鼓童極東ロシア公演

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ジャパンファウンデーションは、日本を代表する和太鼓集団「鼓童」を、極東ロシア4都市(ウラジオストク、ヤクーツク、イルクーツク、ユジノサハリンスク)に派遣し、5公演を行ないます。
また、各地で音楽学校等の生徒や現地の音楽家を対象に、ワークショップなどをはじめとする各種交流事業も実施します。

  • *本公演は、「鼓童」結成25周年の節目を記念してスタートする「ワン・アース・キャラバン」(これまで訪れることの少なかったアジア、中南米、アフリカ、東欧などの国にでかけていくツアー)の一環として実施されます。

プロフィール

「鼓童」の写真

太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。「鼓童」とは、人間にとって基本的なリズム、心臓の「鼓動」から音をとった名前ですが、それは大太鼓の響きが母親の胎内で聞いた最初の音、心臓の鼓動につながることからきたものです。そしてそこには、「童」のように何ものにもとらわれることなく、無心に太鼓をたたいていきたいという願いがこめられています。
1981年ベルリンフィルハーモニーホールでのデビュー以来、年の1/3を海外、1/3を国内、1/3を本拠地の佐渡で過ごし、「ワン・アース・ツアー」とよぶ公演活動を中心に、これまでに43カ国2,900回以上の公演を行なっています。

88年から佐渡の市町村と共に毎年開催している国際芸術祭「アース・セレブレーション」は、ニューヨークタイムス紙に日本で最先端のワールドミュージックイベントと評されています。また、「アース・セレブレーション実行委員会」は、94年の「国際交流基金地域交流振興賞」を受賞しています。
97年には財団法人鼓童文化財団を設立。研修所の運営や調査研究、ワークショップの実施等も行なっています。

参加者

プレイヤー:山口幹文、齊藤栄一、辻勝、宮崎正美、水原彰子、中込健太、高野智之、高橋勅雄、桜井佑樹/スタッフ:菅野敦司(制作)、洲崎拓郎(音響)、熊田勝博(照明)

スケジュール

2006年10月31日(火) 太平洋艦隊将校会館(ウラジオストク)
11月4日(土)、5日(日) オイウンスキー名称サハ劇場(ヤクーツク)
11月8日(水) オフロプコワ名称イルクーツク・ドラマ劇場(イルクーツク)
11月12日(日) サハリン国際劇場チェーホフセンター(ユジノサハリンスク)

演奏曲(予定)紹介

はやて
2003年
今海一樹作曲
曲名の「はやて」とは勢いのある風のことで、疾風・早手などと書かれます。大小色とりどりの太鼓が集い交錯し、彼方から吹き寄せる一陣の風となって、これから始る舞台へ力強い生命を吹き込みます。
千里馬
1986年
藤舎呂悦作曲
「千里馬」は日本の伝統的なリズムパターンを組み合わせた現代感溢れる曲で、四人の桶胴・締太鼓奏者と一人の宮太鼓奏者によって演奏されます。「千里馬」とは朝鮮の伝説にある「一日に千里を駆っても疲れない名馬」のことです。桶胴という大陸系の太鼓を休みなく打ち鳴らす様は、まさに大平原を疾駆する悍馬を連想させます。
三宅
2003年
鼓童編曲
「三宅」は、伊豆七島の一つ、三宅島の「神着木遣り太鼓」を元に作られました。低い姿勢のまま、腰だけを移動させて打ち込んでいく独特の打ち方をします。太平洋の荒波に乗り出していく男達の勢いに満ちた太鼓です。
八丈
鼓童編曲
伊豆諸島の八丈島に伝わる八丈太鼓は、独特のバチさばきとリズムの掛け合いにおもしろさがあり、その響きは寄せては返す波のようにも聞こえます。今日の思いを、四季折々に咲く花のようにあるがままに、八丈太鼓のリズムにのせて叩きます。
剣舞
鼓童編曲
「剣舞」は、岩手県北上市和賀町岩崎の郷土芸能「岩崎鬼剣舞」の中の演目で、仏恩を受けた勇者の喜びの踊りとされています。鬼の面をつけ白刃を帯びた踊り手が、地を踏んで四方を鎮め固める「反閇<へんばい>」という所作を繰り返しながら、五穀豊穰〈ごこくほうじょう〉・悪霊退散の祈りを込めて勇躍します。
大太鼓
鼓童編曲
直径三尺八寸、一本の木を刳りぬいて作った大太鼓。表と裏に別れて打ち鳴らされるその激しい音にも関わらず、赤ちゃんがすやすやと眠ってしまうことがあるのは、胎内で聞いていたと言われる母親の心臓の鼓動を思い出しているからなのでしょうか。
屋台囃子
鼓童編曲
毎年12月3日、埼玉県秩父市で行われる夜祭りには、各町から山車(屋台)が繰り出されます。「屋台囃子」は十数トンもの重さの屋台を引っ張る曵き子達の息を合わせ、鼓舞するために屋台の中で演奏されました。私達の演奏は、現地の「屋台囃子」とは地打ちのニュアンスが若干異なり、テンポも速くなっています。
貝殻節
安達元彦・鼓童編曲
西日本の鳥取地方を代表する美しく優雅な民謡ですが、かつてはホタテ漁における船子達の労働歌だったと云われます。胡弓(こきゅう)と篠笛(しのぶえ)によるアレンジでお送りします。

【問い合わせ先】
ジャパンファウンデーション 芸術交流部舞台芸術課 担当:河野 Tel:03-5369-6063

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