日本舞踊レクチャー・デモンストレーション(ロシア、英国)

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国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、西川扇藏(西川流十世宗家)、西川箕乃助、尾上紫の各氏によるレクチャー・デモンストレーションを、ロシアおよび英国の2カ国3都市にて開催します。

日本舞踊は、「舞楽」「能楽」をはじめとする先行芸能の技法を継承し、新たな工夫と洗練を重ねながら様式化した、いわば古代から現代に至る日本の芸能の集大成ともいえる舞台芸術です。 400年近い歴史を経て、いまでは、歌舞伎舞踊、座敷舞の伝統を持つ上方舞や京舞、そして新しい創造を目指す創作舞踊など、さまざまな顔を持っています。

今回のレクチャー・デモンストレーションでは、各国の日本文化専門家による解説を手がかりに、素踊り舞踊より『七福神』、古典舞踊より『浦島』『手習子』を短縮版で紹介します。ことに、衣装もかつらもつけない素踊りは、いわば舞踊のデッサンともいえるものであり、ことばを伴った伴奏音楽を舞踊のことばに翻訳する、つまりことばを表現する舞踊としての日本舞踊の魅力を、存分に伝えることでしょう。

公演日程: 2010年3月2日 火曜日 から 3月6日 土曜日

モスクワ(ロシア)公演 日時: 2010年3月2日 火曜日 15時開演
会場:ストラスノイ劇場
解説:ヴィクトル・マズーリック(モスクワ大学付属アジア・アフリカ諸国大学日本学科助教授)
主催:国際交流基金、在ロシア日本大使館
入場無料

ケンブリッジ(英国)

日時: 2010年3月4日 木曜日 19時開演
会場: 嘉悦ケンブリッジ教育文化センター(ケンブリッジ)
解説: デビッド・ヒューズ(ロンドン大学SOAS教授)
主催:国際交流基金、嘉悦学園
入場無料

ロンドン(英国)

日時: 2010年3月6日 土曜日 15時30分開演
会場: キングスプレイス ホール2
解説: デビッド・ヒューズ(ロンドン大学SOAS教授)
主催:国際交流基金
入場無料

出演者プロフィール

■西川 扇藏(にしかわ せんぞう)

1928年、東京生まれ。1933年、5歳にて初舞台。1935年、母である9代目宗家西川扇藏の夭逝により、弱冠7歳で、300年以上の歴史を有する日本舞踊西川流の10代目宗家を継承、十世西川扇藏を襲名する。その後、一門の支えのもとで西川流の伝統技法の習得に務め、その表現力に磨きをかけた。古典作品の的確な表現に加えて、新作の振り付けやその上演でも実力を示し、その舞台成果は、重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定をはじめ、数々の賞を受賞するなど、高く評価されている。
1976、1977、1979、1980年と4度に渡り文化庁芸術祭賞を受賞。1984年度芸術選奨文部大臣賞受賞。1989年紫綬褒章受章。1990年度日本芸術院賞受賞。1999年重要無形文化財保持者(人間国宝)認定。2009年旭日小綬章受章。日本舞踊界を牽引するひとりとして、財団法人日本舞踊振興財団理事長、(社)日本舞踊協会常任理事を務める。

■西川 箕乃助(にしかわ みのすけ)

1960年、十世宗家西川扇藏の長男として東京に生れる。3歳にて初舞台。1984年、早稲田大学第一文学部演劇科卒業。1987年から2年間イギリスへ留学、ロンドン大学で西洋史、西洋文学を、ラバンセンターでモダンダンス、バレエ、舞踊理論を学ぶ。2004年松尾芸能賞新人賞受賞。2005年度花柳壽應賞新人賞受賞。2009年には、流派の枠を超えて、日本舞踊の次代を担う5人の舞踊家による「五耀会(ごようかい)」を結成するなど、日本舞踊界の活性化に取り組む。日本大学芸術学部および日本体育大学にて講師。

■尾上 紫(おのえ ゆかり)

日本舞踊尾上流家元である尾上菊之丞の長女。尾上菊之丞、六世藤間勘十郎に師事。3才にて初舞台。以降、尾上流の会や歌舞伎公演に出演。1991年、尾上紫の名を許される。1999年、日本舞踊協会主催による各流派合同の新春舞踊大会にて、大会賞および会長賞を受賞。2000年より女優活動を開始し、テレビ、映画、舞台など、幅広い分野で活躍。2008年、舞踊批評家協会新人賞を受賞。

■ お問い合わせ

国際交流基金(ジャパンファウンデーション) 文化事業部 舞台芸術チーム(担当:河野)
Tel. 03-5369-6063 Fax. 03-5369-6038

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