‹日本⇔トルコ:わたりゆく音› Sound Migration

‹日本⇔トルコ:わたりゆく音›

「日本・トルコ共同制作現代音楽公演―Sound Migration」の公演写真

この公演は、「日本・トルコ共同制作現代音楽公演―Sound Migration」と題して、日本とトルコのアーティストが2010年9月にトルコで共同創作し、10月にトルコ、エジプト、ハンガリーで上演したものです。

調和と異質こそが新しい音楽を生み出す力である―それがこの共同創作のテーマです。地の底から湧き立つようなストロングな声と強烈な個性を放つカザフ系トルコ人の即興ボーカリスト、サーデト・テュルキョズ。パンクロックから演劇までを縦断する異才のボーカリスト、国広和毅。2人が全体をダイナミックに突き動かし、トルコ人ギタリスト、シェヴケト・アクンジュのミニマルで緻密な即興と、コントラバス奏者・河崎純の身体から抉り出すような魂の即興が空間を創出し、美加理がすっくと屹立する身体をもってその空間に生命を吹き込む―このコンサートは、共同創作の過程で生まれた調和の中に、5人の異質性を意図的に残した、劇烈な音の交換と移動の軌跡です。

※以下のサイトで公演の映像をご覧になれます。
♦ http://www.parc-jc.org/j/2010/sm/

※「WEBダカーポ」で、公演紹介レポートをお読みいただけます。

参考情報:Sound Migrationチラシ【PDF:704KB】

公演日程: 2011年2月12日 土曜日 / 2月14日 月曜日

日程 東京公演:2011年2月12日 土曜日 午後7時30分
横浜公演:2011年2月14日 月曜日 午後7時30分
※開場は30分前。
会場

‹東京公演›
青山・スパイラルホール(スパイラル3F) アクセス
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」 B1出口前もしくはB3出口より渋谷方向へ1分。

‹横浜公演›
神奈川県民ホール・小ホール アクセス
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町3-1
みなとみらい線日本大通駅より徒歩約6分、JR根岸線・市営地下鉄関内駅より徒歩約15分。

入場料 前売り・予約=2,500円
当日=3,000円
(全席自由)
チケット取り扱い

‹東京公演›
http://www.parc-jc.org
http://store.spiral.co.jp/
‹横浜公演›
チケットかながわ
045-662-8866(10時から18時)

企画・プロデュース 国際交流基金(ジャパン・ファウンデーション)
主催 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 (TPAM in Yokohama) 2011 実行委員会
協力 株式会社ワコールアートセンター
チケット
お問い合わせ
【東京・横浜とも電話予約・お問い合せ】
PARC(国際舞台芸術交流センター)
Tel.03-5724-4660 E-mail.sm@parc-jc.org

出演者プロフィール

国広和毅(構成・ボーカル・パーカッション)

国広和毅

作曲家、ボーカリスト、ギタリスト。ジャンルを超えた豊かな音楽性と存在感ある舞台姿で異彩を放つ。2つのバンドを率い、ミクスチャーバンド<ダた> では、イメージの飛翔する自らの詩を歌い上げ、パンクバンド ‹Aujourd’hui il fait beau›では、自作のオブジェを使ったユニークな演奏で知られる今井次郎、本公演のメンバーであるコントラバス・河崎純とのトリオで、自由かつ過激な世界を展開する。
一方、演劇、ダンスなど舞台作品の作曲と演奏で活躍。パフォーマンス集団「時々自動」の一連の作品のほか、話題作に、イラン・インド・ウズベキスタン・日本共同制作「演じる女たち―ギリシャ悲劇からの断章」(2007年、国際交流基金)、串田和美演出のコクーン歌舞伎「佐倉義民傳」(2010年)、田中麻衣子構成・演出「罪と罰」(2010年、まつもと市民芸術館)など。 海外公演にロシア、リトアニア、ウズベキスタン、グルジアなど。

サーデト・テュルキョズ(ボーカル)

公式Webサイト

サーデト・テュルキョズ

即興ボーカリスト。地の底から湧き立つようなストロングな声と、中央アジアの語り物の伝統とフリージャズの融合した独特のスタイルで、圧倒的な存在感を示す。
東トルキスタン(ウイグル自治区)から政治難民としてイスタンブールに辿り着いたカザフ系の両親の下に生まれ、幼い頃に同地のカザフ・コミュニティーの長老たちから学んだ中央アジアの語り物と、日常聞こえてくるコーランの響きと自由な節回しが、後のスタイルの原点となる。20歳でスイスのチューリッヒに移り住み、フリージャズや即興音楽に出会い、それが自身の音楽的ルーツに塗り重なって、今の独特のスタイルに至る。現在、チューリッヒを拠点に、世界各地の即興ミュージシャンと刺激的なコラボを展開する。代表的な共演者に、Elliot Sharp (ギター/サックス, 米国)、 Fred Frith (マルチ/米国)、Nils Wogram (トロンボーン/独)、Koch-Schuetz-Studer Trio (スイス)など。日本の音楽家では、琴の八木美知依、ボイス・パフォーマンスの巻上公一など。

河崎純(コントラバス)

公式Webサイト

河崎純 Jun Kawasaki

コントラバス奏者、作曲家。コントラバスを齋藤徹、吉澤元治に師事。体全体から搾り出す魂の即興で、独自の世界観を産み出す。マンスリーソロライブ「震える石」を続けるほか、国広和毅率いる‹ダた› と ‹Aujourd’ hui il fait beau›、即興音楽集団 ‹Exias-J› などでも活躍。
演劇、ダンスとのコラボレーション多数。特に言葉に強い関心を抱き、詩人の原牧生とセミナー・シリーズ「詩の通路」、即興と作曲、言葉と音の構成を考えるワークショップ「いまからここで」などを主宰している。ポーランド、アメリカ、スコットランド、ロシア、フランス、スイス、ウクライナ、リトアニアなど、海外公演多数。Youtubeに演奏映像多数。

シェヴケト・アクンジュ(ギター)

公式Webサイト

シェヴケト・アクンジュの写真

即興ギタリスト、作曲家。バークリー音楽院を卒業した後、自身のアルバム制作ほか、ジャズ、前衛音楽、パンク、トルコ伝統音楽など、様々なプロジェクトに参加。2005年以来、ソロ活動とともに、イスタンブール拠点の即興グループ‹Islak Köpek (濡れ犬)›にも参加。繊細かつミニマルなスタイルでトルコの即興音楽シーンをリードし、また、 Lê Quan Ninh (パーカッショ、フランス)、 Eugene Chadbourne (ギター・バンジョー/米国)、Sussan Deyhim (ボーカル/イラン・米国)、 Luc Ex (ギター/オランダ)など、内外の多くの即興音楽家たちとの共演を活発に展開。

美加理(ムーブメント)

美加理

故・寺山修司作・演出の「青ひげ公の城」で舞台デビューし、小劇場で活躍した後、演出家・宮城聡とともにク・ナウカの設立に参加。ク・ナウカは、主要な登場人物を、語る俳優と動く俳優の2人で演じるというユニークなスタイルと、場を変容させる空間の使い方で独特の美学を確立し、美加理は「メディア」、「天守物語」、「マハーバーラタ」、「オセロ」、「トリスタンとイゾルデ」など全作品で主演、海外ツァー多数。客演にSCOT「エレクトラ」、「サド公爵夫人」など。その極度に集中した演技と強い身体表現は高い評価が集める。
2007年にク・ナウカが休止を決めたのに伴い、本格的にソロ活動を開始。音楽家・種田郷とのダンス・パフォーマンス「生のものと火を通したもの/ 闇の碧」、舞踏の笠井叡との「歌行灯」、インドの劇団Roots & Wingsとの「エレファント・プロジェクト」などがある。
※ク・ナウカのホームページは http://www.kunauka.or.jp/
※「オセロ」は http://web.mit.edu/shakespeare/asia/collections/catalogue2.htmlで試聴可能。

音響=仙浪昌弥
照明=桑原創一郎
舞台監督=白澤吉利

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション) 文化事業部 舞台芸術チーム
担当: 畠 由紀
Tel. 03-5369-6063 Fax. 03-5369-6038

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