国内上映事業 アラブ映画祭2008上映作品



日本初上映 ★★/東京初上映 ★

アラブ新作パノラマおなじみの巨匠たちの新作。 そして、気鋭の女性監督をはじめ中東ドキュメンタリーの世界。

『サービス圏外』
2008年3月18日 火曜日 14時30分・草月ホール/3月23日 日曜日 14時20分・OAGホール

サービス圏外の写真Out of Coverage ★★
監督:アブドルラティフ・アブドルハミド
2007年/100分/カラー/35mm/シリア
刑務所暮らしの親友の妻と、自分の妻との間で二重生活を続けるアーメルは、親友の釈放が近づくにつれ、次第に…。携帯電話をモチーフに、男女のこじれた四角関係を 描く、『ラジオのリクエスト』のアブドルハミド監督の最新作。日本人キャラクター“シャ ンタニ(新谷)”が、重要な役柄で登場する。

『ヘリオポリスのアパートで』
2008年3月19日 水曜日 18時30分・草月ホール/3月23日 日曜日 16時0分・OAGホール

ヘリオポリスのアパートでの写真In the Heliopolis Flat ★★
監督:ムハンマド・ハーン
2007年/118分/カラー/35mm/エジプト
敬愛する音楽教師タハーニーを探してカイロのヘリオポリスにあるアパートにやってきたナグワは、新たな住人となっていた青年ヤヒヤに出会う。上エジプト育ちの若く純朴 なナグワを知るうち、冷淡な仮面の下に隠されていたヤヒヤの心にも少しずつ変化が 訪れ始める。甘くロマンチックな雰囲気に溢れた、『ヒンドとカミリアの夢』のハーン監督の新作。

『満開(満月)』
2008年3月18日 火曜日 16時50分・草月ホール/3月23日 日曜日 11時30分・OAGホール

満開の写真Full Bloom ★★
監督:サンドラ・マーディー
2006年/46分/カラー/Betacam/ヨルダン
ヨルダンのパレスチナ難民キャンプで家族と暮らす21歳の青年の夢は、オリンピックでメダルを獲る事、そしてプロボクサーとして活躍する事だったが、ある大会でイスラエル人選手との試合を拒否したことから波紋が広がっていく。ボクシングを通して困難な状況から抜け出そうともがく青年の姿を追う、女優としても才能を見せるマーディー監督の注目ドキュメンタリー。(『VHSカフルーシャ~アラブのターザンを探して』を併映)

VHSカフルーシャ ~アラブのターザンを探して』
2008年3月18日 火曜日 16時50分・草月ホール/3月23日 日曜日 11時30分・OAGホール

VHSカフルーシャ ~アラブのターザンを探しての写真V.H.S. - Kahloucha ★★
監督:ナジーブ・ベルカーディー
2006年/80分/カラー/Betacam/チュニジア 
70年代アメリカ映画に魅せられ、イーストウッドを師と崇め自作自演のビデオ映画制作に憑りつかれる塗装工のカフルーシャ。貧しい生活ながら夢見ることを忘れず、周囲に喜びと笑いを振りまくカフルーシャの最新作『アラブのターザン』撮影現場を中心に、 その狂気ともいえる映画への執念に迫る異色ドキュメンタリー。(『満開(満月)』を併映)

『デイズ・オブ・グローリー』 [DVD発売記念上映]
2008年3月17日 月曜日 15時・草月ホール/3月23日 日曜日 19時・OAGホール

デイズ・オブ・グローリーの写真Days of Glory ※デジタル上映 ★
監督:ラシッド・ブシャール
2006年/119分/カラー/アルジェリア=仏=モロッコ=ベルギー
1943年、第二次大戦下のフランス。アフリカ大陸のフランス植民地から召集された13万人の部隊は、ドイツ軍に侵攻されたフランスを解放すべく、戦火の激しい最前線へ 送られた。だが、初めて足を踏み入れた“祖国”で彼らが見たものは…。『インターネッ トの扉』のサミー・ナセリほかの熱演が光る。06年カンヌ映画祭で、主要キャスト5人が 最優秀男優賞を獲得した話題作。(提供:アルバトロス)

特別上映
BOSTA(ボスタ)』
2008年3月17日 月曜日 17時30分・草月ホール

BOSTA(ボスタ)の写真Bosta ★★
監督:フィリップ・アラクティンジー
2005年/117分/カラー/35mm/レバノン 
伝統舞踏タブケにニューウェイヴを取り入れたパフォーマンスが保守的な審査員に受け入れられず、コンテストに落選した若手舞踏団の一行は、仕方な くおんぼろバスで地方巡業に出るが…。レバノンで記録的な大ヒットとなった、ミュージカル・ロードムービー。主演は、女性監督としても知られるナディーン・ ラバキー。(劇場公開予定。配給:エデン)

アラブ映画祭2005-2007アンコールの写真

『ラジオのリクエスト』
2008年3月18日 火曜日 12時30分・草月ホール

ラジオのリクエストの写真 Listeners' Request
監督:アブドルラティフ・アブドルハミド
2003年/91分/カラー/シリア
戦時下のシリアの山村、人々の唯一の楽しみは、皆で一緒にラジオ番組を聴くことだった。その裏で恋人のアジーザと逢瀬を重ねていたジャマールが、ある日召集されて…。戦争への批判的なまなざしと音楽への愛が織り込まれた、珠玉のラブストーリー。

『バーバ・アジーズ』
2008年3月19日 水曜日 13時50分・草月ホール

バーバ・アジーズの写真Bab' Aziz
監督:ナーセル・カミール
2004年/99分/カラー/チュニジア=独=仏=英
ペルシャからパキスタン、アゼルバイジャン、カザフスタンと、砂漠を彷徨する老人と幼い孫娘を中心に、様々な挿話が語られる。各国の民族音楽に乗せて展開する幻想的な映像は、まさに“アラビアン・ナイト”の世界。

『インターネットの扉』
2008年3月24日 月曜日 13時20分・OAGホール

インターネットの扉の写真Bab el Web
監督:メルザック・アルアーシュ
2004年/98分/カラー/アルジェリア
サイバーカフェに入り浸っては世界中の女の子とチャットを楽しむ陽気な弟のもとに、ネットで知り合ったフランス人女性が訪ねてきたことから、内気な兄との間で恋の鞘当が…。首都アルジェの若者群像。兄役のサミー・ナセリは 『デイズ・オブ・グローリー』にも出演している。

『忘却のバグダッド』
2008年3月25日 火曜日 15時30分・OAGホール

忘却のバグダッドの写真Forget Baghdad
監督:サミール
2002年/116分/カラー/イラク=スイス=独
映画史100年の中でステレオタイプ化されてきた「アラブ人」「ユダヤ人」像をめぐる、アーカイヴ・ドキュメンタリーの秀作。バグダッドのユダヤ人であること、イスラエルのアラブ人であることの意味を、社会学者らが検証する。2002年ロカルノ国際映画祭審査員賞。

『テロリズムとケバブ』
2008年3月24日 月曜日 19時・OAGホール

テロリズムとケバブの写真Terrorism & Kebab
監督:シャリーフ・アラファ
1992年/119分/カラー/エジプト
窓口の役人の怠慢ぶりに抗議しただけなのに、警官が出動し、いつの間にかテロリストにされてしまった善良な市民アハマド。大混乱のなか、内務大臣に突きつけた彼の要求とは…!?“アラブの喜劇王”アーデル・イマームの代表作。

『ヒンドとカミリアの夢 』
2008年3月19日 水曜日 16時・草月ホール

ヒンドとカミリアの夢の写真Dreams of Hind and Kamilia
監督:ムハンマド・ハーン
1989年/114分/カラー/エジプト
同じ建物の上下の階で働く家政婦のヒンドとカミリアは、貧しいながらも明るく健気に生きていた。だが、ふとしたことから事件に巻き込まれて…。経済開放政策により格差が広がるなか、最下層で夢を抱いて生きる女性たちの姿を描く。

Waiting
2008年3月25日 火曜日 13時30分・OAGホール

Waitingの写真Waiting
監督:ラシード・マシャラーウィ
2005年/93分/カラー/パレスチナ=仏
ガザの劇場に出演する役者探しのため、映画監督のアハマドは、ヨルダン、シリア、レバノンのパレスチナ難民キャンプを巡る旅に出た。「待つ」という宿命を抱えるパレスチナ人を描く、異色のロードムービー。

『ヤコービエン・ビルディング』
2008年3月24日 月曜日 15時30分・OAGホール

ヤコービエン・ビルディングの写真The Yacoubian Building
監督:マルワーン・ハーミド
2006年/172分/カラー/エジプト
カイロの繁華街に実在する古いビルの住人たちの抱える問題を複層的に描く。ゲイや堕胎、政治腐敗、警察への不信、過激派イ スラム組織に傾倒する若者などのタブーに迫り、様々な議論を呼んだ問題作。06年パリ・ アラブ映画ビエンナーレでグランプリ受賞。

佐藤 真監督 追悼上映
『エドワード・サイード/OUT OF PLACE
2008年3月25日 火曜日 18時・OAGホール

エドワード・サイード/OUT OF PLACEの写真Out of Place
監督:佐藤 真 2005年/137分/カラー
パレスチナ出身の思想家サイード(1935- 2003)の『遠い場所の記憶-自伝/OUT OF PLACE』を元に、歴史に翻弄されるパレスチナ人とサイードの痕跡をたどるロードムービー。昨年9月に亡くなった『阿賀に生きる』(92)の佐藤監督の遺作。(©2005 SIGLO

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