国内上映事業 中国映画撮影所シリーズ3 香港映画の黄金時代 II 上映作品

梁山伯と祝英台 / 大酔侠 / 香港ノクターン / 狂戀詩 / ドラゴンへの道 / 亡霊怪猫屋敷 / 東海道四谷怪談

撮影監督はいずれも西本正(但し(1)~(5)の名義は賀蘭山(ホー・ランシャン))

(1)『梁山伯と祝英台』The Love Eterne

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1963年/李翰祥(リー・ハンシャン)監督

129分/ショウ・ブラザース

かつて香港では「黄梅調」と呼ばれる歌謡映画の一大ブームがあった。本作はブームを引き起こした大ヒット作で、何度も映画化・演劇化された有名な悲恋物語の決定版。女性の学問が禁じられていた時代、向学心のある娘「祝英台」は男装して学校に入る。彼女は同じ学校に通う「梁山伯」と出会い意気投合、恋心を抱くようになるのだが・・・。

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(2)『大酔侠』Come Drink with Me

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1966年/胡金銓(キン・フー)監督

91分/ショウ・ブラザース

アジアの巨匠、胡金銓(キン・フー)監督の傑作アクション活劇。『座頭市』をヒントにしたといわれる本作は、香港に「武侠映画」という一大ジャンルを築いたのみならず、主人公を女剣士とすることで「女性アクション映画」という全く新しい世界を創造した。香港映画史上空前のヒットを飛ばした幻の名作!

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(3)『香港ノクターン』Hong Kong Nocturne

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1967年/井上梅次監督

123分/ショウ・ブラザース

日本映画『踊りたい夜』(63)を井上監督自らリメイクした傑作ミュージカル映画。奇術師の父とともにショウガールとして働く三姉妹。彼女たちはそれぞれに夢があった。その夢を叶えるために家族はばらばらになっていく。三姉妹の恋と人間模様を描く絢爛豪華な歌謡絵巻。ショウ・ブラザースが誇る看板スター三人娘(チェン・ペイペイ、リリー・ホー、チン・ピン)の出世作。

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(4)『狂戀詩』Summer Heat

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1968年/中平康(本作での名義は楊樹希(ヤン・スーシー))監督/99分/ショウ・ブラザース

暇を持て余した金持ちの兄弟。若い彼らが一人の魅惑的な女性をめぐり破滅的に衝突してゆく。『狂った果実』(56)を中平監督自ら香港に乗り込んでリメイクした話題作。白黒の日本版と異なり、西本正による鮮やかなカラー撮影は、海や空の青、ヨットの帆の白、飛び散る血飛沫の赤を強烈に印象づける。

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(5)『ドラゴンへの道』The Way of the Dragon

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1971年/李小龍(ブルース・リー)監督・主演

100分/ゴールデン・ハ-ヴェスト

ブルース・リーが製作・脚本・監督・武術指導・主演の5役をこなした渾身の力作であり、カンフー映画の一大金字塔である。香港映画初の全編ローマ・ロケを敢行、古代遺跡のコロセウムでの決闘は映画史に残る名場面となった。一匹狼の雇われ用心棒が究極格闘技でマフィアの陰謀を蹴散らす。ダブル・ヌンチャクの炸裂を見よ!

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(6)『亡霊怪猫屋敷』Black Cat Mansion

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1958年/中川信夫監督

69分/新東宝

怪談映画の名匠、中川信夫監督による異色の化け猫映画。病弱な妻を持つエリート医師が、妻の転地療養のために九州の郷里に戻ってくる。夫婦は兄の紹介で古い屋敷に住むことになるが、その屋敷には恐ろしい祟りが・・・。斬新なアイディアがふんだんに盛り込まれた実験作。

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(7)『東海道四谷怪談』The Ghost of Yotsuya

『東海道四谷怪談』The Ghost of Yotsuyaの画像

1959年/中川信夫監督

76分/新東宝

日本映画史上不朽の名作とうたわれる怪談映画の決定版。中川信夫の映像美学がいかんなく発揮された傑作であると同時に、撮影・照明・美術のすべてにおいて日本の映画人の高い技術を国内外に知らしめた。本作の撮影がきっかけで、西本正は香港映画界から熱いラブコールを受けることになる。

©国際放映

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