国内上映事業 国際交流基金映画講座2006-1 モンゴル映画の回顧 1945-1987 上映作品

The Japan Foundation Screening & Lecture Series: 2006-1

「アラブ映画祭2005」プレイベント2

『ツォクト・タイジ』(前・後編) Tsogt Taij

『ツォクト・タイジ』(前・後編) Tsogt Taijの写真

1945年/白黒/155分
監督:Y・タリチ、M・ボルド
主演:Ts・ツェグメド
17世紀の民族的英雄ツォクト・タイジとその一族を描いたモンゴル映画史に輝く大河ドラマ。モンゴル侵略を狙う清朝軍、ラマ教の勢力拡大をはかるチベットのダライ・ラマも絡んで戦国の絵巻物が展開していく。

『人民の使者』 A Messenger of the People

人民の使者の写真

1959年/白黒/84分
監督:D・ジグジド
主演:P・ツェベルスレン
人民革命を描いた代表作。 1920年代、革命軍の密書を携えた義勇兵ダリバザルは敵の銃弾に倒れるが、妻アリオナーが息子を連れて苦難の旅を続け、その任務を果たす。妻を演じたツェベルスレンはモスクワ映画祭主演女優賞を受賞。

『フフーの結婚』 The Marriage of Khokhuu

フフーの結婚の写真

1962年/白黒/80分
監督:B・ジャムスラン
主演:B.ダシダワー
国営農場で働くフフーは束の間の出会いで一目惚れしたソブダーに手紙を書くが、ボケた郵便配達夫のせいで、同姓同名の他人のもとへ届いてしまう…。男女のすれ違いを笑いにくるんだコメディーの傑作。

『また馬に乗りたい』 If only I Have a Horse

また馬に乗りたいの写真

1959年/白黒/57分
監督:R・ドルジパラム
主演:D・ロブサンチメド
優秀な馬飼いのドンドクはふとしたはずみから愛馬を死なせてしまい、それからは何をやってもツキがない。猛吹雪の夜、ドンドクに名誉挽回のチャンスが訪れた…。遊牧民と馬の深い絆が感動的な、ユーモア溢れる一篇。

『迷いの果てに』 After the Confusion

迷いの果てにの写真

1966年/白黒/88分
監督:B・ソムフー
主演:D.ラスレン
巨匠ソムフーの60年代を代表する活劇。金鉱でロシア人と働く主人公が、人民革命の勃発とともに赤軍と白軍の間で悩むが、やがて自らも革命に身を投じる。岩山での決闘など、西部劇を思わせるキレの良いアクション・シーン満載。

『はじめの一歩』 First Step

はじめの一歩の写真

1969年/白黒/71分
監督:G・ジグジドスレン
主演:B.ツェツェグバルジド
農業技師の卵の女子大生が田舎へ派遣される。都会の娘と遊牧民たちの関係は当初ぎくしゃくするが、やがて彼女のファイトが実を結び、信頼関係が作られていく。都市と農村、知識人と庶民の問題を優しく見つめた佳作。

『モーターの音』 The Sound of the Motor

モーターの音の写真

1973年/白黒/105分
監督:B・ソムフー
主演:N・ビャンバツォクト
ゴビ砂漠で井戸ポンプの修理に取り組むガナーは、里帰りしてきた少女ウルジーと仲良くなるが、彼女の兄の陰謀で銀器の窃盗犯にされてしまう…。モンゴリアン・ヌーヴェル・ヴァーグとも呼ぶべきソムフーの代表作。

『伴侶』 Wife

伴侶の写真

1975年/白黒/102分
監督:B・ソムフー
主演:N・ソブダー
モンゴルのトップ女優ソブダー(『マンドハイ』など)の出世作。なかなか子どもができない若妻と周囲の葛藤を描き、古い価値観や頑迷な男社会のありようを問うている。モンゴル相撲やレスリングなどのスポーツが登場する。

『迎える季節』 Summer is Coming

迎える季節の写真

1986年/カラー/85分
監督:J・ボンタル
主演:L・ロブサン
地方の派遣牧民の若者たちを主人公に、さまざまな価値観が揺れ動く 80年代の青春群像を描く。ソ連のペレストロイカとともにモンゴル映画にも変化の兆しが見えはじめた時期の作品。なぜか日本の歌謡曲が流れるシーンもある。

『永すぎた夏』 Too Long Summer

永すぎた夏の写真

1987年/カラー/95分
監督:J・セレングスレン
主演:O・オヨーン
モンゴル北部、雪をいただく峯々に囲まれたフブスグル湖畔の港町を舞台に、足の悪い少女アリオナーと青年ガルバドラフの友情を描いた、'80年代を代表する叙情派映画。水、空、雪などの美しさは例を見ない。

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