極東ロシア公演 津軽三味線と日本の民謡―名人たちの世界

極東ロシア公演
津軽三味線と日本の民謡―名人たちの世界

澤田勝秋氏を始めとする津軽三味線の名手4人と、民謡太鼓・唄の木津茂理氏のコンサートを、ユジノサハリンスク、ハバロフスク、ナホトカ、ウラジオストクで開催します。

打楽器的な奏法を駆使した、技巧的で華麗な演奏が人気を集める津軽三味線は、元来、唄に対して即興で応えていく「唄づけ」と呼ばれる高度な技が特徴です。その唄づけの伝統を守る数少ない奏者である澤田勝秋氏とその社中、そして、圧倒的な歌唱力で民謡を超えた音楽ファンを魅了する木津茂理氏が、華やか、かつ味わい深い舞台を展開します。セミナーでは、音楽学生との合同演奏も試みる予定です。

公演日程

ユジノサハリンスク

公演:3月2日水曜日 午後7時|オクチャブリ
セミナー:3月3日木曜日 午後2時|中央児童音楽学校

ハバロフスク

公演:3月4日金曜日 午後7時|極東フィルハーモニー
セミナー:3月5日土曜日 午後4時|ハバロフスク地方芸術学校

ナホトカ

公演:3月7日月曜日 午後5時|青年の家劇場

ウラジオストク

セミナー:3月8日火曜日 午後4時|極東国立芸術アカデミー
公演:3月9日水曜日 午後6時|極東国立芸術アカデミー

出演者プロフィール

澤田勝秋(さわだ・かつあき)

澤田勝秋氏の写真

津軽三味線・民謡の大御所。青森県生まれ。6歳より津軽の手踊り、15歳より津軽三味線を習い、19歳で上京し、民謡酒場で研鑽を積む。津軽民謡の本筋である「唄づけ」(唄に対して即興で応えていく、津軽三味線本来の高度な技術)をできる数少ない演奏家として高い評価を受けている。CDは、1970年にテイチクレコードより初アルバムがリリースされて以降、数え切れない。
また2002年に、木津茂理とのユニット「つるとかめ」を結成。2人の圧倒的な演奏力と歌唱力は、民謡ファンを超え、細野晴臣や坂田明など洋楽系のアーティストや評論家からも熱い支持を集めている。2004年アテネ・オリンピックのシンクロナイズド・スイミングの音楽「阿波おどり」は、2人の演奏。つるとかめのCDは「つるとかめ」(2002年)、「あいのかぜ(北の国)」(2003年)、「しゃっきとせ」(2007年)。「しゃっきとせ」には、細野晴臣、浜口茂外也(パーカッション)などが応援で参加している。つるとかめは2008年に国際交流基金主催で中央アジアを巡回、各地で大きな成功を収めた。
つるとかめのホームページはhttp://tsurukamesite.jugem.jp/?cid=5
昨年、その永年の功績を讃えて、日本郷土民謡協会より最高の章である民謡栄誉章が授与された。現在、全国組織・澤田会を率い、自身の演奏活動のみならず、若手の育成にも力を注ぐ。

木津茂理(きつ・しげり)

木津茂理氏の写真

民謡尺八奏者の父より民謡(唄)を、三味線界の大御所・本條秀太郎に三味線を、山田鶴喜美に鳴り物(太鼓)を師事。幼少より、テレビやラジオの民謡番組、舞台に出演。
1997年、ウズベキスタンで開かれた「第1回世界民族音楽祭」に日本代表として参加し、審査員特別賞受賞。津軽三味線の澤田勝秋とユニット・つるとかめを組んだり、「愛・地球博」(2005年)で世界最大規模の壁面緑化展示として話題を呼んだショー「バイオラングシンフォニー~環~」のテーマソングを唄ったり、「題名のない音楽会」でこぶしジャズを披露したり、細野晴臣、宇崎竜童、坂田明、渡辺香津美などの洋楽系ミュージシャンと共演を重ねるなど、高い実力と優れた音楽性で、ジャンルを超えた活動を展開している。
海外公演は、2002年に米国(ロサンゼルスの米国日系人協会招聘)、2003年にインドネシア・シンガポール(国際交流基金主催)、2004年にニューヨーク、2008年にジャズの坂田明と共にイタリア・ドイツ、2010年に上海万博(国際交流基金派遣)、およびつるとかめとして中央アジア(上記)など。
ホームページはhttp://www.shigeri.jp/index.htm

澤瀉秋子(おもだか・あきこ)

澤瀉秋子氏の写真

2歳で民謡の柴田隆章率いる隆章会に入門し、唄を柴田氏に、民謡太鼓を母の多田隆章次に師事。5歳で細三味線、6歳で津軽三味線を始め、13歳より澤田勝秋に師事。
3歳の時、日本郷土民謡協会少年少女大会で特別賞、11歳と13歳で同大会優勝、15歳で同協会青少年大会優勝、16歳で同協会民謡民舞春季大会総合優勝ほか、数々の全国大会で輝かしい成績を残す。
高校2年でビクターレコード専属となり、「若い民謡/澤だか秋子」発売。この年、民謡公演の一員としてブラジルで演奏。最近、「若い民謡 2nd/澤瀉秋子」が発売となった。

澤田勝司(さわだ・かつじ)

澤田勝司氏の写真

幼い頃より民謡を始め、10歳でコロンビア少年民謡隊に入り、各地を廻る。14歳で変声期を迎え、三味線に転向。21歳で澤田勝秋に入門。以後、「日本の祭り」(フジテレビ)、「素人民謡名人戦」(フジテレビ)、「NHK歌謡ホール」(NHK)など、多くの民謡番組に出演。
民謡公演の一員としてベルギー、フランス、台湾、スペインで演奏。現在、演歌の長山洋子公演ほか多くの舞台で、実力派として活躍中。

澤田勝春(さわだ・かつはる)

澤田勝春氏の写真

中学1年で三味線を始め、16歳で澤田勝秋に入門。20歳でNHK邦楽オーディション合格。25歳で青森県津軽三味線全国大会(金木大会)で優勝。以後、長山洋子、細川たかし、コロッケ米国公演などの演奏で高い評価を得る。華やかな曲弾きを得意とする。
海外公演に、2010年にベトナム・バングラデシュ・インド・マレーシア(国際交流基金主催)ほか。

音響=仙浪昌弥

舞台監督=白澤吉利

制作=畠由紀

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション) 文化事業部 舞台芸術チーム
担当:前田(まえだ)
Tel. 03-5369-6063 Fax. 03-5369-6038
E-mail

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