Living Together is Easy

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9月11日のWTC崩壊に象徴されるように、21世紀の幕開けはそれまで世界を維持してきたバランスを大きく崩し、混沌と憎悪に満ちたものとなった。このような状況は、つい2-3年前の20世紀最後の10年に人々が描いていた21世紀像とは大きく異なる。経済のグローバリズムに対する期待や失望、異文化や他文化との共存の困難さ、地球環境の保護と汚染促進、富裕者と貧困者の落差の増大、絶えない戦争などが国や民族を越えて人々が共存できる地球市民の意識を砕く。そのような危うい社会において、人々はアイデンティティを求めながら自己の立つ位置を模索している。本展では、現代社会のかかえる様々な状況の中で、新たな表現を切り開こうとしているオーストラリアと日本のアーティスト12人による展覧会を構成する。

本展は両国の学芸員が共同で企画する文化交流事業で、日本国内では水戸芸術館にて開催、オーストラリアではメルボルンのナショナル・ギャラリー・オブ・ヴィクトリアにての開催が決まっている。

概要
会場・会期 水戸芸術館現代美術センター(2004年1月24日-3月28日)
ナショナル・ギャラリー・オブ・ヴィクトリア(2004年8月26日-11月7日)、
その後、シドニーに巡回交渉中。
主催 国際交流基金、アジアリンク、水戸芸術館現代美術センター、ナショナル・ギャラリー・オブ・ヴィクトリア
後援 オーストラリア大使館(予定)
キュレーター 逢坂恵理子(水戸芸術館現代美術センター)
ジェイソン・スミス(メルボルン・ナショナル・ギャラリー・オブ・ヴィクトリア)
出品作家 日本 束芋、中村哲也、篠田太郎、もとみやかをる、高嶺格、山口晃
オーストラリア フィオナ・ホール、ローズマリー・レイング、デイヴィット・ロゼツキー、リッキー・スワロウ、スーザン・ノリー、サミュエル・ナマンジャー

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