JENESYS Programme 東アジア次世代リーダープログラム 日本人参加者募集(2011年)

1.事業概要

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では、「21世紀東アジア青少年大交流計画 Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths (JENESYS) Programmeの一環にて、東アジア次世代リーダープログラムを実施しています。
これは、東アジアコミュニティ(ASEAN10カ国、日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの計16カ国)の異なる国・地域の若者が一堂に会し、寝食を共にしながら言語、宗教、文化的背景などの差異を越えて、地域に共通の課題について話し合い、思索する研修・交流を通じて、その成果をそれぞれの母国の発展、更には東アジアコミュニティの連帯感の醸成のために活用してもらうことを目的としています。
それぞれの国・地域で次代を担うリーダーとしての活躍が期待される参加者に日本の社会・文化等を理解する機会を提供するとともに、参加者同士の対話や経験の共有を通じた相互理解と連帯の深化、若い世代の緊密なネットワークや共通のアイデンティティーが形成されることを期待しています。

2011年6月には、「食料問題:21世紀型農業の在り方」をテーマに実施しますので、海外15カ国から来日する若手知識人とともに議論を深めてくださる日本人参加者を以下の通り募集します。

2.テーマ

3.実施内容(予定)

実施期間: 2011年6月9日 木曜日 から 6月20日 月曜日 12日間
実施場所: 東京都、北海道(中標津町、別海町、訓子府町等)
参加者: ASEAN 10カ国(インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス)、韓国、中国、インド、オーストラリア、NZ、日本から各国1~2名
計27名程度を予定

【企画趣旨】

FTAEPATPP等の国際化と貿易自由化の流れの中で、21世紀型農業の在り方がいま問われている。こうした背景から、本プログラムでは食料・農業問題を取り上げ、東アジア経済域内で本題に関心をもつ関係者を対象に交流プログラムを実施する。

20世紀の諸近代化政策による農水産物の大量生産・広域流通・大量消費システム化の産物として、現代の食事情は効率的かつ安定的に多様な農作物が安価に得られるまで大幅改善した。食料・農水産業を取り巻く経済界は発展し、生産者・消費者共により豊かな生活を営めるようになった。他方で、環境や健康に配慮した少量多品種生産・地産地消(フードマイレージの短縮)を前提とした有機農法や循環型農業など、多種多様な営農形態や農法も試みられている。より安全で美味しく、栄養価の高い高付加価値の農産物がひとつの市場(ロハス市場)にもなっている。こうした多様な農業や需要がある中で、グローバリゼーション時代を生きる我々にとって、経済的に成立し、自然環境に配慮しつつ、社会的に受け入れられる農業にはどのようなものがあるであろうか?

本プログラムでは、食料・農業問題に関心をもつ関係者を東アジア各国から招へいし、現代の日本を含む東アジア地域における食料・農業を取り巻く状況や今後の方向性を学習・共有し、その典型例として農業を基幹産業とする北海道において酪農と畑作を中心に、関連行政、団体、生産者等との視察や交流を設定する。21世紀型農業の可能性について、その多面的な価値や機能を経済、社会・文化、環境等の側面から検証し、この時代ならではの「めざすべき農業の在り方」を議論する。同じ地域で暮らす仲間全体の幸せや豊かさを包括的に達成することを目指す社会において、無理なく持続するための農業の理想的な在り方を共に模索することで、参加者同士の連帯感・友好関係を促進することを狙う。

【参加対象者】

以下の分野において「食料・農業・農村問題や政策」に関心があり、将来の活躍が嘱望される者

  • 行政:中央・地方政府関係者、国際機関関係者
  • NGONPONGONPO職員、コミュニティリーダー
  • 教育・研究:学校教育関係者、大学関係者、研究者
  • メディア:若手ジャーナリスト
  • 芸術:芸術、演劇、音楽、文学等を通して携わる者
  • 企業:事業として取り扱う者、CSR等を通して携わる者
  • 農業従事者:生産者、農業関連団体関係者

※更に、東アジア地域の同活動に関心があると望ましい。

【応募資格】

以下の要件全てを満たす者

  • 2011年6月9日現在で35歳以下であり、 上述の【参加対象者】に示した分野で活動しており、今後も引き続き活動を行なう意志のある者
  • 日本国籍を有する者
  • 心身ともに健康であること(重篤な慢性疾患及び心身疾患を伴う者、妊娠中の者等については、旅行傷害保険が不適用であることと行程が過密であること等に鑑み、参加を認めないこととします)。
  • 英語で本テーマについて自分の職業・学業上の経験・意見を十分に発表し、討議する能力がある者。具体的には、英語で行われるレクチャーや施設訪問時の説明等が理解でき、他の参加者と意見交換が可能であること。また課題として提出が義務付けられている提出物を英語にて作成できること。
  • プログラム全行程参加できること。具体的には6月9日の歓迎夕食会から6月19日夜の歓送夕食会までを指します。
  • 本事業趣旨を理解し、規律ある団体行動をとれること。
  • 国際交流に関心があり、積極的に行動できること。

【参加者の義務】

以下の提出物を国際交流基金が指定する締切日までに提出して頂きます。

事前提出物
下記を指定の期日までに電子メールにて基金本部担当者へ提出していただきます。なお、期日と課題の内容については変更の可能性があります。最終的な期日と課題の詳細については、合格後通知する内容に従って頂きます。

  • 「事前報告書」(本テーマにおける自分の経歴及び自国の社会状況などに関する発表原稿。プログラムの冒頭に各人10分程度で発表を予定しています。)
    分量: Power Point又はWordで作成、英文。口頭説明10分程度。
    締切日:2011年5月15日締切り予定

 事後提出物

  • 「事後報告書」
    プログラム終了後、プログラム参加後の振り返りと各自・各国の取組みへの活用点について、800~1600語の報告書を1ヶ月以内に提出して頂きます。具体的な期日や内容についてはプログラムの最終日に与えられる指示に従って頂きます。
  • アンケート調査票
    今後のより良いプログラム策定のためのアンケートに答えていただきます。
【プログラム日程(案)】
日時 プログラム 宿泊
6月9日(土) 来日:各国から成田/羽田空港へ
歓迎夕食会
東京
6月10日(金) オリエンテーション:プログラム・国際交流基金・日本・スケジュールについて
講義:農林水産省 農業政策と国際競争力戦略について
表敬:外務省
東京
6月11日(土) 基調講演:東京農工大学 朝岡先生
参加者プレゼンテーション:各国事情共有
移動:東京から北海道へ
北海道
6月12日(日) 道東周遊
視察:乳業メーカー訪問
北海道
6月13日(月) 講義:北海道 根室地域における農業概況講義
ブリーフィング:農協の役割と別海地域の農業について
視察:大規模型酪農研修牧場
北海道
6月14日(火) 視察:三友牧場
中間ワークショップ
北海道
6月15日(水) 交流:マイペース酪農交流会
体験:ファームステイ
北海道
6月16日(木) 体験:ファームステイ・搾乳作業
体験:農家チーズを作る会 チーズ作り
ブリーフィング:漁業協同組合 漁業概要と植林活動について
北海道
6月17日(金) 表敬:訓子府町
視察:畑作生産者
北海道
6月18日(土) ワークショップ
送別交流会
移動:北海道から東京へ
東京

6月19日(日)

体験:東京文化体験
包括プレゼンテーション
歓送夕食会
東京

6月20日(月)

離日:成田/羽田から各国へ  

4.募集人数

2名程度

5.参加者の待遇

  • プログラム期間中の移動・宿泊代・旅行傷害保険料は国際交流基金が負担します。
  • 手配されていない食事については食事代を支給します。
  • 東京集合・解散にあたっての交通費は、国際交流基金規定により以下の通り支給します。
    国内在住者:東京より100キロ以上遠隔地に居住の場合は、最寄り駅-東京駅/羽田空港間の往復交通費。
    海外在住者:成田空港-東京駅間の往復交通費(日本までの旅費は自己負担です) 。

6.応募手続き

応募用紙(当基金指定用紙、下記からダウンロード)を、電子メールまたはFax(03-5369-6036)にて、2011年3月25日 金曜日 正午 必着にて提出下さい。
電子メールでの提出先⇒ 養父・志和宛E-mail

【応募用紙】
以下のファイル(エクセルもしくはPDFファイルのどちらか)をダウンロードしてご使用ください。
1. 応募書類1
 Participants' Data Sheet/パーティシパンツ・データ・シート 【Excel:124KB】
 Participants' Data Sheet/パーティシパンツ・データ・シート【PDF:17KB】
2. 応募書類2
 Self-Assessment of Health/健康状態セルフチェックシート) 【PDF:72KB】
3. 応募書類3
 Participants' Data Sheet/パーティシパンツ・データ・シート(日本語) 【Excel:120KB】
 Participants' Data Sheet/パーティシパンツ・データ・シート(日本語) 【PDF:17KB】

7.選考方法

書類選考のみ。但し、応募者多数の場合等は書類選考後、面談を実施する場合もあります。その際の交通費は自己負担となります。

8.選考結果

結果は、2011年4月18日 月曜日 までに、郵送または電子メールでお知らせします。

9.本件に関する照会・連絡先

国際交流基金 文化事業部 生活文化チーム JENESYS担当
Tel : +81-3-5369-6060  Fax : +81-3-5369-6036
担当: 養父(ヨウフ)・志和(シワ)E-mail

JENESYS Programme

※本事業は、2007年1月に開催された第2回東アジア首脳会議(EAS)において、安倍総理(当時)が提唱した「21世紀東アジア青少年大交流計画 Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths (JENESYS) Programme」の一環として開催される事業です。

ページトップへ戻る