コースデザイン、授業設計、教材開発など、Can-doを使った実践をサポートします。ユーザー登録が必要ですが「みんなの教材サイト」(http://minnanokyozai.jp/)のユーザーIDとパスワードでもログインできます。

新しいウェブサイトの内容をご紹介します。 
Q1 「JF日本語教育スタンダード」(以下、「JFスタンダード」)とは何ですか。
A1 日本語の教え方、学び方、そして、学習成果の評価のし方を考えるためのツールです。
Q2 「JFスタンダード」の目的は何ですか。
A2 「相互理解のための日本語」の実現を目指し、その実践的なモデルを示すことです。
Q3 「JFスタンダード2010」とは何ですか。
A3 2010年3月までの開発成果をまとめたものです。「相互理解のための日本語」実現のためには、その言語を使って何がどのようにできるかという能力(課題遂行の能力)と、さまざまな文化に触れることで、視野を広げ他者の文化を理解し尊重する能力(異文化理解の能力)が必要だと考えています。「JFスタンダード2010」では、まずは、課題遂行の能力に重点を置きました。
Q4 「JFスタンダード2010」の資料は、どこで手に入りますか。
A4 「JF日本語教育スタンダード」のウェブサイトから、目的に応じて次の2つの資料がダウンロードできます。
@概要を知りたい ⇒『JF日本語教育スタンダード2010』
AJFスタンダードを使ってみたい ⇒『JF日本語教育スタンダード2010 利用者ガイドブック』
Q5 「JFスタンダード2010」の具体的な内容は何ですか。
A5 課題遂行の能力を育てるために必要な4つのポイント、「JFスタンダードの木」「6つのレベル」「Can-do」「ポートフォリオ」を示しました。
「JFスタンダードの木」とは、言語活動と言語能力の関係を整理し、一本の木で表現したものです。日本語を使ってどんなことができるのか、したいのか、そのために必要な言語能力(語彙、文法、社会言語能力など)は何かを考えるのに役立ちます。
日本語を使ってできることをレベルで示したものが、「6つのレベル」です。6つのレベルは、基礎段階(A1、A2)、自立段階(B1、B2)、熟達段階(C1、C2)で、ヨーロッパ共通参照枠組み(CEFR)に準じています。
「Can-do」とは、日本語で「〜ができる」という形式で示した文です。どのような文法を知っているか、単語や漢字をいくつ知っているかというのではなく、それらを使って何ができるのかという点から日本語学習を考えるのに役立ちます。「Can-do」のデータベースであるみんなの「Can-do」サイトでは、言語活動別やレベル別にいろいろな「Can-do」を検索することができます。
「ポートフォリオ」は、学習者ひとりひとりの学習過程を記録し、保存するものです。学習過程を記録し、ふり返ることで学習成果の評価のツールとして使うことができます。
「JFスタンダード2010」は、コースデザイン、授業設計、教材開発など、Can-doを使った実践をサポートします。

