メキシコ・中米歌舞伎舞踊公演 「歌舞伎―400年の伝統との出会い」

メキシコ・中米歌舞伎舞踊公演「歌舞伎―400年の伝統との出会い」

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では、この10月、「日本メキシコ交流400周年」事業の一環として、メキシコ2都市(メキシコシティ、モンテレイ)で歌舞伎舞踊公演「歌舞伎―400年の伝統との出会い」を実施します。あわせて、エルサルバドル、ホンジュラスの2カ国に巡回します。
1609年9月、現在の千葉県御宿沖で遭難したスペイン領メキシコの人々の乗った船を、村人たちが救助してから400年になります。この節目の年を記念し、日本・メキシコ両政府は2009から10年を「日本メキシコ交流400年―新たなパートナーシップの時代に向けて」と位置づけ、日本・メキシコ両国の様々な分野で交流を行なっています。

今回の公演は、海外での公演経験が豊富な歌舞伎俳優の中村京蔵さん中村又之助さんに加え、最近力をつけていると定評のある若手俳優の市川喜之助さんが加わります。公演では、歌舞伎の歴史についてわかり易く解説するほか、長唄・三味線・鳴物など歌舞伎につけられる音楽の意味、衣裳の着付け、化粧の仕方など、普段見ることのできない歌舞伎の「舞台裏」を、詳細に楽しく紹介します。舞踊公演は、女形舞踊の代表的作品で観る者を飽きさせない「鷺娘」と、獅子の動きが印象的な「石橋」。歌舞伎に初めて接する方はもちろん、何度も観たことのある方も、歌舞伎の魅力を改めて実感していただける内容となっています。秋の一夜、メキシコ、エルサルバドル、ホンジュラスの皆さんを、400年の歴史を持つ歌舞伎の世界に誘います。

日程

モンテレイ公演 日時: 2010年10月8日 金曜日 20時から
会場: モンテレイ市立劇場
共催: 在メキシコ日本国大使館、サンタルシア・フェスティバル、モンテレイ市立劇場
メキシコシティ公演 日時: 2010年10月12日 火曜日 20時から
        2010年10月13日 水曜日 20時30分から(2回公演)
会場: メキシコ市立劇場「エスペランサ・イリス」
共催: 在メキシコ日本国大使館、メキシコ市、メキシコ市立劇場
サンサルバドル公演 日時: 2010年10月16日 土曜日 18時30分から
会場: サンサルバドル国立劇場 大ホール
共催: 在エルサルバドル日本国大使館、エルサルバドル文化庁
協賛: TCSテレビ局
サンタアナ公演 日時: 2010年10月18日 月曜日 18時30分から
会場: サンタアナ国立劇場 大ホール
共催: 在エルサルバドル日本国大使館、エルサルバドル文化庁
協賛: TCSテレビ局
テグシガルパ公演 日時: 2010年10月21日 木曜日 18時から
会場: マヌエル・ボニージャ国立劇場
共催: 在ホンジュラス日本国大使館、マヌエル・ボニージャ国立劇場
協賛: ホンジュラス文化・芸術・スポーツ省、ホンジュラス帰国留学生の会

出演者プロフィール

中村京蔵(なかむら きょうぞう)

中村京蔵

女形の歌舞伎役者。屋号は京屋。定紋は京屋結び。東京都出身。伝統歌舞伎保存会会員。1979年、法政大学文学部日本文学科を卒業し、歌舞伎の世界へ。その翌年の1980年には国立劇場歌舞伎養成所の研修生となる。1982年の研修終了後、9月には、四代目中村雀右衛門門下となり、中村京蔵を名乗る。1994年、歌舞伎座にて名題昇進。1999年5月歌舞伎座賞。2002年3月と2008年7月に国立劇場奨励賞。2007年第十三回日本俳優協会賞、「中村京蔵舞踊の夕べ-海人二題」の成果により芸術祭賞新人賞(舞踊部門)受賞。現在、国立劇場歌舞伎養成所講師・千葉大学教育学部非常勤講師。

中村又之助(なかむら またのすけ)

中村又之助

立役の歌舞伎役者。屋号は播磨屋。1963年生まれ。1986年3月国立劇場第八期歌舞伎俳優研修修了。同年4月本名で国立劇場『義経千本桜』大物浦の郎党で初舞台。1987年1月中村又五郎に入門し中村又之助を名のる。1999年6月歌舞伎座『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』の町人で名題昇進。1993年第12回眞山青果賞敢闘賞。1993年12月、1994年12月、1995年1月、1997年1月、1998年3月国立劇場特別賞。2004年第十回日本俳優協会賞奨励賞。

市川喜之助(いちかわ きのすけ)

市川喜之助

立ち役の歌舞伎役者。市川猿之助一門。1973年生まれ。1995年4月、新橋演舞場『ヤマトタケル』熊襲の民衆の男ほかで歌舞伎の初舞台。1998年、7月市川右近に入門。1999年2月市川喜之助を名乗る。

出演者

  • 芳村伊千四郎(よしむら いちしろう): 長唄
  • 牧小一朗(まき こいちろう): 長唄
  • 杵屋寿典(きねや としのり): 長唄 ※メキシコ公演のみ
  • 今藤佐敏郎(いまふじ さとしろう): 三味線
  • 杵屋栄七郎(きねや えいしちろう): 三味線 ※メキシコ公演のみ
  • 杵屋勝進良(きねや かつしんら): 三味線
  • 田中佐吉郎(たなか さきちろう): 鳴物(笛)
  • 望月忠行(もちづき ただゆき): 鳴物(鼓)
  • 古寺正憲(こでら まさのり): 鳴物(鼓)
  • 増田桂一(ますだ けいいち): 鳴物(鼓)

スタッフ

  • 井口祐弘(いぐち ゆうこう): 舞台監督
  • 薮田直樹(やぶた なおき): 大道具
  • 坂元重光(さかもと しげみつ): 大道具 ※メキシコ公演のみ
  • 宇田川雄一(うだがわ ゆういち): 床山
  • 武村将平(たけむら しょうへい): 衣裳
  • 中野正夫(なかの まさお): 制作

製作

  • 松竹株式会社

お問い合わせ

国際交流基金(ジャパンファウンデーション) 文化事業部舞台芸術チーム
担当: 武田(たけだ) E-mail
Tel. 03-5369-6063 Fax. 03-5369-6038

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