身体の夢2005 展覧会構成

2-1
コルセット
1880年代
© Kyoto Costume Institute
photo by Takashi Hatakeyama

1-2
マウリツィオ・ガランテ
ドレス
1992年春夏
© Kyoto Costume Institute
photo by Taishi Hirokawa

1-3
フセイン・チャラヤン
ボディス
1995年秋冬
© Kyoto Costume Institute
photo by Takashi Hatakeyama

【展覧会構成】
出展品 衣装約70点  京都服飾文化研究財団所蔵
美術作品  約10作家
合計    約110点
展示構成

衣装約70点と約10作家の現代美術作品を「プロローグ」、「自然な身体と20世紀のファッション」の2グループに分類し、展示する。

「プロローグ:成形された身体」
服と身体は常に切り離すことができませんが、特に西欧のファッションにおいて、身体と服は連携しながら、それぞれの時代の美意識を映す造形を作り出してきました。19世紀まで、女性服は身体を支柱にしながら、自由に奔放に造形を繰り広げました。
服の造形には、コルセットやクリノリン、バッスルなどの下着が用いられました。理想的な服のために身体はこれらの様々な器具で変形され、ときに過剰な忍耐さえ強いられたのです。
19世紀のドレス2点と、コルセットやクリノリンなどの下着15点、現代美術作品を展示。

「自然な身体と20世紀以降のファッション」
20世紀になって身体と服の間に新しい関係が生まれました。コルセットから解放された身体は、改めて身体を意識することになります。私たちの身体意識は変わり、服にはそれまで以上の多様な意味と造形の可能性がひろがりました。服、下着、身体はそれぞれの方向へと向かいます。服は未知の表現を模索し、隠されていた下着は表着になり、身体はそれ自体が表現するものとしてファッションの表舞台に立ちました。また、身体が解放されたとき、触覚という皮膚感覚も取り戻されました。皮膚感覚はそれまでになく敏感になったのです。
20世紀後期、テクノロジーの発展によって私たちの欲望は加速度的に拡がり、それは私たちが持つ身体の概念をも変えていきます。身体はさらに新しい位相へ向かうでしょう。身体と服との関係はいま、再び未知の段階へふみこもうとしています。
20世紀から21世紀の服55点と、現代美術作品を展示。

1-4
川久保玲 / コム・デ・ギャルソン
セーター、スカート
1995年秋冬
© Kyoto Costume Institute
photo by Takashi Hatakeyama

1-1
ジャン=ポール・ゴルチエ
ドレス
1987年春夏
© Kyoto Costume Institute
photo by Takashi Hatakeyama

1-5
ジャン=ポール・ゴルチエ
ドレス
1996年春夏
© Kyoto Costume Institute
photo by Takashi Hatakeyama

はじめに / 展覧会概要 / 展覧会構成

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