茂山千五郎家狂言 米国ワシントン・シカゴ巡回公演

茂山千五郎家狂言 米国ワシントン・シカゴ巡回公演の画像

この春、アメリカは首都ワシントンと大統領ゆかりの地シカゴが、洒脱な笑いに包まれます!

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では、現在、アメリカ・ワシントンDCとシカゴに向けて、日本の誇る各分野の芸術家たちを集中的に派遣し、体系的に日本文化を紹介するプロジェクト JAPAN: Nature and Culture for the Future を展開中です。

数々の展覧会や映画会、講演会に加え、舞台公演としては、京都で400年に亘る伝統を誇る茂山千五郎家による2都市巡回狂言公演を企画しました。 アメリカの特に次世代を担う世代の皆さんに、笑いととともに、自由、平和、公正、創造力、活力、洗練、繊細等、日本社会が守ってきた価値と魅力の一端を感じ取り、日本人の「自然と共生する姿」にちらりと触れていただく機会をお届けします。

ツアー日程: 2010年3月21日 日曜日 から 3月29日 月曜日

シカゴ公演
日時:
2010年3月23日 火曜日、3月24日 水曜日 19時開演
会場:
シカゴ大学国際文化会館ホール
共催:
在シカゴ日本国総領事館シカゴ大学、シカゴ大学東アジア研究所

※3月22日には、協力参加出演予定現地小学生向け稽古ワークショップ、3月24日には現地高校生向け狂言紹介ワークショップを実施します。

ワシントンDC公演

日時:
2010年3月26日 金曜日 19時開演
会場:
スタジオ・シアター
協力:
在米国日本国大使館

※3月26日には、協力参加出演予定現地学生向け稽古ワークショップを実施します。

全米桜祭り開会式における『三番三』(短縮版)特別小公演≫

日時:
2010年3月27日 土曜日 16時から16時15分
会場:
国立建築博物館
共催:
全米桜祭り事務局
協力 :
在米国日本国大使館

※3月27日昼(12時45分から13時15分)、開会式に先立ち、桜祭りファミリー・デイタイム・エキシビションにおいて、一般児童・学生向け狂言紹介ワークショップを実施します。

演目

三番三(さんばそう)

三番三の写真

五穀豊穣を寿ぐおめでたい儀式曲として正月や舞台開きなどの場で演じられる、狂言最高の格式を持つ演目。能『翁』の中の舞で、これは狂言師が踏む決まりになっています。老人の三番三と若い千歳が、笛、大鼓、小鼓に合わせて登場し、大地を踏み鳴らして田畑を耕す型を模した躍動的で勇壮な前半「揉の段」と、福徳円満の象徴である日焼けした農耕老人が鈴を持って舞う飄逸かつ荘重な後半「鈴の段」を披露します。

柿山伏 (かきやまぶし)

柿山伏の写真
撮影:福田 文男

出羽の羽黒山の山伏が、大峰・葛城で修行して帰る途中、お腹がすいて道端の柿の木に登って無断で柿を食べていると、見回りにやってきた畑主がそれを見つけます。畑主は山伏をからかって懲らしめてやろうと、木の蔭に隠れた山伏に気付かないふりをしたまま、わざと「あれは鳥だ」、「猿だ」と言ってみせます。山伏は、自分の正体がばれないように、その度に言われた動物の鳴き声を真似します。そのうち、畑主は「あれは鳶だ。鳶ならば羽を伸ばして鳴くものだ。もしもそうしないのなら正体は人間だ!」と言い出し、それに乗せられた山伏は、とうとう鳶の鳴き真似をしながら木の上から飛びおりてしまい・・・。
狂言は、シンプルな舞台上で、何もかもが「そこに有るつもり」で演じられます。その「つもり」の演技が十分に発揮されている狂言演目のひとつです。

(くさびら)

菌の写真

男の家に大きな菌(くさびら=キノコ)が生えました。キノコは、取っても取っても全然なくなりません。困った男は、キノコがなくなるよう山伏に祈祷を頼みます。山伏が祈祷を始めても、キノコはあちこちから次々に現れ、ホイホイ飛び回って、山伏や男にいたずらをします。必死になって祈り続ける山伏を尻目に菌はどんどんますます増え続け…。
今回のキノコ役は、シカゴとワシントンDC各地の児童・学生の皆さんがワークショップの成果を活かして、務めてくだる予定です。

出演者等

狂言方

茂山 あきら (しげやま あきら)

茂山 あきら

茂山 茂 (しげやま しげる)

 

茂山 童司 (しげやま どうじ)

茂山 茂

茂山 童司

増田 浩紀 (ますだ ひろき)

 

井口 竜也 (いぐち たつや)

増田 浩紀

井口 竜也

囃子方

相原 一彦 (あいはら かずひこ)

森田流笛

 

古田 知英 (ふるた ともひで)

幸流小鼓

相原 一彦

古田 知英

石井 保彦(いしい やすひこ)

石井流大鼓

   

石井 保彦

 

舞台監督

澤井 敦治(さわい のぶはる)

マネージャー

武智 美保(たけち みほ)(有限会社ミホプロジェクト代表取締役、アート・プロデューサー)

お問い合わせ

国際交流基金(ジャパンファウンデーション) 文化事業部 舞台芸術チーム(担当:大内)
Tel. 03-5369-6063 Fax. 03-5369-6038 E-mail

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