大洋州理解講座 2005年度 第3期




2005年度 第3期
その他の
異文化理解講座
出版について

木曜日(2006年1月19日~3月23日)全10回

「オーストラリアを知るために―多文化・ミドルパワー

コーディネーター

関根 政美

コーディネーターからのメッセージ (関根 政美)

日本は、鉄・石炭・アルミニウムなど鉱物・燃料エネルギー資源、牛肉・羊毛・小麦・砂糖・ワインなど農業・酪農産品の多くをオーストラリアに依存していますが、オーストラリアに関する日本人の知識は貧弱なものだといえるでしょう。2006年は、両国間の安定的な経済関係を維持するために1976年に結ばれた、日豪友好協力基本条約締結30周年であり、 日豪交流年日豪交流年です。本講座が記念の年の相互理解活動の一助になれば幸いです。講座では、オーストラリアの過去・現在・未来を幅広く紹介するとともに、日豪関係の歴史の紹介にも配慮しています。かつて、オーストラリアは白豪主義の国であり、アジア人は排斥されたという否定的なイメージを多くの日本人が抱いてきましたが、そのオーストラリアは戦後、白豪主義を廃棄し、その正反対の多文化主義国家に生まれ変わり、急速にアジア諸国との関係を強化するアジア・太平洋国家になりつつあります。現在は、国境を超えた「人口移動のグローバリゼーションの時代」となり、世界中の国は多少なりとも多文化社会となり、日本もその例外ではありません。その点からもオーストラリアの戦後の経済・政治、社会・文化の大きな変動から多くのことが学べるはずなのです。

講師/講義日程/テーマ

(講師および日程・テーマは変更となる場合もあります)

日程 講師/テーマ
1月19日
オーストラリアの歴史―白豪主義から多文化主義国家へ
関根 政美(慶應義塾大学法学部教授)
26日
政治・外交―過去・現在・未来
竹田 いさみ(獨協大学外国語学部教授)
2月 2日
オーストラリアの経済―過去・現在・未来
森 健(獨協大学経済学部教授)
9日
豪州メディアの歴史とマードック・メディア帝国主義の展開
鈴木 雄雅(上智大学文学部教授)
16日
多文化社会オーストラリアの文学とアイデンティティ
有満 保江(同志社大学言語文化教育研究センター教授)
23日
多文化社会オーストラリアにおける市民権教育
飯笹 佐代子(総合研究開発機構(NIRA)主任研究員)
3月 2日
先住民の権利とマボ判決
橋本 雄太郎(杏林大学総合政策学部教授)
9日
オーストラリア文学と日本
加藤 めぐみ(明星大学教授)
16日
日本とオーストラリアの歴史認識
鎌田 真弓(名古屋商科大学総合経営学部教授)
23日
多文化主義国家オーストラリアの今後
関根 政美(慶應義塾大学法学部教授)

講座概要 【PDF:93KB】

会場 日本教育会館

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